怒濤の観劇の秋第五弾は、久しぶりの劇団四季で、「キャッツ」です
これは、劇場にあったハロウィン・オブジェ。すごく可愛くって、思わず写真を撮っちゃいました
ミュージカル好きを自認しながら、実は「キャッツ」は初見
楽しんで見て参りました
座席は、12列25・26番。
通路側だったので、猫ちゃんと目が合いました
キャストは、印象に残った方を中心に挙げると、
(敬称略)
グリザベラ 織笠里佳子
ジェリーロラム=グリドルボーン 木村花代
アスパラガス=グロールタイガー/バストファージョーンズ 橋元聖地
マンカストラップ 福井晶一
ラム・タム・タガー 阿久津陽一郎
ミストフェリーズ 松島勇気
劇団四季の役者さんにそれほど詳しい訳ではありませんが、
福井晶一さんのマンカストラップと、阿久津陽一郎さんのラム・タム・タガーが、
並んで歌ってるのを見られたのは感激でした
最初、どの猫がマンカストラップか分からなかったのですが、
兄貴っぽい黒白猫ちゃんの素晴らしい歌声と長身から放たれるオーラで、
途中から福井さんであろう、と確信しました
後半は彼の歌は少なくて、ちょっと悲しかったですが
阿久津さんは昔見た「南十字星」以来。
その時は、あまり印象に残っていなかったのですが、今回はとっても魅力的でした
こちらは最初からお尻ふりふり、ド派手衣装で現れるので、もちろんすぐわかりました(笑)
ソロ・ナンバーを歌った後も、ダンスに何度も加わって、素敵な笑顔を振りまいていました
何だか、あの笑顔を見ていると、こっちも楽しい気持ちになるような、そんな明るいオーラですね
歌声も明るい ファンが多いのもうなずけます
あと、橋元さんは初めて見たのですが、いいお声ですね
しかも、3役を色んな声で歌い分けて、すごい歌唱力~っと思いました
木村花代さんも、有名な方ですよね
(たぶん)初めて見ましたが、とにかく上手いっ
特に、グリルドボーンの時の高音にはしびれました…
東宝の女性キャストでここまで歌える人がもっといてくれればなぁ、と思わずにはいられませんでした
そして、ダンスで魅せてくれたミストフェリーズの松島さんも素晴らしかったです
トウで回る回るっ もう、釘づけでした
跳躍も高いしっ しかも、歌まで歌えるなんて……四季、恐るべしっと思いました(笑)
「ファンタスティックス」ですごく素敵だった蔡さんも、このミストフェリーズをやっていたんだよなぁ…と思いをはせたりもしました。
……と、ここまでは、褒めちぎりモードでしたが、ここからちょっと辛口で
まず、ストーリーがないのが、やっぱりネックでした…
もちろん、これは最初から分かっていて観に行っているので、予想通りと言えばそうなのですが、
それでも、やっぱり、もう少しひねりが欲しいというか…
人間を風刺した寓話であるのであれば、もう少し毒があってもいい気がするし…
あと、グリザベラがあんまりあっさり天上に召される猫に選ばれたのには、若干拍子抜け。
どうして彼女が選ばれたのか? マグダラのマリアのイメージなのかな?
とか、深読みもしてみたのですが、やっぱりよく分かりません。
一番可哀そうだから? それとも、歌が上手くて説得力があるから??
