「生協だれでも9条ネットワーク」

日本国憲法と平和主義、民主主義を守る活動を進める生協関係者のネットワークのブログです

2020.09.19アピール「菅・安倍亜流政治に反対し、憲法を守り平和・民主の立憲主義の政治をめざして取り組みを強めましょう!」

2020-09-19 23:56:23 | 参加のよびかけ
<2020年9月19日 「生協だれでも9条ネットワーク」世話人代表 斎藤 嘉璋>
「菅・安倍亜流政治に反対し、憲法を守り平和・民主の立憲主義の政治をめざして取り組みを強めましょう!」

 私たちの「生協だれでも9条ネットワーク」は安倍政権が憲法違反の集団的自衛権を容認するという危険な動きの中で2014年秋に発足、15年秋には憲法を守り、憲法違反の安保法制=戦争法の廃止を求めることなどをめざす「申し合わせ」を確認、それ以降「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」の提起する行動を中心に幅広い各層のみなさんとともに行動に参加してきました。
 安倍首相は16年の参議院選で与党が勝利し、衆参ともに改憲勢力が3分の2を超えると17年5月、憲法9条に自衛隊を明記するなどの改憲案をしめし「20年を新憲法施行の年にしたい」と表明、改憲への姿勢を強めました。森友・加計問題さらには「桜問題」など政治の私物化や行政の隠蔽・忖度体質などが国民の批判を浴びましたが、検察人事への不当介入、検察庁法の改悪を狙う憲法無視の態度をとり続け、沖縄・辺野古基地での全県民あげての反対を無視しての工事強行など、その横暴さは目に余るものとなり「安倍やめろ」の声が高まりました。私たち市民の取り組みと「市民連合」の呼びかけに応え「市民と野党の共闘」が進み、野党各党は国会内外での共同行動をこれまでになく強めました。
 安倍首相は病気を理由に突然辞任し、安倍政治の継承を公言する菅義偉内閣が発足しました。私たちは国民の大きな声を結集して安倍を退陣させることはできなかったですが、「20年を新憲法施行の年に」の野望を打ち砕くことができました。この5年間、毎月欠かさず続けた「19日行動」をはじめ、皆さん一人ひとりの粘り強い取り組みの成果だと考えます。また、「市民と野党の共闘」の発展も運動の成果ですが、その軸になる新しい立憲民主党も菅新政権に呼応するように誕生しました。
 新しい菅政権は憲法改正をふくめ安倍政治の継承をうたい、コロナ禍の最中に「自助」を強調し、貧困と格差拡大で苦しむ国民の暮らしを軽視しています。私たちは平和憲法と立憲主義を守り、国民の命と暮らしを守るためにこれまでの取り組みを継承、一層発展させなければならないと考えます。
上記のような政治状況には関係なくこの6か月間、コロナ禍の続く中で私たち「9条ネットワーク」の取り組み、活動参加状況も変わってきています。基本的な考え方は上記のとおりですが、コロナ禍のもとでの今後の取り組みについてはオンライン方式をふくめ世話人会での協議をすすめたいと考えています。当面は従来通り、コロナに十分留意しながら、「総がかり実行委員会」などの提起する行動に参加を続けたいと考えています。皆さんがコロナ禍に負けず、一層元気でこのネットワークに参加、活動されることを期待いたします。
以上   


コメントを投稿