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ロードバイクのさらなる軽量化を目指して(7)

2012-03-01 08:41:43 | ロードバイクの軽量化

 ロードバイクの軽量化を考える場合、個々のパーツでは僅か数十グラムですが、ハンドル・ステム・シートポスト・サドル・チューブ・タイヤ・クイックリリースで平均50gずつの軽量化が量れれば全体で350gもの軽量化になる訳です。この重量はホイールをWH-6700からWH-7900C24に交換する以上の軽量化になっているのです。さらにいうならWH-6700をMAVICの最軽量ホイールR-SYS SL(1295g)に換えるのに匹敵するほどの軽量化なのです。Rsys_f

 勿論、単純に車体重量が軽くなるだけですから、乗り心地や走行感が一変するなどとは考えていません。予算25万円程度でできることなど初めから限られていることも良く理解しています。ただ、予算25万で完成車を購入してもミドルレベルカーボンフレームならコンポは105かSRAMのAPEXグレードがせいぜいですし、ホイールはSHIMANOのWH-R501かMAVICのAksiumあたりがせいぜいでしょうから、完成車重量は8kg前後になるはずです。ちなみに、PINALLEROのQUATTRO 105の完成車に装着されているのはR-501で、完成車重量は8.7kgにもなるのです。
Tcr_sl1
 従って、CADD10 3 ULTEGRAの完成車重量が7.6kgというのはアルミフレームのロードバイクとしては驚きの軽さだと私は思っています。GIANTのTCR SL1の2011年モデルの7.1kgは脅威的でしたが、ホイールセットがSRAM S30 RACEから自社オリジナルのP-SL1に換わった2012年モデルでは7.4kgと300g増では魅力が半減です。ただ、今回のCAAD10組み込みでは7.4kgは下回れるのではないかと考えています。Cannondale_caad103_02

 根拠はCADD10 3 ULTEGRAの完成車重量が7.6kgだということです。MAVICのAksiumの重量が前後で1795g。タイヤはSchwalbe Lugano, 700 x 23cでペア494g。チューブはおそらくMAVICでペア190g。ハンドルのCANNONDALE C3コンパクト(400mm)が310g。ステムのCANNONDALE C3(90mm)123g。シートポストのCannondale C2 UD Carbon 27.2 mm 300 mmは248g。サドルのPrologo Scratch Pro T2.0は270gと結構重量のあるパーツで組まれていて、総重量が7.6kgなら、十分に行けるはずというのが私の目論見です。
Slkbb30_
 ただ、CADD10 3の7.6kgという車重にはFSAのSL-K-BB30というカーボンクランクセットが装着されており、これがFC-6700より180g以上軽いので、CAAD10 3完成車より300g弱程度しか実際には軽くできない計算ですが、それでも何とか7.2kg台はキープできるのではないかと見ています。Caad10_006

 サドルは届いていると聴いていますので、残るはシートポストのCyranoだけですから、今週中にも納車となるはずですが、外はまだ一面の銀世界ですから、試乗は早くても3月20日の洞爺湖一周のイベントか、4月以降ということになりそうです。細かなセッティングも必要で3月20日はTCR2での参加を予定していますので、シェイクダウンとインプレッションは4月以降になると思います。TCR2の時はサドルをフィジークのARIANTE K:IUMに交換した際、わずか5mmほどサドル位置が高くなっただけで、膝と腰を傷めてしまったという苦い経験があります・・・特に今回はフレームサイズ52にクランク長165mm、ステム長80mmという組み込みをしていますので、さらに微妙なセッティングが必要になると考えています。

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