お元気だろうか？

かなり以前だが、京都の一澤帆布という
カバン製造販売のお店を取材させていただいた。
とても丁寧に対応してくださり、翌年別の取材
申し込みを私から電話でお願いし、快く受けて
くださった。2度目に伺ったときは忙しいにも
かかわらず観光案内もしてくれた信三郎さん。
その後、相続争いで有名となり、長期にわたり
裁判を繰り広げ、なんとか元のさやには戻った
ものの、その後も大変なようだった。
詳細はネットニュースにもころがっているが、
ご本人を知る私としては、偽の遺言書まで作って
弟を追い出そうとする兄は許しがたい。
なんせ店はずっと信三郎さんが切り盛りして
いたわけで、どこからともなく偽の遺言書持って
のりこんでくるとは、、、、
そしてもっと許せないのが、その兄から仕事を
もらってひと稼ぎしようと企んだ情報誌である。
どうしようもない連中である。
古い話となっているが、息子にあげた
一澤帆布製の小銭入れをデスク上で見たら
急に思い出した。
四半世紀経っても破れることなく快適に使用できる。
私自身、何度も海外へもっていっては使用した。
今年は息子にあげて私がかつて行った場所へ
持って行く予定。
時間をつくり京都へ行く機会があれば
立ち寄りバッグ一つ購入しお話ししたいものだ。
お元気であればいいのだが、、、
小銭入れを眺めながら
暫しいろいろと思い出していた。