胃に石金貨返さねぇ。
1214年 金槐(きんかい)和歌集)(実朝
[ポイント]
1.源実朝は、金槐(きんかい)和歌集をつくった。
[解説]
1.源実朝(1192~1219)は、鎌倉幕府を開いた源頼朝の子として生まれ、兄の源頼家が追放されると十二歳で征夷大将軍に就く。政治は始め執権を務める北条氏などが主に執ったが、成長するにつれ関与を深めた。
2.官位の昇進も早く武士として初めて右大臣に任ぜられるが、その翌年に鶴岡八幡宮で頼家の子公暁(くぎょう)に襲われ死去。子はおらず、源氏の将軍は実朝で絶えた。
3.歌人としても知られ、自作の歌の撰を頼むなど、藤原定家(さだいえ(ていか))に師事。92首が勅撰和歌集に収められ、小倉百人一首にも選ばれている。家集として金槐和歌集がある。
〈2014明大・農(食料環境政策)
問3 下線郎(ア)源実朝に関連して、源実朝は万葉調の和歌を詠み、歌壇に新風を送ったといわれているが、彼の和歌が残されている歌集は何か。下記から最も適切なものを一つ選べ。
A金槐和歌集 B金葉和歌集 C山家集
D新葉和歌集 E万葉集註釈
(答:A)〉
〈2014近大・法
問2 空欄[ 2 ]には『金槐和歌集』の作者が入る。該当する人名として最も適当なものはどれか。次の1~4のうち一つを選べ。
1藤原定家 2西行
3宗尊親王 4源実朝
(答:4)〉
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