ミュージカルな日々

ミュージカル好きの私が、観劇・映画・ドラマ・音楽・本の感想を書きつづるブログ、になる予定。

ドラマ「鈴子の恋」 最終回 感想

2012-03-30 | ドラマ
ここ数日、私の中で異様な盛り上がりを見せていた「鈴子の恋」が終わってしまいました
途中からしか見ていないのが、ものすっごく悔しいので、是非DVD化して頂きたいです…

確かに、最初は田中幸太朗さん目当てでしたが、彼の出ていない戦中戦後の話も面白そうですし、
東海テレビの正統派ドロドロ昼ドラ路線が大好きなので(笑)、やっぱり最初から見たかった…

ここ数日は、南都雄二さんの闘病と、蝶々さんとの愛憎がメインで、見応え十分でした。
やはり、これだけ「濃い」絆に、紳士的でスマートな田淵くんが入ってくる余地はありませんでしたね…

求む、DVD化ですっ

今日は、毎日楽しみにしていた「カーネーション」の糸子さんも亡くなってしまって、
明日はついに最終回
半年間、糸子さんと駆け抜けた気がして、私自身にとっても変化の多い半年間だったので、
余計に感慨深いです。ドラマとして、本当に面白かったですし

こちらはDVDもすでに売り出されていて、一瞬買おうかどうしようか迷ってしまいました
とりあえず、オンデマンドにまた加入して、最初から見直す、というのも一手かなぁと思っております

面白いドラマが次々と終わってしまって、残るは「平清盛」くらいですかね…
来クールで何か面白いドラマが始まってくれるとよいのですが

とりあえず、「鈴子の恋」が見たいよー

ミュージカル「ジキル&ハイド」 感想

2012-03-26 | ミュージカル観劇記
久しぶりに観劇してきました
観に行ったのは、日生劇場で上演中の「ジキル&ハイド」

この作品、鹿賀丈史さまの主演の時に2回観に行きました。
とにかく美しいメロディーと、哀しく、深いストーリーが好きで、
好きなミュージカル作品を5つあげろ、と言われれば、絶対この作品は入れる
というほど、好きな作品です

なので、石丸幹二・濱田めぐみ・笹本玲奈、という歌うまい3人で再演されると聞き、
観に行くのを、とても楽しみにしていたのです

だが、しかし…
何かが足りないんですよね、今回の「ジキル&ハイド」には。
確かに、歌は3人ともすごく上手いですし、石丸幹二さんの演技には問題がないはずなのです

濱田さんに色気が足りないのか、と言えば、マルシアと比べればそうですが、
でも、十分に魅力的なのです。
特に、「新しい生活」を歌う濱田さんは少女のようにピュアで可愛らしいです

そして、笹本玲奈さんはさらに歌のうまさはパワーアップし、
何だか母性すら感じさせる深い愛でジキルを包む、エマを好演されていました。

脇はどうかと言えば、吉野圭吾さんのアターソンも、禅さんとはイメージが違いますが、
控えめに演じていらして、これはこれでアリだなと。

私の密かに大好きな俳優さん、畠中洋さんのストライドにも言及しておくと、
役柄としてはひどいですが(笑)、アンサンブルで歌う「嘘の仮面」の冒頭の部分を、
ぱーんっと歌い出して、さすがっと思いました。

吉野さんと畠中さんは二人とも体の動き、切れがいいので、
アンサンブルに混じって踊っていても目を引きます。
そういう意味でも、この二人も大活躍でした

色々問題視されていた中嶋しゅうさんも、歌については、
まあ、仕方ないかなと思えるレベルだと私は思いました。
あとは、貴族に全く見えなかったのが、残念と言えば残念でしたが…

では、何が足りないのか?
もっと簡単に言えば、なぜ今回の「ジキル&ハイド」では泣けなかったのか?

