Click 2 CR-IQ 日々_ver.3

ここは管理人CR-IQ(クリック)が、日々の出来事をメインにしつつ、思ったことを書き綴るblogです。

吉永さん家のガーゴイル(6)

2005-02-03 18:34:02 | ノベル
作者:田口仙年堂 ファミ通文庫

あらすじ:焼却炉付近で演劇の台本を拾った和己。
それを演劇部の面々が見て、春の新入生歓迎用の劇の台本にすることに。
しかし、作者がわからないことに加え、
芝居を中止しろという脅迫状が届いて…

テーマ設定的にはよくあるサスペンスへの導入。
ストーリーもサスペンスというほどには難解ではなく、
王道を越えるものではないんです。
…なのになんでこんな面白く出来るのかなと。
劇中劇の設定の仕方といい、キャラの立ち方といい、
全てがキレイに収まった名作になっています。
基本としては、悲しいお話になるはずなのに、
それをうまいこと大団円に持っていく技術は、
毎度ながら近年の作家さんでも最高級ではないかと。
まあ、ガー君が一部のところを除いて必要だったか、といわれると
微妙なところもありましたが、こういうドタバタながらも
ほのぼのとした日常を描く作品の場合、
必ずしも主役が活躍しなくてもいい気がしますね。

ここまで既刊全巻読み終えましたけど、
ほのぼのとした面白いお話が読みたい人には間違いなくオススメします。
大きな衝撃を受けることは絶対ありませんけど、
そんなものがなくても名作は書けるといういい例だと思います。

評価:☆9

DEATH NOTE(5)

2005-02-03 18:24:06 | マンガ
原作:大場つぐみ 漫画:小畑健

あらすじ:第一次月キラ編終盤~ヨツバ編序盤

やる気なさすぎなあらすじですが、まあ元々週刊連載を
まとめなおしているだけですからね。これで十分w。

ってわけで読んでいる当時はパワーダウンした間を感じた
ヨツバ編なわけですけど、
ヨツバ編が終わり、第二次月キラ編(っていうのかなw)が
始まっているところまで読んだあとに読み直すと、
ヨツバ編での主犯がいかに動いていたかがよくわかります。
…確かに最初っからアホっぽかったんだなとw。

そんなわけで、改めて今読むとかなり楽しいですけど、
単行本のみ追いかけてる人にはちょっと辛い時期かも。
とはいっても、下手な作品よりはよっぽど面白いので、
問題なく読み進められると思いますけどね。
安定した作品です。

評価:☆8

Follow the sun

2005-02-03 18:18:26 | Weblog
 後 
1GBじゃ絶対足りない人って少数なのかなあ…

今日で通常授業は終了です。
月曜振替の時間割だったため授業は2時間。
どちらもレポートの指示などは出ることはなく、
これにて後期は問題なく終了になりました。
後はこの春を充実して過ごすのみです。

以前Tatsh氏のファンになった、みたいな事を言いましたが、
なんでそう思ったかっていうと、最初は聞いた感じがよかったことになるんですが、
改めて彼の楽曲を聴くと、「若さ」を感じるんですよね。
SphereでもRED ZONEでもそうなんですが、やっぱりちょっと
音がケンカしている感じがするんですよ。
まとまりきれていないというか…
そのあたりは、例えば長年やってる大御所な方の曲と比較すると
明確にわかるんですよね。
イメージ的には、グラサイ~2ndstyleくらいまでのdj TAKAの楽曲に
近い感覚がしますね。
表現したいものはすごくストレートに伝わるんだけど、
それを表現する術がまだ完成していない感じ。
そんな状況をTatsh氏にも感じるんですよ。

逆を言えばつまり、追いかけがいがあるというかw。
dj TAKAの頃は僕もまだ知識がなかったんで、その成長を追うことが
出来なかったんですよね。今、振り返ってそれを見ることは出来ますけど。
つまりは、リアルタイムで成長を追っていける新進気鋭な人で、
期待通りいきそうなのは彼が初めてなんですよね。
junの場合、気づいたらNAOKI色になっていたしw。
次回作以降、どう完成度と表現を高めてくるか…
是非聞き届けたいと思います。