CPNN(平和の文化ニュースネットワーク):国連の「世界の子どもたちのための平和と非暴力の文化国際10年」(2001~2010)

生命尊重・非暴力・助け合い・良く聞く・地球環境・寛容と連帯・男女平等・民主主義の記事を配信します。

:「仮面ライダーブレイド」

2010-05-14 09:46:07 | 映画・ビデオ
レポーター:辛味噌
     
 この作品は二人の青年の成長物語であると言っても間違いではない。一人の青年は、「正義とは何か」を問う。一人の青年は、「愛とは何か」を問う。彼らやその仲間を取り巻く悪意、裏切り、その裏に潜む真実。多くの暗雲に惑いながらも、彼らは世界を生き、そして戦いに身を投じていく。
 古くから続く「仮面ライダー」のシリーズはおおよそ児童向けの番組である。それは同時に、教育番組としての価値の存在を示している。この「仮面ライダーブレイド」というタイトルは、その価値に恥じることのない内容を私たちに提示してくれる。二人の青年が導く「正義」と「愛」。「悪」の裏に潜む真実と、本当の「悪意」。多くの戦いを経て得る「友情」と「信頼」、そして「絶望」と「希望」。多くの困難を乗り越えてそれぞれが成長し、違った形のそれぞれの「強さ」を獲得していく。
 現実において多くの人々が信じるものに迷い、過ちを犯している。そのような混迷した社会を生きていく私たちは、ライダーたちのように挫折や衝突を重ねながらも前へと進んでいかなければならない。

モデレーターのコメント
 仮面ライダーといえば古くからテレビに登場し、多くの子ども達がその「変身」と活躍に心を惹かれてきましたね。子ども達の心をひきつけたもの、それは正義であり愛でした。この「仮面ライダーブレイド」もその発展系として理解できますね。

ピースキー:
(1)生命の尊重  (4)傾聴   

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (おにぎり)
2010-05-14 14:56:25
幼いころに見るテレビの影響というのはとても大きいと思います。
近頃は悪影響を与えるテレビがあるのも現状です。
現代の仮面ライダーは、子供が見ても、大人が見ても、考えさせられる部分が多いのではないかと思います。
学校では学べない、大切なことを学べる良い番組だと思います。
返信する

コメントを投稿