Kanedaiのブログ

ぼくの きょうみのあること おもったこと

近頃の若者は・・・

2010年12月24日 | Weblog
ゆとり世代は困ったものだ… 
などと あまり言いたくない
あの頃 小泉政権を支持した大人達
支持しなくても その周囲にいた大人達に
そんなことを言う資格はない

ゆとり以前の時代を生きた世代は
そんなに良かったのか?
確かに、不便が多く、貧しく、苦労が多かった時代だったのかもしれない
頑張れば所得倍増そんな高度経済成長の中
夢・希望を抱き貪欲に生き抜いてきたのかもしれない
けれど その頃の時代を生きてきた人が正しく
便利なものに囲まれ 苦労を知らない若者は甘えている、
何を考えているのか分からない、
などという発想にはならないと思う

確かに現代社会は
便利になったことが多くある
衣類に穴が空けば違うものを買い わざわざ繕うことはしない
食事の準備が面倒なときは惣菜コーナーに寄ったり外食したりする
風呂だって薪をくべるなんてことはまずしない
洗濯機を回し
車で出かけ
コンピューターで読み書きする
けれど現代社会は
管理教育 管理社会である
柔軟性に乏しく 確実に不自由である
何かあれば どうでもいい事でも すぐに問題視する
効率性が重視されるため
単位時間当りの仕事量は増えるばかり
一生懸命に学んでも職に就けなかったり
政治家同士の悪口の言い合いに触れ
マスコミの情報、中傷に疲れ
その中での文科省の教科書改訂
漢字の減少
戦争責任を無視した右翼的な内容
円周率3 等々
社会も教育も そんな時代である
そんな不安で一杯な時代を生きてきた若者なのである

そんな若者達に対して
文句をつけることに意味はない
とにかく この時代をともに生きる仲間として
そういう意識で つながることが大切だと思う
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