Uさん、朝ですよ。
ステレオアンプを2台、それぞれを片チャンネルのみ使用する特殊なバイアンプは止めました。
この状態でサターンS6と繋ぎ、音楽を聴いていましたが、どうも出音が良くありません。
出音に納得出来ないため、スピーカーに耳を近づけました。
すると、驚いたことにボーカルの焦点が定まらず、左右に揺れ動いています。
左から右、右から左、音の中心が振り子のように動くのです。
定位が全く欠けています。
即座に、これはステレオアンプをバイアンプ使用しているためだと判断しました。
特殊な使用方法、つまり、本来の使用の在り方から外れた運用が悪さをしているのだろうと。
違う理由かもしませんが、とりあえず対処します。
スピーカーケーブルの配線を AM100 1台に組み直しました。
聴き直しました。
音は正常なものになっています。
低音もより出るようになりましたし、音場も少し広がりました。
明瞭度はあまり変わりませんが、高音部がより艶っぽくなりました。
Saturn S6から出るバイオリンの音が艶やかで良いです。
これならこのスピーカーも、もう少し様子を見ることが出来そうです。
AM100 1台は放出します。
元々そのつもりでした。
通常のバイアンプ(高音部で1台、低音部で1台)で活用する道も残されていますが、止めておきます。
高音部・低音部のそれぞれの質を高めるという目標はありません。
2台のアンプ使いで希望するのは、左右のセパレーション向上です。
音場を広げるための所作です。
このままアトールを使い続けるのであれば、以前投稿したように、内部でモノブロック化されているAM200を選びます。
AM200 1台の方が、AM100のブリッジ2台よりも良さそうです。
ではこれで失礼します。