森のなかまと楽しい10Holes

手のひらにすっぽり隠れてしまう小さい楽器10Holesについてボチボチと

EagleTac PN20a2

2012-06-10 18:46:59 | フラッシュライト
ペンライトなのに。。なんだか勇ましいカンジが可愛らしいPN20a2♪

日曜日は晴れましたが関東も昨日梅雨入りしたそうです。夜がそれほど蒸し暑くないのが救いです。如何お凄しでしょうか。

本日は EagleTac社のPN20a2 を紹介します。
2AAA(単4電池2本)で 22/100 OFTルーメンの2モードを持つペンライトであります。
やんちゃな存在感とNeutral Whiteが選べる事から前々から狙っていたのですが長いあいだ品切れしていましたが、ちょっと前にホルキンさんに入荷したので購入してみました。

ヘッドを緩めるとGeneralモード、締めるとTurboモード。点灯はおしりのスイッチで行うという「こなれたUI」です。


スイッチは半押しで間欠点灯が可能なタイプです。カチンと押し込めば常時点灯になります。
スイッチの感触は僅かに固めでゴムも確りとしていてフニャフニャしていないので安っぽさを感じません。なかなか良いのであります。


エミッタはCree XP-E R2。Cool WhiteとNeutral Whiteの2色が選べ森のなかまは色温度が低いNeutral Whiteを選びました。パッケージには4300Kと謳われています。
LEDそのものは137ルーメンを吐き出しますが、リフレクタや風防を通して最終的に出てくる光の量では 100OFT(Out The Front)ルーメンだそうです。

Generalで6時間、Turboで1時間のランタイムで定電流調整器なる回路により初期照度を保つそうです。正直「2AAAのペンライトでそこまでするんだ」と結構感動します(笑)

メーカーサイトによるとリフは樹脂にアルミを蒸着したものではなくアルミを削り出しものだそうです。どちらでもそれほど性能に影響するわけではないのですが「エイッ」とゴージャスに作ってしまうところは勢いのある会社ですよね。

それほど浅くはないオレンジピールリフ(OP)と小さなLEDなので凄いスポッティなのかなぁと思っていたのですが。。

 
左がGeneral, 右がTurboモードです。Low/Highと言ってもいいのですが。。

思っていたよりも結構広いスポットです。パターンも綺麗です。
手元用としてはGeneralでも正直眩しいぐらいなのですが、22ルーメンよりも明るいペンライトが売れていますので世の中のニーズ的にはマッチしているのかと思います。
足下を照らすにはGeneralでも十分であります。

 
同じ露出でGenerarl/Turboを撮ってみました。反射光で周囲が明るくなっていますがTurboの方が明るいですよね。さすが100ルーメン以上といったところでしょうか。
屋外でGeneralからTurboに切り替えると「くぃーん」と光が伸びるのはなかなか気持ち良いです。
周辺光も結構ありバランスのとれた配光でありながらも結構遠方を照らす事ができ、これが本当に2AAAから吐き出される光なのかと驚いてしまいます。


その昔は違ったらしいのですがクリップはガチョーンとはめ込むタイプです。結構柔らかめです。
森のなかまはクリップを殆ど使わないので外してしまっても良いのですが、転がり防止に付けています。

外す時はクリップの根元をもってグイッと引っ張ればおしまい。
よく「傷つくんでは?」と言う方もいますがHA3処理された表面はそんな事では傷ついたりはしません。こすれた跡ができても拭うと綺麗さっぱりです。。。と仮に傷がついてしまっても何も保証できませんが。。


ヘッドとボディのネジ切り部です。とても綺麗です。
購入前に調べてみたのですが、結構ザリザリしているので何度が回してバリをとらないといけないみたいな事が書かれていたのですが、手元に届いた個体は全くそんな事はありませんでした。むしろ良い部類だと感じました。
色々楽しもうと思っていただけに、ちょっと拍子抜けです(笑)
いろいろと改良されているんですね。


電池の入れ方を示したアイコンだと思うのですが、コレだけ見ると一瞬何だか分からなくなる方もいらっしゃるかもしれません。

正解は「電池のプラス側をヘッドに向けて入れろ」という事なのですが、電池の絵を見ると(殆どないのですが)もしかして「プラス側から入れてね」と言っているのではないかと勘違いされる可能性があります。

この絵がボディと平行だったらこんな事は思いもしないのですが。。そもそも電池の絵は無い方が勘違いしないのではと思ってしまうのであります。
アイコンUIというのは難しいですね。


細くて胸ポケットやペンケースに入ってしまう2AAAペンライトは非力に思われるかもしれませんが、なかなかどうして侮れないのであります。

拡散光がとても美しい2AAA Eiger、細かいところでアラはありますが高演色LEDを使いながらも驚きの安さのLU-185とそれぞれ個性があります。
PN20a2は姿こそミリタリーちっくでありますが尖ったところもなく、日常使いでも高い次元でバランスの採れた優等生といった印象であります。
失礼な言い方かもしれませんが、思っていた以上に良いライトなのでちょっと驚いています。

実店舗で販売されていることもなくネット販売に限られ(多分)、ホームセンターや電気屋さんで売られているペンライトに比べると高いですが、いろんな意味で良質なペンライトをお探しの方は是非検討してみて下さい。

それでは!

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