□作品オフィシャルサイト 「007 スカイフォール」
□監督 サム・メンデス
□脚本 ニール・パービスロバート・ウェイド、ジョン・ローガン
□キャスト ダニエル・クレイグ、ハビエル・バルデム、レイフ・ファインズ、ナオミ・ハリス、
ベレニス・マーロウ、アルバート・フィニー
■鑑賞日 12月9日(日)
■劇場 TOHOシネマズ川崎
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)
<感想>
従来の007映画とはちと違ったテイストになっているが、
そういうストーリーだとはいえ、ここまで全編M(ジュディ・デンチ)を連れ回して、
挙句の果てに死なせてしまうことはないんじゃないのかな。
それにしても、ハビエル・バルデムの切れ味はさすがに最高で、
最後の最後まで、ボンドやMを苦しめる設定は面白かった
あの『ノーカントリー』で演じたアントン・シガーを彷彿とさせるキャラに仕上がっていた
ところは良かったところ。
ただ、やはり本来の“娯楽映画”としての007とはちょっと異質のものになっていて、
アクションや爆発シーン、銃撃戦は目一杯派手だったが、
旧式のボンドカーは懐かしかったが、それはともかく、今作はお得意の最新鋭の
隠しグッズもなく、そういう意味では消化不良な感じは否めない。
ボンドガールはベレニス・マーロウとナオミ・ハリス。 好みかどうかは人それぞれ(笑)
ボンドのスマートさや女を口説く上手さはないまでも、坦々と使命を全うしていく、いままでのボンド像とは違う新種ボンド(笑)
元エージェントでMに見捨てられたと語るシルヴァ(ハビエル・バルデム)。
シルヴァvsM=シルヴァvsボンド。
従来のMの存在感とは別に、本当に彼女が指示し続けてきたものは“正義”なのか・・・。
それをボンドや新人Qとともに掘り下げていくところはさすがにサム・メンデス監督の為せる技だ。
でも、やはり華麗なスパイアクションを期待する僕としては、従来の娯楽としての映画の
域を壊さないで、踏襲して欲しいというのがは実感としてあるところ。
ジェームズ・ボンドも6代目のダニエル・クレイグ。
彼にとって、『007 カジノ・ロワイヤル』、『007 慰めの報酬』に次いで3作目となる。
従来のボンドのイメージではない新しいボンド像を創りあげている。
でもそれは派手で華麗なボンドではない、地味で殺伐とした「殺し屋顔のボンド」。
Mが亡くなって、Qも若いベン・ウィショーが演じている。
007も50年を迎え、そろそろ若返りを図っているのかな(笑)
>これがまだ制服着てた頃ならもっとどわ~んと
心に響いただろうな~と
確かにリアルタイムで聴いていたとしたら、
きっとそうだったでしょうね!
>Mとボンドの親子みたいな関係がとっても好きでした。
スパイものに家族のそれはあまり感じたくはないのですが(笑)
>残念な終わり方だった気がしますね・・・。
ですよね。
むしろ、ファンとしては潔く勇退し、後身に道を譲る設定であるべきだと(笑)
>ある意味目玉のシーンだったとは思いますが。
実際に動く必要はなく、何かそこで仕掛けてもいいかなと・・・。
全然関係ない話でありますが
プリプリの「M」は
結婚して子供ができてから初めて耳にしたんで
これがまだ制服着てた頃ならもっとどわ~んと
心に響いただろうな~と復活再結成の1年間を
みつめておりました。・・・このうた大好きだけどね。(^^;
トムとジェリーとはいいませんが
Mとボンドの親子みたいな関係がとっても好きでした。
cyazさんも書いてますけど
散々連れ回して助けられなかったってのは
残念な終わり方だった気がしますね・・・。
無茶なアクションさせるってのはボンドの生家に行くのと同じく
ある意味目玉のシーンだったとは思いますが。
>Mのことをクソババアとかいうてましたがこの親子関係(違)がもう見れないのはちょっとさみしいですね。
“いつも一緒にいたかった~♪”
