「生協だれでも9条ネットワーク」

日本国憲法と平和主義、民主主義を守る活動を進める生協関係者のネットワークのブログです

【情報提供】「VOICE PROJECT 投票はあなたの声」の動画を紹介し、投票を呼びかけました

2021-10-24 23:46:22 | 情報提供

<Mより発信>
 10/22(金)昼休みに私の職場内SNS「yammer」に「VOICE PROJECT 投票はあなたの声」を紹介し、役職員に投票を呼びかける記事をアップしました。同日夜にはFacebookにもそのことの報告記事をアップしています。以下、Facebookからのコピペにてご紹介します。
>第100代総理大臣の岸文雄首相が在任10日間で国会を解散し、10/19(火)に衆議院選挙が公示されました。生協法は他の協同組合法にない、政治的中立の条項がありますが、解釈としては「政党からの中立」ということであり、組合員の暮らしや生協の運動・事業に関わることについては政治的な要請行動をするのは当然であり、これまでもそのような取り組みを積み上げてきています。日本生協連の初代会長の賀川豊彦さんも機関誌『日協連』(『生協運動』『CO・OP navi』の前身)で役職員一人一人に選挙の投票を呼びかけています(コメント欄に添付して紹介→同じ史料は「JCCU協同組合塾」ブログでも紹介しています→こちら)。
 創立70周年のいま現在の役職員の皆様にも投票を呼びかけさせていただきます。
 今回、芸能人が投票を呼びかける動画「VOICE PROJECT 投票はあなたの声」が「YouTube」で公開される(→こちら)という前例のない取り組みが注目され、新聞やネットニュースでも取り上げられました。その動画を私も見て感銘を受けたことからyammerでの記事発信を思いつきました。ご多忙の中とは存じますが、期日前投票も活用し、皆様、選挙権を行使いたしましょう。
【東京新聞web版2021年10月16日17時49分配信】→こちら
菅田将暉さん、二階堂ふみさんらが衆院選の投票呼び掛け「#わたしも投票します」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/137186
>10月19日公示の衆院選を前に、芸能人が投票を呼び掛ける3分36秒の動画が16日、「YouTube」に公開された。俳優の小栗旬さん、菅田将暉さん、二階堂ふみさん、橋本環奈さんら14人が出演し、それぞれが1票への思いを語っている。日本では芸能人が政治的な発言をするのが珍しく、一斉に投票を呼び掛けるのも極めて異例。「 #わたしも投票します」の呼び掛けが、ツイッターにトレンド入りするなど大きな反響を呼んでいる。(デジタル編集部)
 制作者への取材記事(→こちら)も見つけましたので。あわせてご紹介します。
>この動画は「一切の政党や企業に関わりのない、市民による自主制作プロジェクト」として、映像作家の関根光才(こうさい)さんと、ともに映像プロデューサーの菅原直太さん、大越毅彦さんの3人が発起人となって企画したとのことです。関根さんに、動画制作の経緯やメッセージに込めた思いを聞きました。
#わたしも投票します 
 以下、コメント欄のpdfファイル添付につけた文章。
>いわゆる「55年体制」を生み出した政治状況の中で、賀川会長が衆議院選挙に際して全国の生協職員向けのアピールを発し機関誌『日協連』(『生協運動』の前身)1955年1月号に掲載されました。その後、「英国のように労働党を育てるような運動をするのか否かを明らかにする段階ではないだろうか」という論議もあったようですが、そういう方向にはなっていかなかったようです。その頃の欧米のイギリスの生協訪問でも労働党との関わり方の実際にふれ、日本との違いに言及した記事も『生協運動』誌上にみうけられます。日本の生協の場合、農協などと違って組織代表の議員を組織決定して国会に送り込むという活動をしてこなかった源流が史資料の中で確認できます。

 上の写真は、Facebookで蓮池 透さんが10月21日に記事アップした戦後間もない衆院選の時の報道写真。「NHKのアーカイブだけはすごい」として、「なにがなんでも投票所へ」「日本の民主化 棄権は恥だ」(NHK政治マガジンから)を紹介している。(→こちら)
看板にあるスローガンに戦後初めて、普通選挙、女性の参政権を勝ち取った社会の高揚ぶりがうかがわれる。                

【追記】衆議院選挙と同時に「最高裁判事国民審査投票」も行われます。別姓を許さない婚姻制度は合憲であるという最高裁大法廷での判決が出され、日本における司法の独立度の低さ、政治判断に任せて逃げる姿勢に落胆しました。かつて生協における男女共同参画を推進しようという気運が高まった1990年代には日本生協連には「女性協議会」がありました。その「日本生協連女性協議会」として民法改正に向けた意見書を出し、その中で「夫婦別姓」についても意見表明していたはずと、『現代日本生協運動史・資料集』の中を探し、見つかったので6/28付けで情報記事としてアップしておきました(→こちら)。最高裁判事国民審査投票の時に以下の名前は参考にしてください。(いずれも敬称略)
▶15人の裁判官のうち、合憲だと判断したのは11人。:大谷直人 池上政幸 小池裕 木澤克之 菅野博之:山口厚 戸倉三郎 深山卓也 林道晴 岡村和美 長嶺安政
▶違憲だと判断したのは4人:草野耕一 宇賀克也 三浦 守 宮崎裕子


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