10年連続大学選手権決勝進出の関東学院と82-84年の平尾や大八木を擁する同志社以来の3連覇を狙う早稲田の頂上決戦、とうとう明日になりました。
今年はトータルで若干早稲田がよさそうな感じ。いい球がBKに回るようになると曽我部の長いパスが生きるようになるので、外でキープも勝負もできる五郎丸、首藤あたりにいいようにやられそうだ。
そうならないためにも、関東は接点でのファイトをどこまでしかけられるか。単純に集散の勝負をしたら致命的なので、ラックはシツコクやりたい。その後の曽我部へのプレッシャーも。
あと、セットプレーの出来も試合を大きく左右するので、どこまで安定させられるかも重要。
ラインナウトでは196cmの西と194cmの北川のツインタワーがいる関東学院がかなり有利とみます。しかしビンゴでもぎ取ってしまう豊田がどこまで絡むかにもよりますが、北川がラインナウトモールで上からボールをもぎ取る得意のプレーがペナルティを取られるようになると、リズムが狂いだして自滅のパターンか。この辺は北川がどこまでレフリングにプレーを合わせられるかですね。
スクラムは早稲田が強そう。圧倒までは行かないけど、畠山が上手くコントロールして土佐の8単が封じられるか。
ん~。明日が楽しみだ。
P.S.
最近はトップリーグ選手のプロ化も進んできて、いわゆる会社の仕事はせずにラグビーだけに専念できる契約をしている選手も増えています。
関東の北川、土佐、早稲田の畠山、豊田、今村、五郎丸あたりは今トップリーグのチームに入っても一本目はすぐに取れると思うので、プロ契約を考えている選手は大卒まで待たずにトップリーグに入って欲しいですよ。(その後もリーマンをやるつもりなら大卒の肩書きも重要なのでまぁ仕方ないですけど)
super14とか見ていると20ぐらいの選手はどんどん出てきますしね。若いうちから研鑽を積んで欲しいです。