小高へ向かい、もうすぐ集落と言うところで見かけた風景。震災を機になのか、それ以前からなのか、屋根の崩れてしまった工場がある。付近の様子を6月撮影分と9月撮影分で示す。なお、紹介した写真は①~③が6月19日のもので、④⑤が9月19日のものである。
【6月19日撮影分】
▲写真① この屋根は2004~2005の大雪のせいでか..?
▲写真②
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▲写真① 内巻(うちがまき)駅にほど近い踏切脇にて。(9/19撮影)
9月19日の取材は川口町小高地区へも足を伸ばすことができた。同地区へは梅雨入り前の6月19日にも行っているので、ここで6月撮影のものと9月撮影のものとを比較しながら紹介したい。 県道71号を山手の方に入ると道はすぐに田麦山方面と小高方面とへと分岐する。どちらかというと小高へは右折するといっ . . . 本文を読む
▲写真①
川井地区の水田地帯の中にこの施設がある。写真①でも確認できようが、「川井地区 農業集落排水処理施設」とある。川井の集落からは少し離れた場所にある。この建物そのものには損傷があるように見えぬが、周囲に損傷を見て取れる。震災発生後から現在に至るまで特に手を入れられてはいないようなので、今となっては貴重なサンプルにうつるので撮影してきた。
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信濃川は十日町を流れ下った後、魚野川と合流する直前、左右に大きく蛇行する。川井集落はそんな蛇行部分にできた河岸段丘上の集 落である。付近の風景としては切り立った急崖もあるが、一方で緩慢な斜面の部分もある。いずれにせよ周囲を山々に取り囲まれた中で の平坦面に川井集落があるといった感じだ。ここしばらく川井地区の紹介が続いたが、川井小学校付近の様子を撮影してあるので、何枚 か紹介する。風景の中に震災に . . . 本文を読む
妙高寺を後にし、信濃川右岸の県道を上流の魚沼橋方面へと向かった。その魚沼橋で国道117号線と合流するからだ。途中真皿地区を通ることになるのだが、道は集落を過ぎてすぐに通行止めとなった。 河岸に面した路肩が崩れたままになっている。無理をすれば通行可能なのかも知れないが、その先の状態がわからない。ここからすぐに魚沼橋があるのだが今回は素直に車から降りて、ひび割れ、崩れ落ちそうな道路の写真 . . . 本文を読む
▲写真①:改修中の妙高寺
▲写真②:妙高寺の庭へ向かう
愛染明王坐像で知られる妙高寺。現在は足場が組まれて改修中のようだ。取材 中の道草で訪れはしたが、いささか興ざめである。しかし、寺の正面へ向かうべ く、庭の入口に入るとそんな思いは少し癒された。
▲写真③:苔むす中庭
▲写真④:改修中の本堂を望む
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川井大橋を渡ると、愛染明王で知られる妙高寺へと向う案内板がすぐに見える。以前から時折この辺を通過することはあったが、行ったことがない。何となく気になるのでこの際外観だけでもと思い、ちょっと寄り道をすることにした。
▲写真①
写真①②は同じ場所のものだが、その道すがら撮影したものだ。山間部に刻まれた谷の中に河岸段丘の平坦面。遠巻きに見ると山がち . . . 本文を読む
既報の川井大橋東詰(右岸側の部分)について紹介する。国道117号線から橋を渡ったところは橋の名にもあるように小千谷市川井地区である。川井地区は河岸段丘上にある集落、同地区内にくくられる真皿地区はその段丘崖下にある。
▲写真①
川井大橋は直接川に面する段丘を繋ぐ位置にあるが、川との間の高低差は10mはあるように思える。段丘面を取り巻く崖は切り立 . . . 本文を読む
▲写真① 10.23新潟県中越地震171 「国道117号・修復済と修復待ち」 で紹介済の写真。http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/e/31253416f2c91fac79ef65dae528682d
上の写真①は10月1日(2005)投稿のものである。その現場を川井大橋から撮影した写真がある。下の写真②と③である。橋からそこを眺 . . . 本文を読む
9月9日(2005)の取材で塩殿の次ぎに訪れたのは小千谷市川井地区である。
信濃川左岸を走る国道117号からすると対岸が川井地区である。かつては近くの細島(塩殿地区の隣)と川井地区真皿との間に渡し船があったが、今は川井大橋という立派な橋がかかったので廃止となっている。残念。
▲写真① 川井大橋(信濃川左岸側から川井地区を望む)
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国道117号は先の震災時、塩殿(小千谷市)から細島(同市)という小集落へ向かう途中の地点で崩れた。今となっては応急的復旧や完全な復旧工事を得ており、直後の姿はもう無くなっている。では、今の姿がどうかというところを紹介したい。
▲写真①
写真①は塩殿方向、つまり自分が来た方向を振り返っているところである。ここは道路が沢地にさしかかっているところなので、盛り . . . 本文を読む
県都新潟から見ると首都圏への主要通路は三つのルートが考えられる。北から磐越道・関越道(+北陸道)・上信越道(+北陸道)である。これらには平行する鉄道もある。磐越西線・上越線・信越線である。中でも動脈としての重要度は関越道である。首都圏への交通を考えると、高速道・上越線・新幹線と三つのルートが平行することからだ。途中新潟県第二の都市長岡市を通過することもあるのでなおのことである。
さて、話を . . . 本文を読む
関越自動車道を越後川口インターで降り、国道117号線に出るとすぐの交差点にデイリーストアーがある。この辺は小千谷市塩殿、河岸段丘の美しい信濃川沿いの集落だ。震災発生直後は国道117号は行くも帰るもできぬ状態になった。
一帯の家屋に大きな被害が出たのかどうかはわからぬが、道路の被害だけを考えると被害が軽微で済んでいるとは思えない。デイリーストアー近辺の斜面上の家屋など、一見家そのものは壊れはし . . . 本文を読む
▲写真①
朝日川づたいに東山トンネルへ向かった9月19日。トンネルの向こうへは行けなかった。引き返して塩殿方面へと向かう途中、寺沢バス停のあるあたりで周囲の風景を撮影した。遠巻きに見える集落背後の崖崩れ(写真①)が目に入ったためだ。山間部は同じ場所を行って引き返すこととなっても、取材上困らぬ事が多々ある。行きで見えなかったものが帰りに見えると言うことがあるからだ。
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小千谷市東山地区へ浦柄という集落から入った。昨年の震災時はこの東山地区一帯は大変な被害が出たのだが、集落を流れ下る朝日川について前回は紹介した。
既述の地点から朝日川沿いの道路を進むと、やがて上越新幹線の線路が谷間に顔を出す。その手前や周囲には大きな崖崩れ現場があり、この道を進んできた時には広いむき出しの斜面が非常に目立つ。今回はその辺で撮影してきた写真を紹介する。途中若干の説明を入れるが、 . . . 本文を読む