考えてみたのですが、石丸幹二さんと濱田めぐみさんの歌には、
歌からはみ出すほどの「感情」のうねりが感じられないのが原因かなと思うのです。
きれいにまとまるだけでは、この「ジキル&ハイド」という芝居は、感動的にはならないんだ、
というのが私の一応の結論です。

鹿賀さまは、時にこちらを引きづり込むようなパワーで、ジキルとハイドの苦悩を表現されていました。
石丸幹二さんも悪くないのですが、彼が歌に入り込めば入り込むほど、
役としての気持ちの方は置いてけぼりになっている印章は否めなかったのです。

どうしても、鹿賀さまのCDを聞きたくなってしまう、というのが今の正直な気持ちです

田中幸太朗さん

2012-03-21 | ドラマ
は、ちょっと気になっている俳優さんです
私が、一番素敵だなぁと思って見ていたのは、

大河ドラマ「風林火山」の香坂弾正役

内野さん演じる勘助の後ろで、船を漕いでいた青年が、
いつの間にか武将に取り立てられて、勘助の身の回りの世話をしていたリツを娶り、
何となく、勘助の「娘婿」みたいな形に収まる、という役所でした。

これだと何だかよく分からないかもしれませんが(笑)、
とにかく、知的な武将、香坂弾正役がとてもお似合いで、すごく素敵だったのです

その後は、昼ドラの「ラブレター」に主人公の相手役で出演され、
彼見たさで、何度か録画して見てみたものの、話について行けずにリタイア…

今年はまた大河ドラマ「平清盛」に出演されているのですが、
名もなき武士の役で、かなりがっかりしていました…

と、思っていたら、またしても昼ドラで発見したのです
現在放送中の「鈴子の恋」

ミヤコ蝶々さんの一代記をもとにしている、ということで、
ストーリーは面白いですし、主人公の鈴子役の映美くららさんも魅力的

もうそろそろ終わりですが、何とか、最初の方も見てみたいなぁと思っているところです。

ちなみに、田中幸太朗さんの役所は、「夫婦善哉」のプロデューサー役。
今ちょっと鈴子といい感じになりかけているので、今週は目が離せません

田中さん、七三なのに、めちゃくちゃ爽やかで、あのチャーミングな笑顔も健在で、
また私の中で、田中幸太朗ブームが到来しそうです(笑)

「山はどうしてできるのか」「雪国」

2012-03-17 | 
本を2冊読み終えました。

まずは、講談社ブルーバックスの「山はどうしてできるのか」

久しぶりの科学系の新書で、よく分からないところも多々ありましたが、
おおむね楽しく読めました。

山がどうしてできるのか、という視点から、地球の地殻変動の最新学説を、
できるだけわかりやすく解説してくれる一冊です。

地震関連で、プレートや断層の話はよく耳にするわけで、
そういう聞きかじった知識をまとめるのにもよい本かもしれません。

もう一冊は、川端康成の「雪国」
川端康成は「伊豆の踊子」「古都」「山の音」「千羽鶴」あたりは読んだのですが、
そういえば「雪国」がまだだったなぁと思い、手に取りました。

が、あんまり、おもしろくなかった…
確かに文章や表現は美しいですし、印象的な描写も多いのですが、
いかんせん、ストーリーが… あと何回か読んだらすとんとくるのかもしれませんが…

ということで、やっぱりお気に入りは「古都」と「山の音」あたりですかなぁ。

ミュージカル動画

2012-03-09 | ミュージカル動画・記事他
久しぶりのミュージカル動画です

まずは、『ジキル&ハイド』ダイジェスト映像


石丸幹二様、長髪似合わないですー
今度、見に行く予定なので、どこまで「狂気」を表現されるのか楽しみです

それにしても、石丸&濱田ペアはかなり安心できるキャストですが、
鹿賀&マルシアペアのディープな世界も好きだったので、ちょっと心配なところも。
とにかくこの二人は濃かったので、物足りなく感じてしまうかも…
ともかく、見に行くのが楽しみです

こちらは、藤岡正明さんの「One Song Glory」


素晴らしすぎる歌声です
これを生で聴けたのは本当に幸せだったなぁ
動画で聴いてももちろん素敵なのですが、
藤岡さんの生歌は心にまっすぐ入ってきて、ぐっとつかんでくるような、ものすごい歌声なんです。

今度は、懐かし映像。


昔の「レ・ミゼラブル」(たぶん初演)のドキュメンタリーです。
山本耕史さんのガブローシュに密着しています。かわいいっ
ついでに、野口五郎さんの「カフェ・ソング」も聴けます

次回の「レ・ミゼラブル」公演はどうなるんでしょうかねー こちらも楽しみです。