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Cozy小路

B級グルメとB級生活を愉しむB級ビジネスパーソンの日常

八重洲 蓬莱で棒棒鶏冷麺

2012-06-13 17:20:12 | 首都圏グルメ 中華

お寺に行く前に昼食を済ませよう、場所は何処でも良かったが日本橋でおり地下道を歩くうち たいめい軒は過ぎてしまったので、丸善の地下から地上にあがることにした。

丸善のハヤシ? とも思ったが昔のビルの屋上にあったカフェテリアをやっていた年寄り夫婦はもう居ないのでパスした。

あの狭いトンカツ屋?、唐人飯店も考えたが、結局蓬莱に入ってしまった。担々麺と思ったがメニューをみて冷麺が食べたくなり棒棒鶏冷麺を頼む。

気になっていたのは勿論奥さん。まだお元気か知らんと眼で追うと綺麗な刺繍の入った黒のチャイナを着た彼女が来てお茶を入れてくれた。

私の顔が分かったのだろう、にこっと会釈してくださった。グレーの髪が艶々していて、背筋がピンとのびてお元気だと確認した。

亡くなった親父さんに生き写しの息子さんが前を通った。冷麺を運んできた若いお嬢さんも顔立ちからして娘さんだろう。

家族で店を続けて30年以上経つんですね。八重洲でも30年以上続いている店はそんなに無いかもしれません。結構年配の客も居ましたが、開店当初から知っているのは私だけかもしれません。少なくとも1980年前後のこの界隈の地図が刷り込まれていたのは私だけでしょう。

山県さんは担々麺の麺を入れない「タンタンスープ大盛り」が好きだった。二階でみんなでしょっちゅう餃子とニラ料理を食べたもんだ。

午後からの法要で必要になるだろう白いハンカチを地下街で買わなければと思いつくと時間が余りない。

という次第で食べ終わってすぐ、彼女にごちそうさまとお礼を言って店を出ました。変わらず美味しかったです。

 

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木蓮  茗荷谷

2011-11-06 22:54:27 | 首都圏グルメ 中華
文京学習センターから歩いて3分、茗荷谷駅改札からはわずか30秒。本格中華としてネット紹介されて気になっていた店。
拓殖大学と跡見女子大の手前で学生相手としては高めと言うべきか、いや駅前には比較的富裕層が多そうなタワーマンションがあるから昼飯平均予算1000円越しは適切なのか。
担々麺を頼んでみた。なかなか刺激的辛さである。いや5年前だとそうは思わなかったかも。
単に加齢のせいでこの数年で刺激物に弱くなったのかも知れないと気がせんでもない。
厨房は独りだ。メニューは気をてらわず、欲張らずで好きなカテゴリーに入る店だ、夜は独りだと厨房は大変だろう。でも一度は紹興酒を飲みながらコースを頼んでみる価値がありそうな店だ。
でもそんな機会は・・・ないだろうな。
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神無月午餐 萬珍樓

2009-10-18 18:13:22 | 首都圏グルメ 中華
土曜日は一日、頭を使ったので日曜は、港の丘公園のバラ園と萬珍樓。
萬珍樓で月変わりのランチを頂きました。
豚肉とつぶ貝のスープが柔らかくてとっても良かったな。
敷居が高そうに見えるのか大体すいていて、接客はいいし好きな店です。
突然母が、「昔、鯉が泳いでいる店が有ったねえ」「この店が小火で閉店する前まで、今座っているテーブルの辺りが確か庭だったんだよ。」そうですね私も昔の店の雰囲気は懐かしい。
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担々麺 銀座桃花源

2006-11-27 20:52:50 | 首都圏グルメ 中華
銀座の三井アーバンも随分老朽化してしまった。久しぶりに訪ねて見ると、桃花源のある2階へは昔の洋館にある緩やかに逆時計回りに歩む階段を登る。川上シェフは陳健民の弟子で正統四川というよりは陳さんが開拓したと云っていいだろう陳式四川料理の伝統を守る斉藤さんという弟子と云うことだから孫弟子になる。孫弟子世代ともなる健民さんの正統な料理はこれだともう百家争鳴だろうが、この店はまっとうな系統なのだろうと思う。
大体健民さんが生きているときに四川飯店に云ったのは一度。まだ20代の頃で自分の財布では行けないから親父を連れて行った。親父なんて四川なんて食べたことは無いから「なんだこれは!」といいたげに渋々食っていた。親父は東京でも大阪でも北京料理「王府」のファンだったから。
ですからして「担々麺」等という下世話な食い物を当時は食べなかった訳で判断基準はなにも無いのだが、健一さんがやっている担々麺も麻婆豆腐は親父のとは違うのではないかと疑問に思っている。私が健民を見たというのはまだ白黒からカラーに変わる頃の「NHK今日の料理」でだから。当時ビデオなんてなかったお陰で健民さんの肉声の印象はかえって強く残っている。彼の鍋とお玉を絶妙に使う仕草もよく覚えていて、健一の料理は、足下にも及ばないといつも思ってみている。
話が脱線したが、ここの料理は酸辛湯麺を含めて丁寧な仕事と良質の材料を感じさせる。担々麺の胡麻ペーストの濃厚さとよく炒めた挽肉の旨さは格別である。
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胡椒ソバ 天華 品川 

