バッカーノ！ 1931鈍行編/特急編

作者：成田良悟　電撃文庫

電撃ゲーム小説大賞受賞作である前作の続編。
とはいっても、世界観こそ1年後の話ですが、
内容的には全く違うお話。多少リンクはしてますけどね。
そして、鈍行編/特急編とあるように2冊構成で、
同じ時間軸の流れを、別の視点から見た構成になっています。

で、当然鈍行/特急とあるように電車の中でのお話。
ある目的のため、逮捕された同士を助ける方法として、
快楽目的として、
とある積荷を狙って、
情報を得るため、
そしてただ終点に向かうため、
様々な目的を持った人たちが同じ電車に乗り込み、
そこで起こるバッカーノ（バカ騒ぎ）と称された、
強盗と殺人の狂騒を描いた作品です。

とりあえず、こういう同じ時間軸を色々な視点で見るということは
結構ある手法ですけど、この人はつくづくうまいですね。
Ever17のプレイ以来、ADVゲームにしろ小説にしろ、
ついつい穿った目というか、一歩引いた目で見てしまう傾向があったんですが、
この作品は久々に世界に入り込みながら読める作品でした。
プロローグで様々な人が集まる偶然を演出しておいて、
本編でそれを発動させるあたりが本当に秀逸。
かなり面白いシリーズだと思うので、強くオススメします。

評価：☆9　前巻比　明らかに良化

なにわともあれ

後
ギャルゲーをレビューサイトを見ず発売日に買ったのはR11以来です。

某社の説明会ということで今日は大阪まで。
説明会自体は至極真っ当で、今まで見た中では
一番普通と呼ぶにふさわしいものでした。
まあ、大言壮語を奏でるわけでもないし、
言ってることが悪いこともなかったんで、とりあえずエントリー決定。
毎度大阪に行くというスケジュールがうまく成り立てばいいなあ…。
静岡よりは行きやすいとはいっても、やっぱりお金はかかりますからね。
今月だけで既に交通費でかなり使ってる気がします。
東京在住とかだと、こういう苦痛がないのがうらやましいｗ。

で、一応ゲーセンも探しては見たんですが時間の関係で遊べず。
大阪駅付近もちょっとウロウロしたんですけど、
駅前のヨドバシに行ったんで時間がなかったんで断念しました。
帰りに行こうと思ったんですが雨だったし…
…僕は何をしに行ってるんでしょうｗ。

で、とりあえずヨドバシで「家族計画」というPS2ソフトを購入。
三国無双4も結構気にはなったんですけどね。
お金が苦しくなると思うんでとりあえず断念。
交通費も圧迫はしてるんですが、何より今一番
僕の財布を圧迫するのは、説明会への行き帰りで読む小説だったりw。
つい、名古屋で買ってしまうんですよねえ。
明日もちょっと手を出したくなりそうです。
ま、日記のネタが増えるのはいいことなのですけど。

追記：おふたりとも、
Happy Birthdayのようで。おめでとうございます。