それと、ダンスが長いです
たくさんの猫ちゃんで踊る様は、確かに迫力満点で目を奪われましたが、いかんせん、長い…
特に、ジェリクル・キャッツのテーマは何度も出てくるので、もういいかな、と思っちゃったり
ここまで書いてきて、やっぱり、作品としてちょっと「古い」感じがするなぁというのが、ざっくりした印象です
東宝の「エリザベート」や「モーツァルト」、
あるいはロイドウェーバー作品でも「ウーマン・イン・ホワイト」が好きな私には、
ショー的な要素の強い「キャッツ」は結局のところ馴染めなかった、ということですね
あと、フィナーレで「猫は犬にあらず」と歌うのは、洒落なんでしょうか…
高い所から、説教されている気分になってしまって、若干興ざめでした
……ということで、最後は辛口になってしまいましたが、
あくまでも、作品自体が、私の好みのミュージカルではなかったというだけで、
劇団四季のキャストの皆さまの歌唱力とダンスにおける高い技術力には、本当に脱帽でした
この点を堪能できただけでも、横浜まで行った甲斐がありました
これは、劇場にあったハロウィン・オブジェ。すごく可愛くって、思わず写真を撮っちゃいました
ミュージカル好きを自認しながら、実は「キャッツ」は初見
楽しんで見て参りました
座席は、12列25・26番。
通路側だったので、猫ちゃんと目が合いました
キャストは、印象に残った方を中心に挙げると、
(敬称略)
グリザベラ 織笠里佳子
ジェリーロラム=グリドルボーン 木村花代
アスパラガス=グロールタイガー/バストファージョーンズ 橋元聖地
マンカストラップ 福井晶一
ラム・タム・タガー 阿久津陽一郎
ミストフェリーズ 松島勇気
劇団四季の役者さんにそれほど詳しい訳ではありませんが、
福井晶一さんのマンカストラップと、阿久津陽一郎さんのラム・タム・タガーが、
並んで歌ってるのを見られたのは感激でした
最初、どの猫がマンカストラップか分からなかったのですが、
兄貴っぽい黒白猫ちゃんの素晴らしい歌声と長身から放たれるオーラで、
途中から福井さんであろう、と確信しました
後半は彼の歌は少なくて、ちょっと悲しかったですが
阿久津さんは昔見た「南十字星」以来。
その時は、あまり印象に残っていなかったのですが、今回はとっても魅力的でした
こちらは最初からお尻ふりふり、ド派手衣装で現れるので、もちろんすぐわかりました(笑)
ソロ・ナンバーを歌った後も、ダンスに何度も加わって、素敵な笑顔を振りまいていました
何だか、あの笑顔を見ていると、こっちも楽しい気持ちになるような、そんな明るいオーラですね
歌声も明るい ファンが多いのもうなずけます
あと、橋元さんは初めて見たのですが、いいお声ですね
しかも、3役を色んな声で歌い分けて、すごい歌唱力~っと思いました
木村花代さんも、有名な方ですよね
(たぶん)初めて見ましたが、とにかく上手いっ
特に、グリルドボーンの時の高音にはしびれました…
東宝の女性キャストでここまで歌える人がもっといてくれればなぁ、と思わずにはいられませんでした
そして、ダンスで魅せてくれたミストフェリーズの松島さんも素晴らしかったです
トウで回る回るっ もう、釘づけでした
跳躍も高いしっ しかも、歌まで歌えるなんて……四季、恐るべしっと思いました(笑)
「ファンタスティックス」ですごく素敵だった蔡さんも、このミストフェリーズをやっていたんだよなぁ…と思いをはせたりもしました。
……と、ここまでは、褒めちぎりモードでしたが、ここからちょっと辛口で
まず、ストーリーがないのが、やっぱりネックでした…
もちろん、これは最初から分かっていて観に行っているので、予想通りと言えばそうなのですが、
それでも、やっぱり、もう少しひねりが欲しいというか…
人間を風刺した寓話であるのであれば、もう少し毒があってもいい気がするし…
あと、グリザベラがあんまりあっさり天上に召される猫に選ばれたのには、若干拍子抜け。
どうして彼女が選ばれたのか? マグダラのマリアのイメージなのかな?
とか、深読みもしてみたのですが、やっぱりよく分かりません。
一番可哀そうだから? それとも、歌が上手くて説得力があるから??
それと、ダンスが長いです
たくさんの猫ちゃんで踊る様は、確かに迫力満点で目を奪われましたが、いかんせん、長い…
特に、ジェリクル・キャッツのテーマは何度も出てくるので、もういいかな、と思っちゃったり
ここまで書いてきて、やっぱり、作品としてちょっと「古い」感じがするなぁというのが、ざっくりした印象です
東宝の「エリザベート」や「モーツァルト」、
あるいはロイドウェーバー作品でも「ウーマン・イン・ホワイト」が好きな私には、
ショー的な要素の強い「キャッツ」は結局のところ馴染めなかった、ということですね
あと、フィナーレで「猫は犬にあらず」と歌うのは、洒落なんでしょうか…
高い所から、説教されている気分になってしまって、若干興ざめでした
……ということで、最後は辛口になってしまいましたが、
あくまでも、作品自体が、私の好みのミュージカルではなかったというだけで、
劇団四季のキャストの皆さまの歌唱力とダンスにおける高い技術力には、本当に脱帽でした
この点を堪能できただけでも、横浜まで行った甲斐がありました