忘れないうちに記しておこう。
今回の帰省では生まれ育った場所を
あちこちうろついて昔を思い出して
いた。幼少のころから、遊び場とい
えばここだった。自宅近くの神社だ。
子供たち大勢で集まり、かくれんぼ
や球技をして遊んでいた。
すぐ近くだから夕方でも弟と二人で
キャッチボールしていたことを覚え
ている。
あの頃がいちばん幸せだったのだろう。
半世紀前の話だが、それほど経ったよう
に思えない。
時が経つのは早い。
この神社は、この地区の遊び場であり
集会所、そして夏はラジオ体操。
活気があった。
小学校も全校生徒数は300人いた。
今は?
小学校は100人はおろか50人にも満た
ないようで、複式学級とのこと。
この地域は小学生はいないのか、
この神社は遊び場ではないようだ。
神社の木々は全て伐採されて、管理は
出来ていないようで、寂れる一方のよ
うだ。急激な変化で、姿が激変するのも
嫌だが、手つかずで寂れる姿を見るのも
辛いものがる。
とりあえず、神社の真ん中に立ち
いろいろと思い出していた。