死ねば墓に入る。
それが常識だった。
だが今、それが常識と言えなく
なってきている。
無縁墓の問題である。
少子高齢化と未婚率の急上昇で
予測を超えて、消滅危機にひんして
いる自治体もかなりある。
身近な情報からも手に取るように
理解できる。
実家もそうだが、昨年、父の墓を
実家のある県内にたててはあるが、
これがいつまで子孫が見守れるの
かと心配している。
そこへ息子から、おじいちゃんの
墓を参りたい というメッセージが
届いた。５５０キロ先で往復３万円
かかるところへだ。
まっ、ある意味、人間的でいいこと
ではあるが、今の経済状況や社会
状況からみてあまり勧めたくはない。
私は祖父の墓参りに海を渡って行った
が、今とは社会全体の状況、考え方
も違う。
私はすでに２度、父の墓参りを
しているが、かなり大変なの
自分の墓については決めてある。
子々孫々にできる限り迷惑がかから
ないように。
それよりもまだ、生ある方々で
お会いしたほうがイイのではと
思われる方々にお会いしようと
考えている。
コレもなかなか難しいことだが
今年から徐々に始めている。
今一人、ぜひお会いしたほうが
いいのではというお方がいる。
少し迷っている。
