Wireworld HES(Helicon16 OFC) その1

2023-02-26 17:54:20 | 音響機材/音楽再生

Uさん、こんばんは。

 

モデルHES。

Wireworldの切り売りスピーカーケーブルです。

Helicon 16OFCというのが正式なケーブル名で、切り売りですとHESと略されます。

 

末端処理済みで販売されているWireworldのケーブルは高いです。

自分ではササっと買える値段ではありません。買うならば、切り売りのものです。

 

数多のケーブルメーカーの中で、何故Wireworldというと、以前にも別の投稿で触れましたとおり、PRIMEREの輸入元であるNaspecがケーブル類はWireworldにしているから、ただそれだけの理由です。

 

使い勝手が良く、廉価であればどこでも良いのです。

それですと取り付く島がありませんから、Naspec繋がりでWireworldです。

 

HESの前は、BELDENのSTUDIOシリーズを使っていました。

STUDIOの長さは1mぐらいと、割と短めです。

 

以前はこの長さで良かったのです。

が、今現在、スピーカーの位置がラックから離れてしまいましたから、1mでは足りません。

 

ケーブルの買い直しです。

そこでどう買うなら、Wireworld製品を、ということになりました。

 

良く行く家電量販店の店先には、Wireworldでは、”HES”と一つ下の”HOS(Horizon)”しかありませんでした。

HOSは、撚のない普通のフラットケーブルで、被覆が白一色。線材の色は銅です。

 

柔らかくしなやかで扱いやすそうですが、白一色のところに引っかかったのと、どうせ買うなら少し良いものということで一つ上のHESにします。

HESは、HOSに比べ、少ししなやかさに欠けるようですが、まぁ許容の範囲です。

 

片側2.5mで使います。

店員さんに5m切り出してもらいました。

 

後で調べてみると、Stream8やLuna8、Solstice8というモデルもあります。

仮にお店に在庫があって、そちらのモデルもしなやかであれば、こちらを求めていたかもしれません。

 

少しケーブルそのものを見て見ましょう。

まるでDNAモデルのようです。

 

※DNAの螺旋構造のごとく、ケーブルが捻じれています。

NaspecのHPの製品紹介ページにも”Dual DNA Helix Design”と表示されています。

 

この撚り構造は、恐らくノイズ対策のためだと思われます。

フラットなケーブルによじれを持たせるという変わった風体をしています。

 

赤と黒の絶縁体が、少し鈍い透明なシースに包まれています。

見た感じ、色味が重苦しく、なんだか少し毒々しい感すらします。

 

やっぱり少し硬いです。

もう少ししなやかさがあれば取り回しやすかったのになぁ。

 

いずれにしても、さて、どんな音がするんでしょうか。

 

*     *      *

 

このケーブルを買ったのは、11月の下旬或いは12月頃の最初の頃だったと思います。

その頃から、段々とあれこれの億劫病が始まってきてしまいまして、このスピーカーケーブルの端末処理も面倒の一つに感じられるようになりました。

 

外皮の取り除きは結構手間が掛かります。想像するだけで嫌になりした。

そこで、何もせずに暫くの間、ほおっておきました。

この項続く。

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