ちはやぶる 神代もきかず 竜田川
からくれなゐに 水くくるとは
ちはやぶる かみよもきかず たつたがはからくれなゐに みづくくるとは

在原業平朝臣 男
現代訳
(川面に紅葉が流れていますが)神代の時代にさえこんなことは聞いたことがありません。竜田川一面に紅葉が散りしいて、流れる水を鮮やかな紅の色に染めあげるなどということは。
在原業平朝臣(ありわらのなりひらあそん)の紹介
在原 業平(ありわら の なりひら、825年(天長2年) - 880年7月9日(元慶4年))は、平安時代初期の貴族・歌人。平城天皇の孫。贈一品・阿保親王の五男。官位は従四位上・蔵人頭・右近衛権中将。 六歌仙・三十六歌仙の一人。別称の在五中将は在原氏の五男であったことによる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます