映画鑑賞

昔の名画から最近上映の映画まで、国内外を問わず幅広く楽しんでいます。別世界へ連れて行ってくれる作品が好み(本棚6)。

余命一ヶ月の花嫁(2009年、日本映画)

2021-09-04 23:27:34 | TV放映


<解説>(映画.comより
2007年、がんのため24歳6カ月で生涯を閉じた女性の最後の1カ月間をカメラに収めて話題となったTBS系ドキュメンタリー番組「余命1ヶ月の花嫁/乳がんと闘った24歳 最後のメッセージ」を映画化。主演は榮倉奈々と瑛太。監督は「ヴァイブレータ」の廣木隆一。乳がんに冒され、余命1カ月を宣告された千恵の夢は「ウェディングドレスを着ること」。その夢を叶えようと、友人たちは彼女の恋人・太郎とともに結婚式の準備を進める。
2009年製作/129分/日本
配給:東宝

実話を元にTVドラマ化し、評判がよく映画化されたと聞きました。
分かり易すぎる設定ですが、小細工することなく王道で描ききっていると感じました。

乳がんが判明し、その闘病生活中にテレビの取材を受けるヒロイン。
彼が反対するけど、
「若くして乳がんを発症した人たちの役に立ちたい」
と考えを曲げません。
さらし者になりつらい思いをするのではないか、との彼は心配します。
でも家族が
「あの子は(もうすぐ自分が死ぬことを)すべてわかってやってるんだよ」
と説得されるところが印象的でした。

中でも、最後の花嫁から新郎へのビデオレターが秀逸です。
彼女の死後に新郎の元に届くという遺言。

ビデオの中の彼女は、演技とは思えないリアリティがありました。

★ 5点満点で4点。

監督:廣木隆一
プロデューサー:平野隆
脚本:斉藤ひろし
撮影:斉藤幸一
照明:豊見山明長
美術:丸尾知行
録音:井家眞紀夫
音楽:大橋好規

長島千恵:榮倉奈々
赤須太郎:瑛太
加代子:手塚理美
花子:安田美沙子
赤須敏郎:大杉漣
岡田:津田寛治
奥野:田口トモロヲ
長島貞士:柄本明



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