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Cozy小路

B級グルメとB級生活を愉しむB級ビジネスパーソンの日常

やっと見つけたぞ 元酒屋 ハヤシライス 1050円 銀座

2006-10-25 21:13:45 | 首都圏グルメ 洋食
この店に初めて入ったのは随分昔で最初の東京勤務の頃である。その頃は店は今の場所ではなくて昭和通の銀座側にあった。多分10回近く行った筈で夜の居酒屋メニューも数回試したはずだ。
でもこの店のHPを見ると1984年に出来たとある。私自身はその年に神戸に転勤しているのだが当時、真新しい店との印象がない。私の場合、担当していた顧客(貨物代理店)の場所に近い処で昼の餌探しをしたはずだから、東銀座界隈だと某関西私鉄系の代理店(つまり南海)の担当をしていた頃と思う。でも私のサラリーマン歴と照らし合わせると1984年よりもう少し旧い筈と思うのだが・・・
それはともかくハヤシ(大阪風に言うとハイライ)なんて食い物は若い頃は小馬鹿にしていたのが今はB級カテゴリーの中で5番目位になった、それに貢献したのが丸善の屋上のハヤシとここのハヤシである。
この店は七賢という酒造メーカー一族がやっているので日本酒をダボダボ入れて作っているはずと勝手に思い込んでいたのであるが、その後2回目の東京勤務に戻ってきたとき昭和通りに店は無く淋しく思っていた。
しかし3回目の東京勤務に戻って暫くして日航ホテルの前の横筋の地下の入り口に「元酒屋」の看板を発見。こんな処に居たのかよ!と思ったものの又暫し存在を忘れて・・確かここだったよな・・と探すも又行方不明。
どうしようもない店と諦めていたのを数ヶ月前に日航ホテルの今度は裏筋で再発見。
表通りから裏筋に(あくまで日航ホテルを中心に考えればだが)逼塞していた訳だが、地下から2階に移ったのだからStep Upしたというべきなのか。

その時早速入ってみたのだが満席で断られて今回ようやく辿りついた。
今の場所に移って三年ということだが中々にOld Fashionの趣味性の高い店に仕上がっている。マスターは銀髪になったがメニューも夜日本酒を飲みながら小人数で昔話でゆる~く盛り上がるのにはいい雰囲気。
ハヤシも「そうそうこの味!という酒の旨さが浸み込んだ?おいしい出来上がりでした。このコク、たいして上質ではないが柔らかく煮込まれた肉と大き目の玉ねぎ、良いね。


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江戸フレンチ ル・カヴォー 大井競馬場 オムライス

2006-09-11 16:46:33 | 首都圏グルメ 洋食
数年前にテレビ番組で紹介されて場所をいい加減に記憶していた店。
・・・大井競馬場から直で倉庫の中・・・・駅前の東神倉庫だろうとアタリをつけたのまでは間違いでなかったのだが。
前の仕事でシカゴからSales Personがくるというのでどの顧客に行きたいかと事に打診したらNordsonという射出機の会社に行きたいという。調べてみると日本事務所は東神倉庫の中にある。よしよしついでにそのレストランを探そうと密かに思っていた。当時外人と一緒に訪ねた際は思いもかけず同じ敷地内に第一園芸なんていう懐かしい別の客の事務所を発見したりしたものの肝心のレストランは見当たらず。
考えてみればフォークリフトが走り回るような一角にレストランがあると考えたほうがおかしいのだが。
今の職場に変わって近くを歩いたときに事情が知れた。東神倉庫の入っている区画の外側に面した処にこ洒落たレストランル・カヴォー=倉庫の店はあったのだ。
しかし最初訪ねた日が偶々臨時休業だったりして機会に恵まれず、今日ようやく江戸フレンチの店を訪ねることとなった。
売り切れご免?のオムライスを頼むことにしたが腹がすいていたので大盛りを注文。余り待つことなく運ばれてきたのは、しかし何だこりゃ普通盛りという程度の慎ましやかな大きさだが見目麗しい一品。
少し凝ったソースが掛って、中のライスにはパルマハムがたっぷり入り炒めが均一に効いている、そして所謂ふわふわトロリの卵。最初のスプーンが入ってプレートの底にぬたっと着地するまでの感触は何ともよろしい。マダムも感じの良い女性でこれは又是非来ねばと感じさせるランチでした。
江戸フレンチというからには江戸前の魚介を素材にしたアラカルトが売りの店。一杯飲みに来てみましょう。
豚足、否、蛇足・・・客を見渡してみると倉庫街にしては若い女性が中心。中にあの[tyco]のラスターを着用した女性の一団が。
前に職場に居た頃tycoはAMP MarinClotなどの会社を買収してtyco=take your company ??の乗っ取り屋の面目躍如たるものがあったが、東神倉庫一角の中のどこかの外資会社を最近買収したのか知らん。


