買い物は楽しい

家内が出かけて気に入ったワンピースを２着買えたようで
買い物は楽しいと悦に入っていた。
試着して私に感想を求めるのだが、私はチラッと見て
うん、いいね、と空返事。
そう、着るものにはあまり関心がないのだ。

ただ、自身のための買い物の楽しみ、喜びには同意する。
なんたって、今私は１０年ぶりの買い物に欣喜雀躍している
わけで、ここで家内の買い物をけなしたらとんでもない
とばっちりを食うことになる。
「収入が減るというのに何を考えているの！」くらいは
いわれそうかな。

でも、湯水のようにお金を使える身分なら私の買い物程度では
楽しくもなんともないだろう。もっとずっと大きな買い物だろう。
要は同じお金を使うなら少しでもいいものをと逡巡しまくる
ところに買い物の醍醐味があるのだと思う。
私の場合は１０年我慢した末の買い物だから喜びも一入という
ところなのだ。
で、私の買い物はＷｉｎＭｅからＷｉｎ７のＰＣを買い
さらにＡＤＳＬから光回線に切り替えるという私にとって
浦島太郎的な状況変化への感動を期待しているわけだ。
こういう些細な楽しみとか喜びは、なぎらけんいちの
「葛飾にバッタを見た」を思い出させてくれる。

その日は遠からずやってくる。