ミュージカルな日々

ミュージカル好きの私が、観劇・映画・ドラマ・音楽・本の感想を書きつづるブログ、になる予定。

ダンス オブ ヴァンパイア@博多座

2009-10-31 | ミュージカル動画・記事他
またまた動画漁りをやってしまいました

今日は久しぶりに祐一郎さまで検索

「ダンス・オブ・ヴァンパイア」が堪能できる素敵なPR動画を発見しました



博多座なので、浦井君がいないのが残念ですが、とっても楽しい映像です

ヘンリー六世 舞台稽古動画

2009-10-31 | 浦井健治さん
いよいよ「ヘンリー六世」が始まっていますね

27日には舞台稽古の動画がアップされていました
ヘンリー六世 公式HP

当日券の状況はチェックしてみたのですが、完売している日もちらほらあって、
ちょっとやばいかも

三部全部は無理でも、何とか第二部あたりを観にいけないか、思案中です

レ・ミゼラブル~2回目~

2009-10-28 | ミュージカル観劇記
早速2回目行ってきました

10月27日ヨル公演です。

当日券でM列と喜びましたが、さすがに一番端っこ(舞台向かって右端)は見にくかったです(笑)
ま、普段と全然違う角度で見るのも面白い体験でしたが

キャストは以下の通り(敬称略)

ジャン・バルジャン 別所哲也
ジャベール 岡幸二郎
エポニーヌ 新妻聖子
ファンティーヌ シルビア・グラブ
コゼット 神田沙也加
マリウス 藤岡正明
テナルディエ 安崎求
テナルディエ夫人 森公美子
アンジョルラス 原田優一

まず、今回のMVPは、新妻さんです
オン・マイ・オウンが、とにかく素晴らしかったです。
藤岡マリウスとの絡みも、切なさ一杯で、とってもよかったです

藤岡さんは、若干声が疲れてたかも
でも、恋に突っ走るマリウスをキラキラ演じてました

ブリュメ街のシーンでは、エポを抱き上げてグルグル回した後、見事によろけて、
さらに華麗に(?)柵を乗り越え、ひらりと着地した直後、再びよろよろ(笑)

恋に突き進む姿を力一杯演じて、ちょっと力余っちゃった感じでした
それとも、ちょっとお疲れかしら…

歌は、台詞的な歌がすごくよくなったように思います

あと、一幕最後の民衆の歌
コーラスに混じっていても、くっきりと彼の歌声、
巡り逢えたのに~という声が聞えて来るのです
これには、さすがだなぁっと思いました

いかんいかん、やっぱり藤岡さんが長くなってしまう

では、岡ジャベールと安崎テナルディエ。

この二人の共通点…とにかく歌が巧い
二人とも、色んな色の歌声を持っていて、それを巧みに使い分けながら
色鮮やかに表現していく、そんな印象を持ちました。

でも…結論を言ってしまうと、私自身は、
今ジャベール、三谷テナルディエの方が好きです。

理由は…
まず岡ジャベールは、強そうなんです。

今ジャベールには、人間的な弱さ・哀しさがあって、
私はそこに心惹かれた訳です。

安崎テナルディエは、最下層の人間には見えないのが難点
下水道のシーンで、まあるい月が、見下ろす、だ~け~
っと歌い上げると、もう見事な芸大的ノーブルになっちゃう(笑)

なので、三谷テナルディエに一票です

さて、忘れちゃならない別所バルジャン

彼を帰してが素晴らしかったです
美しい歌に、うっとり聞き入りました

ただし!私は橋本バルジャン派を宣言します(笑)

歌に少々難があっても、ナチュラルで細かな演技の橋本さんの方が、
これまた、全くの好みの問題として、私は好きです

と、いうことで、
実は期待して行った割りには、イマイチ乗り切れなかった今回の観劇でした

おっと、最後に、今日の大収穫を忘れてました

原田アンジョルラスとアンサンブル(フイイ)の石井一彰さんです

原田アンジョは最初、声が弱いかなぁと思いましたが、
発声がいいから、広がりのある声だし、
バリケードのシーンの最後で、自由をこの手に~
と歌う声が、ストレートにこちらの心に入って来て、胸が詰まりました

