ないちょの雑記帳

日々心に浮かぶこと、世の中のことをそこはかとなく書き綴ってます

教育基本法改正と「国家の品格」について思う。

2006-05-17 | 日記のようなもの
最近ネット上でも共謀罪とセットで話題になっている教育基本法改正の問題ですが、最近思うことがあります。日本の公教育はあくまで次代の日本人を育成することではないのでしょうか?そのために「愛国心」の育成を何らかの形で盛り込むと理解しています。

批判的な意見では「愛国心」を法律に盛り込むことが強制になり、ひいては戦前の軍国主義の復活であるといった論調が散見されます。しかし、批判的な論調では次代を担う日本人をどう育成していくのか小生にはあまりイメージがわきません。愛国心とは強制されるものではなく自然に身につくものという意見もありますが、基本的な立ち振る舞いや教養については、多少強制的でもしっかり身につけさせる必要があると思います。各個人の価値観の形成についてはそのような日本人としての”基礎”を身につけさせたあとで、その基礎を基にして考えさせることが重要なのではないのでしょうか?また現場教員等に不当な干渉があり教育内容がゆがめると批判する向きもありますが、現在の日教組を代表とする教員の活動は偏向してないといえるのでしょうか?

小生は国が一定の関与を行い、「愛国心」教育を行うことで日本人としての教養と立ち振る舞いなどを身につけることで、国際的な場でも日本人として活動できるのではないかと考えます。その教育を行うことができる国こそ「品格」ある国として世界から一目置かれる国となるのではないでしょうか?

今国会で論議されている教育基本法改正案ですが、以上述べたように日本人のこれからを左右する重要な法案と考えます。そのためこの論議はもっとじっくり審議し、より多くの立場から考えを考慮したうえで日本の将来を左右する法律を決定していただきたいと思います。

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