中東
【カイロ=工藤武人】エジプトのムバラク大統領が1日夜、次期大統領選への不出馬を表明したのを受け、反体制デモの拠点であるタハリール広場には怒りと失望が充満した。
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1日午後11時頃、広場に面したビルに設置された大きなスクリーンに大統領のテレビ演説が映し出されると、1000人以上のデモ参加者の多くが駆け寄り、くぎ付けになった。
演説後、デモ隊は拳を突き上げながら、「大統領を倒せ」、「ウソつき」などと声を合わせて叫んだ。市内に住む薬剤師ムハンマド・アブドラさん(30)は「大統領は時間を稼ぎたいだけ。我々はだまされない」と9月まで政権の座にとどまる意向を表明した大統領を非難した。20代の会社員女性は「ムバラクに期待するのは、すぐに大統領を辞めることだけ」と話し、失望感をあらわにした。
(2011年2月2日10時42分
読売新聞)
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