きっかけ
神田うのさんのブライダルショーがあると知ったのは、当日の2週間ほど前にジャスコ八代店のお茶屋さんで、抹茶ソフトを食べている時でした。お茶屋さんのショーケースの下のスペースすなわち、すのこ長椅子に座ったときに目の前に飛び込んできた位置に、うのちゃんのきれいなポスターが貼ってあったのでした。
早速帰ってから、インターネットで検索したところ、チケットぴあで前売り券が売ってあるということが判明しました。ところが、その「チケットぴあ」がこの近辺にはなく、遠く熊本市内までいかなくてはなりません。交通費のほうがえらい高くなる。ガソリン リッター 185円もするのですよ。チケットが買えない!当日券でいいかと落ち着く。
ところが、当日は日曜なので、寝坊してしまうのですよね。熊本グランメッセまで、1時間半。これはやはり、前売りチケットを購入して、早起きのプレッシャーをかけておかないと、ぐずぐずしてしまうのは、目に見えている。
そこで、コンビニチケットを思い立ち、近くのファミリーマートに通りがけ寄ってチケットを探してみる。前売り券GET。そうなると是が非でも早起きして出かけなくてはならない。
当日グランメッセでは、「神田うのブライダルファッションショー」のほかに「**クラフト展」やら「夏休み子供**」やらイベントをやっているので、早めにいって、レストランでお食事して~~、他のイベント見て~~・・・なんて安易な考えで出かけたのでした。
[参考]グランメッセは熊本の近郊の広大な敷地で無料駐車場2千数百台。
広いプロムナードと芝生広場で、阿蘇の山々が望めて、年間通じて入場無料を含め、いろんな催しものがある。
・・・それから
当日グランメッセに着いたのは、11時ごろでした。グランメッセのコンベンションホールの一番南端のホールだと承知していたので、駐車場から覗く室内には、何やら人がちらほら並んでいるように見えました。
こんな田舎のファッションショーにそんなに人が寄るわけがないと、思っていたんですね。急いで車からおりて、建物の中に入っていくと、行列ができていました。行列の反対側に黒いスーツを着てプラカードをもった若い男性が数人。プラカードには「最後尾」と書かれていました。
「えっ、まだ開演までに2時間もあるのに並ばなくちゃならないの」ちょっとむかつきましたが、ここを離れると後ろにどんどん人が来る・・・と思うと、体が自然に反応して、どきたくなくなりました。
ということで、整理券をGETして、若い娘に挟まれて、立ちづくめ、クーラーきかない、扇子もってない。ゾクゾクと後ろに人垣ができる・・・長蛇×5 何百人?千人超えるかも・・・あの狭いホールに?
・・・待つこと・・・
1時間以上・・・やっと中に入れるようになりました。
中央に設置されたステージの向かって右側2列目の席を確保できました。
「特別出演の神田うのさんは最後にちょこっと出るだけ」と思っていましたので・・・
ショーが始まるやいなや最初にライトアップされたときには、場内の「わーっ」いう歓声とともに、驚いてしまいました。それと同時にうのの世界に飲み込まれてしまったようです。
数いるプロのモデルさんたちと、共演しているうのちゃんですが、なんかちがうんですね。顔が確認できないくらいの距離なのに、うのちゃんなのかモデルさんなのか遠くからでもすぐわかる。
でも、プロはやっぱりちがいますね。見せ方がうまい!
うのちゃんはテレビで見るイメージとちがって、ファッションのプロですね。自分を見せるのがうまい。立ち姿がきれいなのは、言うに及ばず、どの位置から撮っても「絵」になります。ステージの上では、位置が高いところにあるにも関わらず、観客と同じ位置の目線ではないかと思うくらい、一体化したショーでした。
今まで、ドレスの後ろにハートなんか付けてとか、フリルとピンクの綿帽子なんて・・・とか、神田うののドレスにケチをつけていましたが、本物を見て考えなおしました。
和装にしろ、昔からの決まりは決まりで守っていかなければならないところもありますが、ドレス・和装等制作にあたっては、今までの固定観念を脱ぎ捨てて新しいことに挑戦することも必要かと・・・
モデルさんのドレスはチェックしながら見てたんですが・・・でも、なぜだかうのちゃんの着ていたドレスは内容をチェックしてなくて、顔ばかり追いかけていたような気もする。心のどこかにミーハーが存在しているのかもしれない。それとも、送られてくるDVDを完全にあてにしているのか・・・
入場の時にスポンサーさんからいただいた冊子の中に今日のショーのドレスが数点載っていました。
こんな感じのドレスも作ってみようかしら・・・
2008年8月9日公開 2019年8月23日更新
神田うのウエディングドレスショー
神田うのブライダルファッションショー その3
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