レアアース対策1100億円 官民で中国頼みの状況改善

2011-02-25 17:23:11 | 日記

 経済産業省は25日、レアアース(希土類)などの使用量を減らす民間企業110社の160事業に、計331億円を補助すると発表した。企業側の設備投資額と合わせると、総額1100億円規模の対策となる。経産省はレアアースの年3万トンの国内使用量の大半を中国に依存している状況を改善し、数年後には中国からの輸入量を3割減らしたい考えだ。
 レアアースは、レアメタル(希少金属)のうち、「希土類」と呼ばれる17種類の元素の総称。日本企業のハイテク製品には欠かせない。経産省は昨年11月に成立した今年度の補正予算に、レアメタル関連技術開発の補助事業として420億円を計上した。今回はそのうちの331億円で、民間設備投資の2分の1~3分の1を補助する。残る89億円分は5月をめどに交付先を決める。
 今回の主な補助事業では、東芝がパソコンなどのハードディスク製造工程で研磨剤として使うセリウムの代替剤を開発。パナソニックはエアコン用ネオジム磁石の回収・リサイクル設備を導入する。日産自動車はレアアースを使わない自動車部品開発のための実験設備に投資する。
 日本は現在、レアアースの輸入量の9割を中国に頼っている。昨秋、日中関係の悪化を背景に起きた中国側のレアアース輸出停止を受けて、中国依存の解消が緊急課題になった。政府は、使用量を減らす技術の開発促進で輸入量を抑える一方、ベトナムやカザフスタン、米国、豪州など調達先の多角化も急いでいる。


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「“競馬の神様”藤森神社の旧社務所が全焼」:イザ!

2011-02-25 01:23:10 | 日記

16日午前11時15分ごろ、京都市伏見区深草鳥居崎町の藤森神社境内にある旧社務所から出火し、木造平屋建て約60平方メートルを全焼。
建物内から女性の遺体が発見された。
伏見署などによると、神社の清掃職員の70代の女性と連絡がとれなくなっているという。
同署は遺体の身元確認を急ぐとともに、出火原因を調べている。


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