渇く・・・ひたすらに、渇く。
どんなに物事を成していても、端から見ていて、どんなわがままを通していても、順風満帆に見えていても、人は時に心が渇いて止まない時がある。
もっと成功すれば、この渇きは癒えるだろうか?
もっと注目されれば、お金があれば、もっと愛されれば・・・
もっと受け取れば、この渇きは癒されるだろうか?
逆なんだよ。
あなたから、何か大切なものが出ていないから、渇くんだよ。
お母さんが赤ちゃんを抱きしめた時に、胸の奥から湧き出すもの。
恋人の腕枕で眠る時、胸の奥に湧き出すもの。
寝たきりの誰かの髪を撫でた時に、一生懸命の誰かに心を寄せた時に、頑張ったなぁ自分!って思った時に・・・
その刹那に、自分の奥から溢れ出すもの。
嬉しいような、楽しいような、悲しいような、切ないような・・・
胸をいっぱいに満たすもの。
愛というなら、それは愛。
人はどれだけ自分の行為に、その感情を乗せているだろう?
忙しくて、そんなことを一々味わっている暇すらない。
だから栄養ドリンクを飲むように、外からその感情を取り入れようとしているように見える。
少し止まってごらん。
外から得ようとするのを止めてごらん。
じっと自分の中から湧くのを待ってごらん。
あなたが与えるものが、あなたに返ってくるもの。
あなたから溢れるものが、あなたを満たす。
あなたの中にこそ、涸れない井戸がある。
皇己のセッションルーム Angel's smail です。
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