▲預言者ムハンマドの時代はアラビア半島のみがイスラーム勢力の範囲内であったが、正統カリフ時代にはシリア・エジプト・ペルシャが、ウマイヤ朝時代には東はトランスオクシアナ、西はモロッコ・イベリア半島が勢力下に入った。
●イスラム(ウマイヤ朝)
Mu’awiyah succeeds Ali as caliph and founds the Umayyad dynasty. He moves the seat of government to Damascus.
無論(むろん)言うまい だまし討ち。
661年
ムアーウィヤ ウマイヤ朝 ダマスクス
カリフの位を巡り、シリア総督ムアーウィヤは第4代カリフのアリーが暗殺された後、ダマスクスを都にウマイヤ朝を樹立。
カリフ選出を巡る混乱を回避するため、子のヤジードを次期カリフに指名、以後カリフ位は世襲制となった。
アリーの支持者はウマイヤ朝を認めず、後のシーア派となった。
ウマイヤ朝には多数の非アラブ人改宗者(マワーリー)がいたが、改宗してもジズヤ(人頭税)とハラージュ(地租)が課せられ、差別された。このため、被征服民の抵抗運動が激化し、750年アッバース朝に滅ぼされた。
▼アラビア半島とイスラーム教関連の重要地名

イスラーム国家の都
1. メッカ
2. メディナ
3. ダマスクス
4. バグダード
その他の重要地名
a. バスラ
b. クーファ
c. カーディシーヤの戦い
d. ニハーヴァンドの戦い
e. カルバラーの戦い
f. クテシフォン
g. フスタート
h. コンスタンティノープル
i. イェルサレム
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