気ままに自転車ツーリング♪

70代になり60代からの散歩が中心となりました。50代は健康維持のため何かスポーツをと、消去法でサイクリングでした。

タイタンの戦い(2010)

2012-04-23 19:54:26 | 今日見た映画(ビデオ、TV含む)
1981年制作の同名映画のリメーク版で近々「タイタンの逆襲」
という2作目が公開されるらしい。
欧米の映画ではギリシャとかローマとか神話や古代に題をとった
映画も多い。それだけ親近感があるのだろう。
日本ではどういうわけか少ないように思う。
制作者のイメージを膨らませるには格好の材料がというか
題材が多いと思うのだが。
CGとかSFXを使えばすぐれた作品になるわけではないが
使うことでより製作者のイメージ通りの作品も作れるはずだ。
たとえば「日本誕生」のリメークに期待したい。
八岐大蛇とかおとたちばなひめが海の怒りをおさめる為に入水
するとかヤマトタケルが富士の裾野で落命し富士が噴火する
シーンなんて今風に表現できるところが多々あるはずだ。

今回見た「タイタンの戦い」だがオリジナルの出来の方が
ストーリ展開が明快で良いと思う。
「・・・逆襲」の予告映像を見ているともうCG,SFX使いまくりの
トランスフォーマーも唖然のつくりに思えるのだが。
なんだか「巨神兵」まで暴れまくるようだ。

「アルゴ探検隊の大冒険」の特撮を担当したレイ・ハリーハウゼン
が制作に加わって1981年版が作られているので特撮はあくまでも
実写では表現できない部分に限定している。
2010年版はCG,SFXで見る者の目を瞠らすことに主眼を置く最近の
映画にありがちな陥穽に陥っているように思う。
観客はより目新しい表現に期待しているわけだから興行成績を
考えれば仕方ない気もする。
でもそれは恐竜の進化と絶滅のような行く末を思わせる。

そういえば、2011年版には、盲目の3魔女、蛇女メデューサ、
海の魔物クラーケン、天翔ける馬ペガサス、巨大サソリは出てきたが、
双頭の犬ディオスキロスは見かけなかったような・・・

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監督 ルイ・レテリエ
出演 サム・ワーシントン
ジェマ・アータートン
マッツ・ミケルセン
製作年 2010年
製作国 アメリカ
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