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メンチカツ ブルドッグ 大井町

2006-08-11 17:07:55 | 首都圏グルメ 洋食
久しぶりに大井町のブルドッグへ。今回は名物巨大メンチカツ。20センチ近くの楕円形、厚みは2センチ余り。さすがに揚げ時間は相当要している。少し塩気があって絶品に旨いということは無いのだが他の品同様『安くて旨い」を体現するB級グルメだ。
実はここのメンチを食う度に京都のある店を思い出していた。その店が気になって先月京都に行ったときに京都花月のすぐ脇との記憶を頼りに訪ねた見たのだが残念なことに閉店したようであった。
店の名前は洋食ムラセといい名物の名前は『ムラセのワラジカツ」であった。
この名前は私が字を読めだした頃の記憶に早々と残っており、私は50年近い前には『何故ワラジは食べられるのだろう?」と思ったのである。その後も京都に行く度に「ワラジカツ」という食い物は私の想像の中で成熟し、そして今から溯る30年以上前の大学生時代始めて待望の「ワラジカツ」を食べたのであった。
実は余り記憶に残っていない。とにかくやたら肉を叩いて伸ばして作ったビーフカツだったように思う。形はワラジのように細長い楕円であった。
京都花月も今は無い。そして花月の裏にあった若松監督の「豚と軍艦」なんかの大蔵映画の所謂ピンク映画をやっていた映画館も今は無い。
なんて妄想をたくましくしながら今回の「メンチカツ」を頂いた次第。
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ソースカツ丼 グリル東 大門

2006-06-29 16:16:25 | 首都圏グルメ 洋食
思わぬことで外出し(後述予定)メシ時を外して2時頃に大門で昼食となった。
前から目を付けていた芝神明宮の横筋の石引の二八蕎麦屋を目指したが丁度暖簾を引くタイミング、出てきた女性客が「蕎麦は終わりだけどここの丼ものも値打ちありますよ」と声を掛けてくれた、しかし後ろから女将が現れにこやかに「申し訳ありません、閉店ですんで」
昨日からつきが無いと諦めて、じゃ又の機会と一瞬思案して昔行ったグリルへ。
二日連続のハヤシか定番のオムハヤシと思ったが、ソースカツ丼がメニューに追加で貼り付けてあるのが目に入った。福井市の精養軒のソースカツ丼を思い出して頼んでみた。
出てきたのはポークカツの上に甘めの味噌ソースを掛けゴマを振りかけたもの。万人向けする優しい味だがやっぱりオムハヤシの方が正解だったか。
でも福井の精養軒のソースカツ丼もこのような甘めのソースだったような気も。
レジで「ソースカツ丼いつごろから始めたの?」「う~ん今で5ヶ月かな~」
初めての方にはやはりオムハヤシがお勧めだ。
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どんぐり ハヤシライス 人形町

