力士の地元、落胆と怒りの声…大相撲八百長疑惑

2011-02-05 10:23:04 | 日記

 大相撲の八百長疑惑で、外部有識者らでつくる特別調査委員会(座長=伊藤滋・相撲協会外部理事)は4日も、力士らの事情聴取を続け、全容解明を急ぐ。
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 八百長の疑いが濃厚になる中、勝敗の貸し借りや金銭の授受をうかがわせるメールの送受信が確認された力士の地元関係者からは、戸惑いと怒りの声があがった。開催の是非が取りざたされる春場所を間近に控える大阪でも不安が広がり、波紋は大きくなる一方だ。
 日本相撲協会に対して八百長を認めた元幕内春日錦(現・竹縄親方)(35)の出身地、千葉県いすみ市。「春日錦を励ます会」のメンバーで、同市体育協会長の米本利雄さん(78)は「中学卒業以来、目を掛けてきた。プロ力士が情けないことをして本当にがっかりだ」と肩を落とした。
 春日錦は相撲甚句の名人で、CDに曲を吹き込んでいたという。米本さんは「盆踊りで披露してくれたが、美声で節回しも良かった。もう聞けなくなるだろう」と悔しそうに語った。
 名古屋市中村区出身の清瀬海(26)の中学生時代、愛知県選抜チームの監督として大会に引率した愛知県相撲連盟の松永裕和副理事長(58)は「当時はとても一生懸命けいこに励んでいた。小さい頃から、『力士になって頑張る』と言っていた。相撲の普及に携わる側としても、イメージも悪くなるし、大変な痛手だ」と話した。
 千代白鵬(27)の出身地、熊本県山鹿市の中嶋憲正市長も「不祥事で市民、ファンを失望させ、残念の一語に尽きる」と厳しい表情を見せた。
(2011年2月4日14時35分
読売新聞)


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