だめぴよ♪レンズ

おかげさまで、不妊治療を経て無事出産。
治療中にわかった事・気付いた事・出会えた人…私の大切な宝物です。

私って不妊なの?

2009-04-11 | タイミング~AIH(現病院に転院する前)

私達は2002年11月に結婚しました。
だめぴよ28才、ひげぴよ32才。

二人とも子供好きということもあり、子供はいつ授かってもいいと思っていました。

ところが、1年たち2年たち・・・できる気配はありません。
だんだん、私達より後に結婚した友達からオメデタ報告がくるようになってきました。

おかしいなぁ・・・たまたまタイミングがあっていないのかな。
結婚直後から避妊はしていませんでした。

生理はほぼ28日周期で、前後するとしても1~3日の範囲でした。
自分に子供ができないなど、あるわけがないと思っていました。

30才になった時、子宮がん検診をうけに近くの婦人科へ。
生まれて初めての内診に緊張
筋腫や内膜症なども見られないが、子宮後屈と言われる。

「昔は流産が多いなどと言われたものですが、今は無関係だという意見が
多いので、気にしなくてもいいでしょう。ただこれ以上ひどくならないように、
トイレを我慢しすぎたりしないようにした方がいいかも。」と先生。

トイレを我慢する→膀胱が大きくなる→膀胱の後ろ側にある子宮が後ろ(腰側)
に押される→後屈がひどくなる

という理屈だそうです。


義両親からの孫催促はあったものの、ひげぴよがいつも「気にしたらあかんで」
「今のうちに二人でしたいこと、いろいろやろう」と言ってくれてたので、
特に強いストレスを感じることもなく過ごしていました。

ただ漠然とした不安が、私を包むようになってきていました。

結婚3年後の年末に右下腹部に痛みを感じ、なんとなく気になって近所の
婦人科で診察。この年に引越しをしていたので、がん検診をうけた病院
とは別の婦人科です。
結果は特に問題なし。「場所からすると卵巣ではなく、腸ですね。」ハズカシイ
ガスがたまっているのかも、と言われ整腸剤をもらう

その時に先生がカルテを見ながら「結婚3年・・・お子さんは考えていらっしゃ
いますか?」と。

「欲しいとは思っているんですが、なかなかうまくいかないみたいです」とヘラヘラ
笑いながら私。

その頃には周りの人からの「子供は?」とういう一言に心が痛むようになり、
「まだなんです~」と、変な愛想笑いをしながら答えるようになっていました。

「人間は意外と妊娠できる期間が少ないんですよ。基礎体温はつけていますか?」
と言いながら、先生は基礎体温のグラフの例を何種類かササッと紙に書き、
妊娠可能な時期(排卵期)について、詳しく説明してくれました。

そして基礎体温表を2、3枚くれて「一度つけてみるといろんなことがわかりますよ」
と体温を測る事をすすめてくれたので、帰りに婦人体温計を買いに薬局へ。
「時間がかかるし面倒ですが、水銀のほうが正確なことが多いですよ」と
言われて水銀のものを購入し、翌日から記録を始めました。

1ヶ月半ほど基礎体温を測り、先生に報告に行きました。
「体温が全体的に低いのが多少気になりますが、低温と高温の二層にもわかれて
いるし、排卵はできていますね。」と言われる。

ほらね~生まれてこの方、大きな病気もしたことないし、見た目どおりの健康
優良児(児ではないな、もはや三十路)、問題なしジャンと心の中で
ガッツポーズの私。

・・・しかし先生は「うちでは不妊治療はしていないんですよ。気になるようなら
不妊治療の病院を紹介しますし、ご主人とも相談してみてください」と一言。

えっ・・・私、不妊なの・・・?

この時初めて、「たまたまできないだけ」と思い込むようにしていた自分の考えの
浅はかさを思い知らされる。

先生は更に体温表をくれたうえに、一円もとらずに「うまくいくといいですね」と
私を送り出してくれました。私はと言えばショックで、「そうですね。ありがとうござい
ました」と通りいっぺんの挨拶しかできませんでした。

・・・F先生、ごめんなさい


「結婚して避妊せずに2年子供ができなければ、不妊。」

何度か目にしたことのあるこの定義に、私は完全に入っているのでした。

・・・続く。

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