森の隠れ家  by KEIZI

森の中の小さな俺の隠れ家。
隠れ家の中は、他人から見れば子供のおもちゃ箱のようにガラクタばかりなのかもしれない。

森の時間

2009年04月18日 | ひとりごと


数日前まで裸ん坊の雑木林だった家の前の森が、あっと言う間に芽吹き始めた。

数年前、確か「優しい時間」というドラマの中で

「森の時計はゆっくり時を刻む」

という言葉があった。

現代人の生活リズムは、人間本来のリズムを追い越してストレスがたまるほど早くなってしまった気がする。
反面、自然や植物の時間は、ゆったりとした大きなリズム中で流れているので、気をつけて見ないとその変化に気付くことが出来ない。



そんな、ゆっくりとした森の時間も、1年を通して春のこの時期だけはフィルムを早回ししたように新緑が芽生え、山々をパステルカラーの淡い色に染め上げていく。

どんなに時間に追われて焦っても、どんなにストレスをためながら仕事をしても、しょせん人間は、

大宇宙の大きな時間の流れの中で生かされている小さな小さな存在

でしかない。



たまの休みの日は、自分の体内時計をゆったりとした自然の時間に同調させて癒しを与えてあげよう。

庭のハナミズキも、森の樹木と一緒にたくさんの芽を出し始めた。
コメント (5)
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