2006-11-25 21:27:27 | 首都圏グルメ 中華
品川の港南口でエスカレーターを降り、正面の横断歩道を突っ切って小路に入り、左、右、左、右、左、右と進んで、そこからも見通せないのを更に進んでいくと天華に行き着く。抜けない小路は無いと云うが玉乃井同様この小路も抜けられます。但し抜けた先に赤線は有りません。
港南口はこの数年でめざましく変貌を遂げたけれども、この一角は昭和の時代のまま。天華のご夫婦は相変わらず元気だが親父のごま塩頭の白髪が増えた。
何を食っても旨い街の中華屋だが、取り敢えずは名物胡椒ソバをご紹介するとしよう。透明の湯麺風のラーメンに中身が見えないほど胡椒を振るのがすっかり有名になってしまった。
普通の胡椒ほどに辛くはないマイルドな胡椒がとろみのあるスープに掛かっており決して際物でないがしっかり汗は出る。
でも私は今回不満だった。

絶対2年前の写真より胡椒が減っている。信念込めてもう三振りして!
私自身はこの胡椒ソバよりも正宗担々麺と爆ルーという葱と豚肉の塩炒めの方が好きだ。でももう滅多に品川にでれないからなあ。
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源流 チャーシュー麺 大鳥居

2006-11-20 08:00:03 | 首都圏グルメ 中華
スープの色と浮いたタマネギと、厚いチャーシューに記憶が有るかたが天王洲界隈にいるはず。これにキクラゲがどーんと載ってればもっとハッキリしますが。キクラゲは偶々、チャーシューの陰に入ってしまってみえないだけでたっぷり入っております。
実はあのイレブンフーヅの支店で恐らく子息がやっているに違いないのですが何故か正式名称は「イレブンフーヅ源流」。
天王洲のイレブンフーヅと大凡同じです。人によってはクセになるらしいスープとタマネギ、若干柔目の麺。そして入ってきた客は勝手にお絞りを取り、食い終わったらザルに金を入れて、釣り銭も自分で取って出て行く店の仕来りも同じ。違うのは天王洲にあるキクラゲを洗う?洗濯機が見あたらないことぐらい。スープが少し天王洲より塩っぱいか?。ここもセガ本社にほど近くセガ社員御用達の一軒でしょうか?
2年ほど前までは当時の仲間と天王洲の店に何回か行きましたが人によって好みが別れました。くさくて脂っぽくて喰えん!というのと、病み付きになる味覚の人と。私はどちらかというと好みに合わなかった口です。なんでこんな汚い店に客が列なすの?と不可思議でした。
でもこの子息の店で何を血迷ったか私はチャーシュー麺を頼んでしまった。
懐かしい気はしたが、やはり余り好きではありません。チャーシューはTOO MUCHでした。
好きだった後輩は半年くらい前に2度目の中国勤務に旅立ってしまいましたが。

蛇足ですがイレブンフーヅのイレブンの語源は昔この場所でやっていた店の名前が「三善 ミ・ヨ・シ」で3+4+4=11ともじったと云うわけです。
天王洲の店は朝8時からやっていて、この店も朝9時からです。でも午後5時には閉めちゃうんだから。普通のラーメン屋の営業時間からずれてますよね。9時~5時のラーメン屋なんて変わってるよな~。
でも思えば「家系」宗家の吉村家は朝5時からやってたし、私も土曜日朝5時には石川島播磨横浜工場前の吉村家に通って列に並んだ口です。10年以上昔の話ですが。そう一度はあの壮絶なる「吉村家」について書かねば。
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セガ社員御用達? 餃子 龍門 大鳥居

2006-11-16 14:37:18 | 首都圏グルメ 中華
餃子は旨いがそれ以外はまずいとの評判、カウンターだけのこ汚い店。

奥で年配のおばさんがひたすら、野菜だけで練った具を詰めては焼き、包んでは焼き。薄皮なので作り置きはしない主義なのか、する余裕がないのか。具の量が多すぎて横腹は完全には塞がっていない。
セガの白い本社ビルから産業道路を渡ってすぐ。何故か入り口の壁に某邦人航空会社の美女カレンダーの大版、奥には通常版が、さしずめ某航空会社からセガに販促で届いたものがこの店に毎年回ってきていると思われる。有名人色紙も柳生博、峰竜太、安部譲二(某航空会社の客室乗務員であった)他。
5分弱で焼きあがってきた餃子はニンニクの薫り強烈だが大ぶりで旨い、某サイトで東京一と評されたのも強ち誇張でないと感激。
窓の少ないセガのあの白いビルは随分昔からある。昭和50年代の京急大鳥居駅は地上にあり、蒲田発空港行きのバスは大鳥居駅で環八から産業道路に左折したのだが、そのとき車窓から目立った建物で当時は赤井電機の本社工場だった。

