南十字星☆

この道48年のフラメンコギタリスト青木敏郎のひとりごと

思い出の味

2007-05-12 18:56:40 | ・食べある危
5月10日
東武伊勢崎線五反野駅前に正華という小さな店がある。
ここの肉まんには思い出がある。
子供たちがまだ小さかったころ、松原団地への帰路途中下車して
ふかふかのこれを持って帰るとみんな大喜びしてくれた。

日記@BlogRanking
25年前に松山に戻った後、上京すると必ず足をのばしてこれを求めた。
東京の味を、東京で暮らした頃を思い出してみんな大喜びしてくれた。
子供たちはそれぞれの道を辿っていまは東京の空の下で暮らしている。

それにしても、パリのエスプリ・天下のアヤコレット
ファッショナブルないでたちはいつもと変わらないが、東京では水を得た魚。
折角の東京だ、本来なら六本木・恵比寿あたりに、悪くても銀座くらいにはお連れしないといけないところ、「思い出の味探しを」と娘のようなことをいってくれた。

行けそうでいて、行きたいと思っていて、行こうとしても行けなくて18年ぶり。
代は変わっていると思うけど味はそのまま、よくぞ生きていてくれた。
朝早くから遠くまで引っ張って、はずれたらどうしようかと思ったよアヤコレット。

思い出の味探しは
①札幌大通り地下のラーメン「黄鶴」→洋品店になっていた×
②新橋ガード下の牛丼「なんどきや」→経営者がちがう×
③永福町ラーメン「大勝軒」→繁盛してるが味がちがう×
ということで、もう行けない。もう行かない。
④五反野の肉まん「正華」→おいしい◎
また行くよ。今いくよはどうしてる。

奇跡の出会い

2007-05-12 10:39:53 | Weblog
5月9日
「伊藤日出夫ギターを愛して60年」公演に直木賞受賞作家の逢坂剛先生
ポケットマネーで来てくださった。
お誘いしたのは松山出身の東京で活躍する唯一のバイラオーラ大西美江さん。
戦闘モードを解いた素顔の彼女はとーーーってもかわいいふつうのお嬢さん。
正規ルートでこんなショットに辿り付くには10年かかっても無理。
代表作「カディスの赤い星」はボクのアドレスcadizaokiに使った憧れの人。

もとはといえば1年前の5月9日のボクのブログ記事「立川フラメンコ」に始まる
カディスの赤い星cadizaoki

この記事にコメントをくれた美江さんとアヤコレットさんと1年後にこんなショット。
偶然ではない必然なのね
信じられない