森のなかまと楽しい10Holes

手のひらにすっぽり隠れてしまう小さい楽器10Holesについてボチボチと

名もなきいにしえの9LED 懐中電灯

2020-06-14 17:33:20 | フラッシュライト
胸ときめく子がやってきました。

会社近くに100均があることが判明。仕事を終えていくと既に閉店。先日「今日帰るから」と早めに残業を切り上げようやく閉店まぎわに駆け込みました。蛍の光が流れるなか単4電池3本でLEDが5個付いている懐中電灯を探します。ない。。進化しすぎています。あるのはボタン電池を使うものくらい。。

ということで、ネットを検索します。。こういったちょっと前のものを見つけるときは楽天なんかのほうがショップ在庫があったりします。。随分後の方になって。。うん?。。今目をかすめた子は。。。好みだけれど。。。一本1000円越え。。あれ?1本220円というところがあります。送料は溜まったポイントで。どうせなら5人来て頂くことにしました。多分単4電池3本もの全盛期の頃のもので造りはそれなりに良いと踏みました。


うーん。ヘッドのザクリとえぐったアンチローリング、ボディに多めに切られたなーリング。かっこいいです。


「箱なし」とありましたので傷だらけかと思いましたが1本ずつプチプチに包んでくれたりと手厚く梱包してくれました。


まぁ。。怒る人もいるかもしれませんがSurefire E1 GMを思い出しました。並べると全然違うけれど(笑)こっそり「何か通じるものがあるのか。。な?」と思うのは自由でしょ?


スイッチ。100均のものより硬めでラバーブーツは確り厚みがあり安っぽくないんです。今でこそコストはかけられないようなスペック。「単4電池3本。LED9灯で明るい!」が売りだった頃なので、意外にもゴージャスなガワなんだと思います。


ほーれ(笑)


単4電池3本ファミリー。左から今回の子。数ヶ月前100均にあったもの。最近でも置いてある9LEDの樹脂製懐中電灯。


ネジ切りは結構ざらついていますがワセリンを塗って数回クネクネと回してテイッシュでふき取るとスムーズになります。スイッチ側のみ防水用のOリングが付きます。「最初からクネクネフキフキしていないので⭐︎マイナス1です」とレビュー欄に書くような方は避けた方がよいでしょ。

単4電池3本で使います。でも9灯もあるので長々使うのなら前回やっつけで作った筒で18500, 18350充電池を使うことを念頭においています。


久しぶりに登場のギンちゃん。「あれ?オサカナはどうしたの?」とは尋ねないで察してください。


時空の壁を突き抜けギンちゃんを捕まえたつもりのトラちゃん。銀色のウネウネに絡みつかれています。この銀色。。。ギンちゃんではないですよ。。


左がオリジナルです。右が暫定対処版(多分このまま正式採用に)です。
トラちゃんが絡みつかれていたのは基板を押さえている座金みたいなものです。おそらく圧入されているのかと思います。そして、基板の接点と触れることによってボディを伝わって電気が流れます。

ネジ式でないので外すの厄介。。。といいますが無傷で外せるものなのでしょうか?分解の過程でパーツを破壊するのは何気にブルーになります。でも進みます。グニャグニャになってしまった座金の代用品を考えないといけません。

基板を押さえて。。。電気を流して。。。。


緑のリード線を出したところ。。ここに座金が当たってボディと接触することで電気を通します。


リード線の先には制限抵抗。。並列でつけて1/2にしました。


掃除していたら見つかった10年以上前の発砲ポリエチレンを内径より少し大きめにドーナッツ状に切り出しました。


キツめのトーナッツとヘッドの間に抵抗器のリード線を差し込み接触させます。でも。。ちょっとナメすぎていました。接触がよくありませんでした。


というわけで、前回切り出した残りの真鍮板に抵抗器を半田付けし接触面積を大きくしました。今のところ不都合ありません。

ちなみに。。。


こちらは今も販売されている100均の9LEDの懐中電灯。黄色いボディです♪


この子は座金がこんな風になっています。座金の後ろにはバネが入っていて基板の端子と接触しています。座金を押しながら回すと取り外しができますのでパーツを壊すことなく分解できます。しかしボデイは樹脂製なので電気は流れません。


なので、スイッチから鉄板が伸びてネジ切りの縁に先ほどの座金と接触するような仕掛けがあります。電池を抜いた状態でスイッチを押すとペコッと鉄板ごと前に押し出されます。

よくできているのですが、制限抵抗をカマスのに結構手間なのと5灯くらいがちょうど良いかな。。と思っているのでこれまであまり9灯には手を出さずにいました。今回の子を見つけるまでは。。。

しかし。。なだか。。ギンちゃん。美食探偵 明智五郎で明智五郎の前に現れ姿を消すマリアみたいになっています(笑)


さて9灯。どんなふうな感じになりますでしょうか。


オリジナル。YUJILED 560K 45° x8 + センターに3200K 60°。

オリジナルも同じ電池を使って撮影しました。制限抵抗なしです。気持ちが良いくらいの青い光。明るさだけみても10年。いや20年のLEDの進化を目の当りにします。

4.17Vの実測で1個あたり27mA流れていたので結構攻めたセッティング。なんとなくマシンハヤブサのV3エンジンを思い出しますが。。LEDの場合オーバードライブすればするほどイケナイ方向に転んでしまいます。決してエメラルドグリーンのイグゾーストは出ません(通じる人どれくらいいるんだろう)。

とはいえ電圧低下。。またはニッケル水素充電池1.2V x 3 であれば巡航クルーズです。3.8Vまで下がるまで3時間ほど使いましたが発熱もほとんどありませんでした。でも少し電流を下げたいところです。

うん。かなり気に入りました。


吐き出す光もかなり気に入った上にガワのルックスも上々です。しかもあと4つもあるんです♪


前回紹介した21LEDとネジ切りに互換がありこんな風にもしてみました。結構いいかも。。


今のところ分解時に座金のようなもがグニャグニャになってしまいうので、基板の固定と導通を確保をスマートにできれば良いのですが。。。とりあえず一本作れました♪

それでは!

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