とーっても久しぶりに、お香の教室に行ってきました!
1月なので祝香といって、おめでたい香組。
証歌
今よりは あかすや契る 友鶴の
千代のよわひを なほもかぞえて
三条西 実稱
・初日 (香木は、真南蛮・まなばん) 2回
・鶴 (香木は、伽羅・きゃら) 1回
合計3回香炉が回ってくるので、
初日(真南蛮)→初日(真南蛮)→鶴(伽羅)の順だったら、「雛鶴」と答えを書く。
初日→鶴→初日なら、「若鶴」と書く。
鶴→初日→初日なら、「丹頂鶴」と書く。
という風に一ひねり。
なおかつ!本当ならここに、鶴を入れ和歌を詠んで書くのでしょうが、「何でもいいから、感じたことを書いてください」と言われて、心底ホッとしました。(笑)
伽羅と真南蛮しかないのですが、この決定的な違いは、伽羅の「苦み」を含む香りを、聞き分けられるかどうか。かな?
同じ香りなんだけど、真南蛮の残り香が軽い感じ。
ところがどっこい!この真南蛮が、伽羅に近いものすごくいい香り!
伽羅に近くなるものを「伽羅だちする」と言うんですが、思わず床にヨヨッとくずおれて、香炉を抱きしめたくなるような香り!
それに対して、苦みを抑えた伽羅を使ってるので、本当に分からない!
ただ苦みを抑えた分、他の香りの成分も押さえられていて、いい香りの真南蛮に対して、やたら香らない香木が伽羅かなぁ~・・・(ビミョー?)と。
今年は無事正解の『祝』から始まりました!
皇心のセッションルーム Angel's smail です。