四万十川レコード 公式ブログ

四万十と言う小さな町に生まれ、思春期に音楽に目覚めそして今も、長い長い音楽の旅をしています。

このDSみたいなタッチペンが付いた機械は、どうやって使うの?

2012-09-18 11:40:16 | ホンヤミカコ
上手だなぁ(笑)
全く意味の分からないタイトルを付ける技術が非常に向上した僕は(笑)
このタイトルを読んで理解した人は凄い、僕が驚きます。
さてこれは通信カラオケのDAMですか?
あれの楽曲を入力をする機械がありますよね、タッチペンで入れる奴。
その機械の話です。
先日、本谷さんと打ち合わせをした時に大まかな流れ以外の楽曲についてふと
これからこの路線はどうしようかなぁと思いました。
本谷さんがオカリナを吹いて作るオリジナルの楽曲、これは問題ありません。
しかし、彼女くらいのキャリアになると別の流れが存在します。
つまり作詞、作曲家としての楽曲が存在します。
NHKの「みんなの歌」でオンエアーされた本谷さんのオリジナル曲に
「ななかまどの秋」と言う楽曲があります。
歌は井上あずみさん、隣のトトロのテーマ曲やジブリ作品で有名な人ですね。
で、例によって好い加減な性格の僕は情報は持っていましたが楽曲をまだ聴いた事が無い。
曲の癖や指使いの癖はわかるんですが、歌詞ね。
一体本谷さんはどう言う詩を書くのだろうと思いました。




僕は好い加減な性格の癖に思いつくと行動は早いです。
「もしまだ時間に余裕があるなら少しカラオケ屋に行ってその曲を
聴かせてくれませんか?」と本谷さんに言いました。
当然本谷さんは「えっ?」と言って戸惑ったようでしたが
流石に北の大らかな大地で空ばかり見て?育った人です。
「良いですよ」とOKしてくれました、で、冒頭のタイトルになった訳なんです。
カラオケのアンプの方ね、エコーやリバーブ的な音響エフェクトの事は
僕にも分かる、キーチェンジャーで音階の上げ下げが出来る事も知っています。
肝心なのが入力する機械ですね。
案内された部屋に入るとカラオケの入力する機械がふたつありました。
僕と本谷さんはふたりしてジッとその機械を無言で見ています。
「つかぬ事を聞きますが、本谷さんはこの機械の操作が出来ますか?」
「えっ?CURO(ここは本名ね)さんは出来ないんですか?
私は自分でカラオケの入力なんてやった事はないですよ」と言います。
そりゃそうだろう、本谷さんがカラオケに行く事も先ずないだろうし
あったとしても接待されるわなぁ、アーティストだし。
で、僕も人生に於いて余り下積みが無い人間です。
普通の世界に戻ってもこう言う場所は絶えず誰かがやってくれた。
気の利く女の子や男の子に「次は××!」だけで事足りました。




「本谷さんがやる?」「えっ私ですか?」本当に驚かれました(笑)
「実は俺、機械には強い?つもりだけど、今まで一回もこれに触ったことが無いです。」
お互いに無言のままで自分の膝の上に置かれた入力機を見つめています。
まぁこれは男の僕が受け持つべきでしょう、彼女はアーティストだし。
でも此処が僕の普通の感覚では無い所です、どっちみち僕は使えないんだからこの機械は。
「んじゃ、いっそどっちが先にこれを使いこなせるか競争しますか?
先に覚えて入力出来た方の勝ちと言うのはどうですか?」
「…良いですよ、それで」では「ヨーイ、ドン!」
マジ顔で入力機をふたりしてイジリ始めました。
えっと、平仮名入力して漢字に変換するのか?それでタイトルを捜せば良いのか?
ありっ?パソコンみたいに全文変換出来ないぞ?
長文では無く単語で変換するのか?
お互いに無言ではありますが、頭の中では結構忙しい状態です。
「…所で本谷さんの高校は帯広の結構有名な進学校ですよね?同級生が現役で
行ける大学はどのレベルですか?東大とかありますか?」
「…いえ、東大に現役で入れればニュースになりますよ」
「…んじゃ、早慶辺は?」「あっ、それは同級生でもいますよ」
お互いにタッチペンをカリカリいじりながら会話しています。
「…やっぱ、俺の高校の方が偏差値は低いですね、現役合格だと
日東駒専ぐらいだから…」
そりゃそうだ、もともと高知県の偏差値なんて全国で最下位に近い。
確か沖縄県の前のブービー県じゃなかったっけ?
少し調べてみようっと…あっ違った(笑)高知県よごめんなさい。
土佐塾で全国20位です、でも最下位の沖縄県は合っていた。




「出来ました!」本谷さんの勝ちです(笑)
ちっ、偏差値の差がこんな所まで…んっ?違うか、俺がトロいのか(笑)
で聴きました「ななかまどの秋」を、楽曲者ご本人の歌で。
印象からすると正統派の歌詞です、童謡だもんなこの曲は。
リズムにあった言葉の入れ方で上手です、って何で上から目線なのかな俺?
失礼かな?…いや違う、プロデュースに関する事だからこれで良いんだ。
「これでいいのだ!」ってバカボンのパパと同じだ今(笑)
ちなみに「四万十川」も本谷さんが詩を書いてテノール歌手の
「榛葉昌寛」さんが歌っている事は知っています、聴いてないけど(笑)
歌手の倉橋ルイコさんが歌った「幸福駅」と言う曲があるのも知っています。
聴いてないけど(笑)ホント失礼だなぁ俺。
でも、これでいいのだ、です。
僕のやる事は僕の視点での作業なので他の人の情報は要りません。
必要ならその時に聴けばば良いし。




アーティストとしては本谷さんの先輩になる、元カステラのVoで、現トモフスキーこと
大木知之君から僕のメールに返信を頂きました、お久しぶりの挨拶と近況を書いてくれています。
で、現在大木君はレコーディングの下準備段階みたいです。
このブログに、「いつか本谷さんと大木のコラボをさせたい」と書いたのを思い出したので
メールで本谷さんのプロフィールのURLとサントリーのCM曲で使用された
「たんぽぽぽ」と言う曲のデータを添付して返信しました。
「レコーディングでオカリナの音が必要なら言ってね、やりますよ」と書いて。
やるのは俺じゃなくて本谷さんですが(笑)
大木のレコーディングは基本、宅録(自分で全部の演奏や録音をして曲を作る事)です。
つまりサウンドプロデュースも自分でやっているので気が向けば言ってくるでしょう。
まぁ大木の曲に本谷さんのオカリナが必要な楽曲があるかどうかは疑問ですが(笑)
でも良いんです、「オカリナが使える」と言う情報が大木にインプットされれば。
そう言う情報が頭の隅に残されれば使いたくなりますから、それが人間の心理です(笑)
何時になるかは分からないし、実現可能かも分かりませんが種は蒔きました。
こう言う作業がプロデュースには大切ですから。
もちろん不確定要素が多いので本谷さんには一切この話はしていません。
決まればその時に話します(笑)好い加減ですか?
でも中途半端な情報をアーティストには伝えられないので仕方ないのです。
僕のプロデュースはこういうやり方をします。
遠い未来の種をぽつんぽつんと色んな場所に蒔いて置きます。
どの花が咲くのかなんて分からないけれど、花が咲けばやれば良いんです。
多分「これでいいのだ」と、バカボンのパパさえ行っている、大学に行けなかった僕は思います。
あ~あ、バカ田大学にでも行っておけば良かったかな?
ちなみにトモフスキー、大木君は早稲田大学の出身です(笑)


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