Uさん、こんばんわ。
つまらないことにこだわる自分です。
件の”〇きもの”表現について、時々思い出してはいろいろ考えています。
今日はこれをメモ代わりに残そうと思います。
まず最初に、語感から得られる意味について考察します。
◆例の表現
・動きもの=潜在的に動く(空間移動する)性質のあるもの
・動くもの=ただ単に、現実に動いたことを認識できたもの(実際にはそれ自体は移動する機能を持っていなくても良い)、実際に動いているもの
◆似たような表現である”働きもの”
・働きもの=真面目に一生懸命働く性格がある人(モノ)、勤労意欲に富んでいる人
・働くもの=性格的には評価せず、事実として働いている人(モノ)、働いていることを確認出来る対象
◆その他1例
・乾きもの=乾いた状態のもの(外部から作用させて乾かしたもの)
・乾くもの=それ自体、乾く性質が備わったもの(外部から作用させることを付加することもある)
◆それ以外に使われている同様の表現:
◎飲み物、食べ物、書きモノ、読み物、流し台、歩き方、作り方…。
キリがありませんね。
暫く考察した後、気が付いたことは、この動詞の連用形+名詞の表現は、それこそ無数にあって、普段、この表現を文書に書いたり、口にしたりして何も問題なく(意識することなく)自分自身使っていたということです。
”動きもの”はただ単に慣れていないだけの理由のために、違和感があるのではないかと思うようになってきました。
続きがありますが、これは次の機会とします。
では、ごきげんよう。
さようなら。