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まとめ:ハーモニカのお手入れについて
まとめ:ハーモニカの調整について

申し訳ありませんが現在ハーモニカ調整に関する技術的な質問にはお答えしておりません。質問して頂いても無視することもありますので予めご了承ください。

TROIKA Torch TURN ME ON

2020-06-28 16:59:39 | フラッシュライト
なかなかシックな懐中電灯です。

Google検索でいらした方へ。「Troikaでは一番安い光り物のターンミーオンってちゃんと使えるの?」と調べられたのかもしれません。

この記事は自分好みにちょっとだけ手を入れることが目的になっているのであまりお役にたてないかもしれませんのでご了承ください。また製品特徴であるシリコンバンドも取り替えてしまっていたりします。

商品自体は特別優れていることもなく普通に使えると思います。森のなかま同様デザインが気に入ったのであれば是非お使いになってみてください。


Troikaというドイツの会社(日本にも代理店があります)。かわいらしいキーリングや小洒落たケース等を出しています。。プレゼントとかに迷った時にチラ見したりします。
妙に光り物も多く、中国や米国の懐中電灯専門メーカとは異なるデザインのものがあり前から興味がありました。

結構いいお値段がするものが多いのですが手を出しやすいものがありましたので色違いで2本購入してみました。

ターンミーオン 赤
ターンミーオン 黒

普段なら手を出さないLR44というボタン電池3つを使うものです。


というのも。。。先日飛び込んだ100均に欲しかった単4電池3本を使う懐中電灯がなくボタン電池を4つ使うものを購入し。。「5mm砲弾LEDを使う懐中電灯はボタン電池を使うものくらいしか残っていないんだろうなぁ」という時流に流されてみるのも悪くないかな。。とやや斜めですが前向きになってみました。


感じ方は人それぞれですが、落ち着いたかんじの洒落たデザインだと思います。
一直線のただの筒のようにも思えますが。。


微妙なテーパーがあったりして野暮ったくないのであります。
ヘッドを締めると点灯。緩めると消灯。複雑な調光などもありません。単純でいいですよね。


防滴を確保するためのOリングがちゃんとついています。ネジ切もそこそこしっかりしています。時々ネジの汚れを拭き取り、ネジとOリングにワセリンをつけておくと動作もスムーズになり長持ちしますよ。

あとボタン電池は出っ張ってる方がマイナスです。この子はヘッド側にでっぱりが向くように入れます。説明書を捨ててしまうと「あれ?どっちだっけ?」の時にお役に立てれば幸いです。


ビローンと出ているのはシリコン製のバンドです。

「トラちゃん。ぜーんぜーんあぶなくないよ」
「なんにもおきない?」


なんにもおきましたね。。。シリコンバンドを潜らせるとパイプ類に固定できるのであります。メーカの写真を見ると自転車やベビーカーのハンドルに取り付けて使うことをアピールしていましたが、前方照射目的には少し暗いですしボタン電池だと心許ないかもしれませんが、キーチェーンライトとしては十分な能力があります。


シリコンバンドはこんな風に出ています。なかのスプリングを出して外側から楊枝のようなようなものでエイエイ突っつくと取り出せます。


スプリングは押し込まれているだけですのでピンセットなどで簡単に取り出せます。


取り出すとこんなかんじです。ボディの穴をぴったり塞いで防滴の役割もはたしています。なので紐を取り替えたりすると防滴性はなくなります。ついでに多分メーカー保証もなくなります。


とはいえ、森のなかまはこんな風にお気に入りの紐と取り替えてみました。ループにして片結びにするとお団子が大きくなり、スプリングの接触を邪魔するので両端を片結びにしたものを針金などで通しました。世の中たのしい組紐とかありますから、そういったものに取り換えると楽しいかと思います。


単4電池と単4電池1本を使う懐中電灯との大きさの比較です。ボタン電池を使うものとしては劇的に小さいものではないことがわかります。多分デザインと使いやすさを優先したんだと思います。


こちらは100均のボタン電池が1個多いものとの比較です。


森のなかまが好きな5mm砲弾LED。もちろん高演色YUJILEDに取り替えます。


ヘッドの内側をみます。基板を押さえている銀色のリング(リテーナーリング)は圧入ではなくネジ式でした。壊さないで分解できるのでうれしいです。


普通のペンチは「握ると閉じる」ですが、世の中には「握ると開く」スナップリングプライヤー「軸用」というものがあります。これをリングの内側にいれて握るとリングを内側から固定して回すことができます。


難しいことが何も無いありがたい構造です。


いつものことですが。。色々挟まれたりして疲れてしまったトラちゃん
この間にLEDを取り替えてしまいます。ちゃんと点灯しました。めでたしめでたし。。すると。。ギンちゃんがなにやら指差します。


今度はビヨンビヨンのスプリングが引きずり出されています。。

LEDを光らせるのには3Vくらいの電圧が必要になります。単3電池1本の懐中電灯は電圧を上げる回路が入っています。電気回路を使わないのであれば電池を直列にして3V以上にするか、3V以上の電池を使えばよいです。

真ん中のは10180というリチウム充電池(最大4.2V)です。LR44ボタン電池x3(4.5V)と同じくらいの高さです。充電池なら電池代を気にすることなくジャンジャンつかえます。

ちなみにLEDを電池と直結すると電池が頑張れるだけの電流が流れてしまいます。LEDは必要以上に電流が流れると熱くなって焼け切れたりしてしまいます。それを抑制するために制限抵抗を入れるのが良いとされています。こちらの方が優しく説明されています。

分かった!100均のLEDライトの改造のポイント【電子工作入門】」トップは「桜香のTrend-neta.com」さんです。

ただ、ボタン電池直列で制限抵抗なしで使えばすぐに電圧降下、流れる電流も減ることからリコール対象となるようなものではないようです。しかしリチウム充電池を使うことをなると制限抵抗をつけたくなります。



というわけで、こんな風にしました。スプリングが予想外に大きかったのでスプリングの内側に抵抗器を入れました。抵抗器の片方をグルグルにして電池と接触。スプリングとの間はプルームテックのシリコン蓋で絶縁しました。
抵抗器のリード線とスプリングを直接半田付けすると縮んだり伸びたりすると外れそうなのでリード線を噛ませました。


無事おさまりました。


オリジナル LR44x3, YUJILED 5600K 30°x3 10180+制限抵抗, オリジナル 10180+制限抵抗

オリジナルのLEDはかなり集光されたものでスポットがピーンと出ています。結構遠くを照らせそうです。森のなかまからすると青白くみえますがうるさいことを言わなければ、これでもよいのではいのでしょうか。

一方YUJILEDのなかでも一番照射角の狭い30°でもこうしてみるとかなり拡散しているように見えます。でも色合いは相変わらず素晴らしいと思います。


もう少し深く掘ってあれば精悍な感じになるんだろうなぁ。。と思ったりしますがそれは懐中電灯マニア故の感じ方なのかもしれません。


ALOXと並べてみました。銀色同士で仲が良いようです。


色々手を入れたこともありますが、愛おしいキーライトになったかと思います。

それでは!
コメント (4)
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