2006-06-28 23:42:10 | 首都圏グルメ 洋食
鰹のタタキとカレイの刺身と穴子の山椒焼と満願寺で満足して店を出たものの本日の憂さ晴らし食い衝動は不運にも止まらず。
玄冶店 濱田家の前にある「どんぐり」までついついフラフラと。
先ほどの馴染みの店にここは教えて貰ったのだと思うが、浜町で仕事していたときに時々来た店である。
年老いた夫婦がやっている。と言うことは実は今日分かったのだが多分12年ぶり位の訪問だから自分も老いたということ。
ハヤシとビーフシチューとタンシチュー、昼も夜もこれしか無い。昼は長蛇の列が出来ていた。そこに北村何とかいうバイプレーヤー俳優が列を無視して中に入って行き「こいつ何様だ!」随分憤慨した記憶がある。
旨い店だから通ったのだし、この12年間も時々食いたいと思い出していた、しかし味は記憶に余り鮮明には残っていなかった。今日改めて食べてみて再認識したがこのハヤシを又食いたいと思わせた最大の要素はドミグラスのかすかな苦み。少なくとも洋食屋で私を惹きつけてきたのはソースの苦みと肉の脂の旨味。
しかし記憶が鮮明でないのは今日のハヤシはヒレ肉で旨味が足りない。こういう暫定結論に達した。憂さ晴らしの連鎖食は一応これで止まった。もう一軒、信号渡った処のキラクのポークチャップ(ニンニク入り)まで俺は行っちゃうんではないかと実は不安だった。

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万惣 オムライス 神田

2006-03-21 21:00:08 | 首都圏グルメ 洋食
万惣フルーツパーラーも千疋屋と同じく女性好みの上質洋食を提供している。プリプリ海老のトマトソースが掛かった上品なオムライス。母がここのオムライスとホットケーキをもう一度食べたいというので墓参の後に連れて行った。
肝心のホットケーキの写真を撮るのを忘れてしまったが昔からそれが食べたくて足を運んでいる。たかがホットケーキだから特別なものではないが、純良バターと黒蜜を焼きたてのホットケーキに付けて食べる、私にとっても至福のひと時だ。
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椿山荘の料理

2006-03-19 22:17:44 | 首都圏グルメ 洋食
披露宴は3時から、所謂来賓挨拶は新郎の職場の先輩同じまだ30台だろうか。ほんの数分の短いエピソード紹介でちょっと物足りない感じもしたが、所詮長いスピーチは無用、あっさりと彼が乾杯の発声までこなして軽やかにスタート。いいやり方だったと思う。
料理はどれも軽めの味付けと仕上がり。テリーヌは鮪とポロ葱とサーモンを寄せたもの。その後野菜コンソメが続き、これも上品な決して強くない味に整った一品。
オマールはカナダ産ということでふと昔仕事で付き合っていたハリファックスのCLEARWATER社の産品か?等と考えながら頂いた。これが本日私には一番印象が強かった。付け合わせは北海道産のホタテとWILDRICE。

でもこの皿のサービスもメインのフィレ肉もそうだったのだが、ホールの接客係がまだデビューして間がないのだろう。彼が緊張しているのが伝わってくるし、皿にバランスよく盛りつける心の余裕がない。
次は中休めの静岡メロンのシャーベット、少し冷えすぎていてスプーンが入りづらかった。

メインはフィレステーキ。ステーキをサービスした女性も緊張気味でフォークとスプーンで肉を挟むのに苦労していた。

突出したものはないが全て美味しく頂きました。感謝アーメン。
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銀之塔 ビーフシチュー 東銀座

2006-02-25 20:38:19 | 首都圏グルメ 洋食
先にご紹介したエルベ同様に梨園の方ご贔屓のシチュー屋さん。 歌舞伎座を正面に見て左側の道を入るとエルベに行けるが、銀之塔はもう一本昭和通りから遠い通り。エルベに比べると店自体は大きくて3階まであるようだ。シチュー以外にグラタンもあるが今まで試したことはない。店は2軒長屋を繋げた感じで途中に防火扉を思わせる区切りがある。今回頂いた処はこの防火扉を越したテーブルでこのコンパートメントは表は事務所入り口となっているがこちらからも入り口から常連は出入りをし待ち客の為の椅子も置いてある。