それと石井さんは群を抜いて上手かったです
「ミス・サイゴン」のトゥイで拝見して以来、気になる俳優さんでしたが、
今回はまったくノーマークで観劇。

アンサンブルで上手い人がいるなぁっと思ったら、石井さんでした
マリウスか、アンジョか、もっと大きい役で是非活躍してほしい俳優さんです


富士山

2009-10-28 | 日記
いつも利用している電車から、富士山が見えました
今シーズン初です

かなり距離があるので、空気の澄んだ冬の間だけ、
雪を被った美しい富士山が見えるのです

毎年楽しみにしているので、台風のおかげで今年は早く見られて嬉しい限り
横浜や箱根から見るのもよいけれど、遠くに見える富士山を探すのもよいものです。

それにしても、富士山はやっぱり美しい

私の好きな山(主に独立峰)ランキングは九州に偏ってて、
形の美しさで言ったら鹿児島の開聞岳が一番だし、
火山としてのダイナミックさと錦江湾に浮かぶ姿の美しさからすれば、
桜島も捨て難いですが、
やっぱり、富士山は別格ですっ

レ・ミゼラブル

2009-10-26 | ミュージカル観劇記
「レ・ミゼラブル」10月25日ヨル公演を観てきました

キャストは、(敬称略)
ジャン・バルジャン 橋本さとし
ジャベール 今拓哉
エポニーヌ 坂本真綾
ファンティーヌ 山崎直子
コゼット 神田沙也加
マリウス 山崎育三郎
テナルディエ 三谷六九
テナルディエ夫人 田中利花
アンジョルラス 松原剛志

でした

今回は、私が選んだ日ではなかったので、
お目当ては、せいぜい橋本さんくらいだったのですが、
演技のできる方の多いキャスティングで、しっかり感動&泣かせていただきました

橋本さんは「ジェーン・エア」以来、気になる俳優さんランキングのかなり上位に食い込んでいる俳優さんです

今回も、細やかな演技に泣かされ、
かっこいいたたずまいには、うっとりして(笑)、
やっぱり、このミュージカルの主役は、バルジャンなんだなぁと実感しました

特にプロローグ。
オープニングの自由なのか~っの一声から始まって、
ジャン・バルジャンは死んで、生まれ変わるのだ~っのところまで、
演技の力で、一気に魅せられたのは初めてです

あと、今さんも素晴らしかったです
前に拝見した時よりも、演劇的に進化しています

バリケードで、バルジャンと睨み合うシーンは、二人の背後に学生がいるのに、
この二人には、お互いの姿しか見えていない、という緊迫感が、こちらにもひしひしと伝わってきました。

それと、三谷テナルディエ、すごくよかったです
狡猾さと、下品さを見せつつ、でも、軽やかで滑稽な演技
歌もばっちりだし、田中さんのテナルディエ夫人もとってもよかったので、
夫妻のシーンは、とても楽しませていただきました

坂本エポ・山崎マリウス・神田コゼットは、まずまず。

坂本さんは、若干細いですが、とても綺麗な歌声なので、私は結構好きでした。
特に「恵みの雨」は、エポの健気さが出ていて、よかったです。

山崎マリウスは、歌には安定感があって、演技は若々しいエネルギッシュな感じ。
とっても素敵なマリウスさんでした

神田コゼットは…演技はうまいし、すっごく可憐
歌は、まぁ、細いし、不安定だけど、まぁ、本っ当に可愛いから許しましょう(笑)

地味かなぁと思ったキャストでしたが、すごくよかったです。
今まで泣いたことのないようなポイントで、涙がこみ上げてきて、
エンディングでは結局ハンカチを握りしめていました

終演後は、「みんなで歌おう、ABCカフェ」と題したファン感謝イベントのおまけ付き

気持ちよく、レッド&ブラックと民衆の歌を歌って、
大満足で帰ってきました

でも、一回行ってしまうと、やっぱりもう一回行きたいっ
ということで、二回目を計画中
今度は、絶対藤岡さんは外せないっです(笑)