って言うか、ション・コネリーの頃が絶頂で、
こんな年寄り、動かしたらあきまへんわ(笑)
>そういう老いは見たくなかったね~。
老練な指示だけにとどめておけばよかったのに・・・。
>無骨なボンドがダニエルスタイルなんでしょうね。
でもそうだとしても、リアル~におっちゃんとしとってくと
ダニエルもあと何作こんなムチャができるんだろな~(^^;
うーん、ダニエルの奥さん、好きです(関係ないかっ 笑)
この親子関係(違)がもう見れないのは
ちょっとさみしいですね。
あと、息切れだの、的外れな射撃だの
(ま~勘がもどるまでの話でしょうが)
そういう老いは見たくなかったね~。
でもそれも含めて
「それでもやっていく」っていうことを
言いたかったんでしょうね。(^^;
無骨なボンドがダニエルスタイルなんでしょうね。
でもそうだとしても、リアル~におっちゃんとしとってくと
ダニエルもあと何作こんなムチャができるんだろな~(^^;
>007はボンドでボーンではないけれど、ボーンのようなスパイが現れると、こんなボンドになるのだよという今風ボンドでした。
なるほど^^ 相手によりけりですね(笑)
>今回は川底に沈んでしまいました。しかし、敵はいつもボンドを自由にふるまわせ逆転劇を許すことは踏襲してました。たっぷり満足な007でした。
そういう意味ではニュースタイルのボンドと
サム・メンデス流のボンド・スタイルなのかもしれませんね^^
ボンドでした。
冒頭ラッシュはスカッとするのが今まででしたが、今回は川底に沈んでしまいました。しかし、敵はいつもボンドを
自由にふるまわせ逆転劇を許すことは踏襲してました。
たっぷり満足な007でした。
>前二作は、全く余裕のないボンドが、ひたすらアクションで乗り切る!みないに見えたんで。
なるほど(笑) 笑顔のないボンドもどうなのかなぁって
感はあるのですが・・・。
>あ、私も感じた。わざわざMを殺さなくても、引退、交代する方法はあるんじゃないかなと。
ですよね~、あれはないんじゃないのって感じで(笑)
>何はともあれ、レイフ様ファンとしては、楽しみが増したシリーズになりました
そうそう楽しみですよね!
前二作は、全く余裕のないボンドが、ひたすらアクションで乗り切る!みないに見えたんで。
あ、私も感じた。わざわざMを殺さなくても、引退、交代する方法はあるんじゃないかなと。
何はともあれ、レイフ様ファンとしては、楽しみが増したシリーズになりました♡
>007もこれからのシリーズの継続を目指し、本作で色々と脱却や一新を図っていたのかもしれませんね。
確かにそうかもしれませんね!
ショーン・コネリーの色は払拭されてしまいましたね。
>M役のジュディ・デンチもあともう少しだけ観続けたかったという思いもありますが、なんか病を患ってるとも聞き及んでいるので、見切りをつける意味ではタイミングの良い勇退だったのかも?
老いには勝てないでしょうね?
でも、あんなに動きをさせなくても(笑)
もともと殆ど動きの無いMでしたから。
>次回作はレイフ・ファインズにも注目っ^^
そうですね^^
50年と言う節目を迎えたことにより、007もこれからのシリーズの継続を目指し、本作で色々と脱却や一新を図っていたのかもしれませんね。そういった観方も踏まえれば確かに異色な作品にも見えてしまいます。
M役のジュディ・デンチもあともう少しだけ観続けたかったという思いもありますが、なんか病を患ってるとも聞き及んでいるので、見切りをつける意味ではタイミングの良い勇退だったのかも?なんにせよ、M役お疲れ様と言いたいですね♪
次回作はレイフ・ファインズにも注目っ^^
>うんうん。まぁ、ジュディ・デンチを引きずり回したというか、Mが ボンドを振り回した一遍ではありました。
たしかに(笑)
>作品のテイストが うちの夫好み♪
なるほど^^
まぁ、ジュディ・デンチを引きずり回したというか、Mが ボンドを
振り回した一遍ではありました。
作品のテイストが うちの夫好み♪