エルベは元気なおばちゃんだがこちらは控えめで端正な女性達がサービスしてくれる。
こちらのシチューも土鍋で出る。エルベはタンシチューは中断中であるが銀之塔は牛タンシチューは1000円増しで頂くことが出来る。今回私が頼んだミックスシチューはビーフが4枚位と一枚タンが入っていた。ソースはエルベ同様いかにも上品な味。こういう料理はまさに日本の洋食という感じがしてホッとする。2500円だが満足感があって高いという気がしない。
今回も食べ終わったときには見苦しい程の大汗をかいた。サービスの女性が見かねて「おしぼりお持ちしましょうか?」と言ってくれたが「結構です、私が普通じゃない汗かきなだけですから」恐縮した。でも眼鏡のレンズの内側まで汗がポタポタと。やっぱり異常だ。
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ブルドッグ オムライス 大井町

2006-02-19 21:25:36 | 首都圏グルメ 洋食
大井町の飯屋としてはこの店と「萬来苑」は前の職場の時よく通った。このブルドッグは若い人を連れて行っても安心な安くてボリュームたっぷりの洋食屋さんである。このオムライスに限らず普通の店の5割増し位の量がある。フライの類の幾つかは上質と思う。
オムライスに関しては「騙されたと思って食ってみろ」とまでお薦めできるものでないがちゃんと炒めた鶏肉とマッシュルームとタマネギとグリーンピースがたっぷり入ったチキンライスを卵で巻いた見るからに立派なオムライスである。880円は安い。女性には完食は難しいかも知れない。尤もテレビの大食い番組に登場する結構可愛い女性の中にも信じられない手合いはいますがね。普通のOLには店は小汚いし漫画が一杯積んであるし入り辛いかも知れない。でも家族3代でやっていると見受けられるファミリーな店で寂しいOLにもうってつけの店だ。上品で元気なばあちゃんと息子夫婦と孫の青年と、そして何人かの勤め上げた職人とで切り回している。
ブルドックという名前の洋食屋は各地にあると思われる。戸越銀座に有名な店が在るし我が愛する函館にも「ニューブルドッグ」という店が函館競馬場の側にあってカツカレーが旨かった(岡部騎手が何回か食いに来たと親父が自慢していた)。ブルドッグソースとこれらの洋食屋の名前とは何か関連が有るのだろうか?
函館の「ニューブルドッグ」には貼り紙が2枚ある。「春夏冬中」と「二升五合」である。各々飲食業の符丁として見かけるが。「春夏冬中」は「商い中」 因みに「二升五合」は「益々繁盛」である。
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香味屋 メンチカツ 帝劇店

2006-02-11 18:00:27 | 首都圏グルメ 洋食
根岸に本店のある洋食屋。以前から行きたいと思っているが根岸は行動範囲から外れるので帝劇店に入ってみた。
根岸といえば江戸落語では大店の主人が隠居して、かわいがっていた小僧さんを小間使いにして共に風流な余生を過ごす「根岸の里のわび住い」を愉しむ栖ということになっている。でも商売一辺倒で素養のないご隠居と小僧さんは茶の湯を頓珍漢に解釈し、訪れる人にとんでもない作法ととんでもない茶菓子を押し付けるはた迷惑な様を描いた柳家の系統の愉しい話「茶の湯」がある。
根岸の本店よりこちらの支店のほうが繁盛していると推測する。帝劇の幕間、引けた後に豪華な雰囲気で食事を楽しむのであるから。いきおい値段も張る。今回の名物のメンチカツとビーフシチューのコンビネーションは3700円。
メンチカツはテレビで度々取り上げられているので大凡の察しは付いていたが、いい油でカラッと揚がったジューシーな仕上がり、ウスターソースが置かれていてCAPを確認するとLEA&PERRINSなのだがどのテーブルをみてもラベルが何故か剥がしてある。意味があるのだろうか?
シチューはドミグラスの苦みがわずかに残り私は好きな味。店内のインテリアも落ち着きがあって素敵だが多少テーブル同士の間隔が狭いかな。
大変結構な昼食だが、年に一回で十分。この予算を使うならもっと別のボリュームのある飯のほうが良い。B級人間としては。
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