Uさん、こんばんは。
極小音量での再生が出来ないPRE30ですが、偶然に対策を見つけました。
パワーアンプに繋ぐケーブルを、背面に並んでいる端子のうち、テープ1(アウト)に繋ぎます。入出力兼用端子ですから構いません。
このとき、フロントパネルのテープアウトボタンは押しません。セレクターをCDに切り替えます。
そうするとスピーカーから音が出るようになります。
このとき、かなり小さな音量でも音声が再生できるようになります。
その代わりいつもの音量で聞こうとすると、かなりボリュームノブを回さなければなりません。
出てくる音は、いつもよりさらに纏まって余り拡がりが感じられなくなります。
音が前に出てくる感じではありません。響きも少し抑えられるようですが、妙な余韻があります。
刺激的なところは一切ありません。気になっていた弦の歪もかなり治まりました。
付帯音が少なくなり、少し音も静かに奥行が深くなって、現代的なHiFiサウンドを感じます。
曲によってはFOCALが、以前使っていたB&Wのような音になります。
決して明るくはありませんが、根暗までは行きません。
これはこれで良いです。BGMに丁度良い感じで、この音で眠くなってしまいました。
普通に”CD”や”AUX”に繋いだ音とは少し異なるような気がします。
音量を上げると、今度は艶が感じられるようになります。音が滑らかになり、低音もある程度出るようになります。
なお、PRE30は残留ノイズがある方だと思います。気にしてきませんでしたが、残念ながら、この接続では曲の無音部分で少し強めにノイズを感じてしまうことがあります。
今後、PRE30を使うときは、この接続で行きます。
単に、ボリュームノブ位置を上げることが出来るようになった効果なのかもしれませんが、自分にとって良いと感じられますからこれで決まりです。
ではこれで失礼します。
ごきげんよう。
さようなら。