ロイヤル・コペン は、過去 フル・レース と、 和風カップ を見て頂きました。
おっ家内が和風の色使いを気に入って買ったロイヤル・コペンのカップです。
ロイヤル・コペンの全製品には裏側の会社名のアルファベットのどれかに、その上か下かに点が付いており、その位置で製作年が判るようになっております。 (→ ここ を参照。 但し、英語です) このカップにはROYALのRとYの上に線が付いているので、1992年~1999年に製作されたものであることが判ります。
このカップには「081」 ソーサーには「082」 の番号が書かれていますが、ロイヤル・コペンのホームページ(英語)で検索しても出てきませんでしたので、もう廃番になっているものと思われます。
教えて頂き 大変ありがとうございました。
取り急ぎ 御礼まで。
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「既に廃盤となってしまい、一層貴重となった『フェアリーテイル/fairy tale』シリーズです。
「アンデルセン童話」などのおとぎ話をモチーフにしたシリーズで、デザインも数パターン制作されていました。
口縁の金彩は、一本の金線ではなく、縦の縞模様がしっかり2層に描かれ、美しいデザインと柔らかな色彩はおとぎ話の世界を彷彿とさせています。
サイズ:
カップ Φ9.5cm H 6.0cm
ソーサー Φ14.8cm
色: ピンク色/金彩
デザイン ナーは、フィンネス・シュミッド/Finn Naess Schmidt、1985年-1991年の間、デンマーク/Danmark本土の製品、新品未使用の状態です。
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『フェアリーテイル/fairy tale』シリーズについて、
1911年に制作された「プリンセス オン ザ ピー(えんどう豆の上に寝たお姫様)」などのフィギュリンも、このシリーズのデザインベースとなったと言われています。
『フェアリーテイル』シリーズを見ると、どことなくお姫様の衣装と同じようなデザインが使われているのがわかりますよ。
また、どこか東洋風のデザインも組み込まれており、幻想的でオリエンタルな雰囲気も表現されていますね。
ロイヤルコペンハーゲン作品の中でも、ここまで繊細で多彩な色使いのデザインはなかなか見かけないかと思います。
製造に非常に手間が掛り、制作コストなどの面から惜しまれつつも廃盤となってしまいました。★★