赤井電機なんて若い人は知るまいが、われわれ世代にとっては赤井、中道、TEACは高級テープデッキを作り日本の製造技術の華といえる会社だった。7号のオープンリールのデッキ。縦置き筐体からリールがはみ出していて、磁気テープの端をフェライトヘッドからピンチローラーを通して空リールの溝にテープの先端を巻きつける、そしてレバー式のスイッチを入れるとサーッとかすかな音を立ててテープが回っていく、憧れましたけどね~手が出ない価格でした。
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東園 雲呑 中華街 ★★★★

2005-11-12 21:03:56 | 首都圏グルメ 中華
朝8時頃まで雨。あーあと思っていたら10時過ぎにピーカン。いそいそと車で中華街に出かけてきました。
大通りは凄い人通りだけど関帝廟通りに来ると人の密度は3分の一位。今日のお目当ての雲呑の店も昼というのに席は疎ら。関帝廟通りでいつも客で埋まるのは四五六菜館の別館位か。関帝廟は雨に洗われて極彩色が輝いて映えます。

すぐ近くに大新園があり雲呑が名物となっていますがここ東園も雲呑そしてスープ無しのつけ雲呑が名物です。
雲呑は挽肉にクワイの身を擦ったものが入っているとのことでとても美味しい。皮もモチモチしていてボリュームたっぷりのものが10個入り。ただスープが少々しょっぱい。
ここの主人の好みでしょう、他に注文した4品全て濃いめの味付け。白いご飯と食べると丁度良い加減でしょう。
大新園でも感じましたが、大通りの大店のように香港からコンテストに入賞したコックを呼んで新味を競うというギスギスした雰囲気でなくこの関帝廟通りの店は横浜に居着いた華僑の家族の元気な暮らしぶりそして連帯感が垣間見えて私は好きです。

帰りは腹ごなしに大通りを歩いて聘珍樓と別の一軒でお兄さんから甘栗を貰ってパーキングへ。
中華街の甘栗とツマヨウジが置いてあるスーパーのソーセージ特売は売り子に感謝して試食だけ、買うものじゃないですョ。皆さん。
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新世界菜館 薺菜雲呑麺 神保町 ★★★★☆

2005-10-15 19:22:42 | 首都圏グルメ 中華
3年前この店の「牡蠣ソバ」に惚れ込み、久しぶりに食べたいと訪問。残念ながらまだメニューに載っていなかった。ウエイトレスに聞いてもまだ有りませんとの返事、ちょっとガッカリしたがこの店は上湯がしっかりしているので何を頼んでもハズレは無いはずと雲呑を注文することにしたが雲呑麺しかなくしかもナズナ雲呑麺?。ペンペン草入りの雲呑、はてこれは面妖な?
・・・・透明感のあるスープに艶やかな雲呑が5個沈んでいる、いかにも美味そうだ。
スープは期待に違わずあっさりしていながらきっちりうま味が感じられる。細切りの金華ハムも旨い。肝心の雲呑も海老の触感が素晴らしい。ナズナは量も少ないせいかクセは全く感じない。香菜のインパクトは無いが他の具材との相性はこの方が良さそうだ。帰ってから新日本百科事典で調べたがナズナは中国では野菜として栽培されており種類も5種類程度あるようだ。次回訪問したらやっぱり牡蠣ソバを頼むのだろうがこの店の丁寧な仕事はいつも期待を裏切らない。
この店紹興酒、上海蟹等を直輸入しており高品質の商品素材が手に入る。神保町の風格有る店だ。

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ニーハオのワンタン ★★★

2005-06-12 21:55:33 | 首都圏グルメ 中華
ご存じ蒲田餃子激戦地の羽根つき餃子の元祖店。本店に入ったがテーブルを一人で占拠するのが気が引ける状況だったのでそこから10メートル位離れた地下にある別館に初めて入った。こちらはガラガラ。本来この店は焼き餃子、水餃子を注文すべき所なのだがあえてワンタンを頼んでみた。店内には何故かいつも詰め襟を着ている服部校長と主人が写っている写真など多数掛けてあるが、本店の6倍位の広さのある別館は空港関係者で夜は一杯になることもあるだろうが一見もてあまし気味である。店内も清潔に手入れされておらず食器はかけているし蓮華はプラスティックで場末の飯屋の哀れさを感じてしまった。この店のご家族は帰国残留孤児関係だったと思うが、日本に定着し二代目以降につなげていくのは難しそうである。出てきたワンタンはスープは悪くないが印象に残る物ではない。一緒に頼んでみた麻婆飯はもっとひどく個性のない片栗でとじただけで飯も冷や飯を暖めたのが歴然の代物であった。水餃子は旨いと思うがちょっと厳しい。
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