関心引力

年を取ると世の中のことにあまり左右されなくなる。
まぁ、二極化しているのかも知れない。
政治家、評論家気取りで世情を云々なんたらかんやらと受け売り（という認識もなく）の持論を展開するとか。
その一方で、表面的には無関心を装い今が無事であればと平穏無事を希求する（私みたいな）者もいる。
現役時代は仕事の合間に業界新聞やネットで情報収集に気を配っていたものだが、今は気にもならない。
果してそれがいいのか悪いのかの判断材料を持ち合わせていない。

何に関心を示すか。
一般的は、自分の立ち位置からの距離の二乗に従って関心の度合いが弱くなっているように思う。（全くの私見だが）
国際情勢なんて空の彼方、否、宇宙の彼方のことに。
そもそも国際情勢を論じる庶民ってそれは庶民ではないのでは？
国の将来をあれこれ真剣に議論するのも庶民感覚から遠い。
それができるのは世の中に対する課題意識を保持している人たちだろう。

その意味では「現役」から遠ざかったのだなぁ、と思う。

社会を論じていながら、家内に、家のこともまともにやってくれないのに・・・Orz（御説ごもっとも）
ま、そういうことなのだろう。
社会を論じても要するに聞きかじりの弁に過ぎない。

物言えば唇寒し、の例えもある。
そういう季節が深まってきた。
風を引かぬようにお互い気を付けねば。


夜半から気温が下がってきたようで家内が夜具を一枚多く用意してくれた。
朝も結構涼しいというより寒いくらいだった。
八王子の気象台の観測では最低気温が12度台だったようだ。

朝方は晴れ上がっていたのでベランダから富士が瞥見できるかなと行ってみたが見えなかった。
早、冠雪とのニュースもあったので、もしやと思ったのだが。

仕事場では文面の想を練っていたのだが時間だけが流れてしまった。
ブログだと適当に思うことを書き連ねればいいのだが。