森のなかまと楽しい10Holes

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まとめ:ハーモニカのお手入れについて
まとめ:ハーモニカの調整について

申し訳ありませんが現在ハーモニカ調整に関する技術的な質問にはお答えしておりません。質問して頂いても無視することもありますので予めご了承ください。

秋の空。トリエンナーレ。

2017-10-03 22:49:09 | デフォ
17:04 クレーンって素直にかっこいいと思います。

日中はムシーッとして汗タラタラ。。そしたら。。いきなり北風がピューッで寒くなってきました。いかがお過ごしでしょうか。

ここ最近体調の悪さが続き。。ここは「食」でなんとかしたいところです。。そう。。

肉たべたい。。

というわけで、日没にはいつもの焼き鳥屋さんに入ることを至上命題としてでかけた土曜日の写真となります。お時間ありましたらお付き合いください。


13:24 その破壊力から朱雀vs白虎の戦いのように思えたクズvsヒメムカシヨモギの空中戦はヒメムカシヨモギがクズを払いのけたようです。気を失ってもなお立ち続ける跡部先輩でしょうか。。


ムカゴのようなカタマリが対でできています。そこらじゅうがオニドコロばかりなので、この子もそうだと思っていたのですが。。これは。。ヤマイモなんでしょうね。


190段階段の頂上付近で最近みられるようになった俯きで黄色い花を咲かせるこの子は誰なんでしょう。。と思って手元にあった「色で見分け五感で楽しむ野草図鑑」をパラパラ。。。カラスノゴマと判明しました。この手の俯いた花には滅法弱いです。


森のなかまが俯いた黄色いかわい子ちゃんとムニュムニュしているとワイフが呼び寄せます。そして二人して驚きます。チュッパチャプスぐらいの大きさの毛むくじゃらのコンペイトウのような実。


これがその花なのですが。。。デビル生命力のアレチウリでした。


万国橋の架かる運河では女の子が座って浮かんでいましたが、しばらくすると膝座りでスイスイと移動し始めました。

そういえば膝で思い出しましたが。。仕事で時々重たいものを持ち上げたりするのですが。。最近ようやく腰を痛めない持ち上げ方が身につけました
知らない方は「やっちまったー」となる前に今一度覚えておくとよいかもしれません。


こんどは屋形船の人がたっています。


運河を挟んでボーッとしていると人っていろんな高さにいるもんだなぁと思いました。


フロート式の桟橋。滑り止めのポツツとかリベットとかサビとか見ていると面白いです。


色々な映像鑑賞方法。確かに体勢って見方に影響がありそうです。

3つの会場で行なわれているトリエンナーレ横浜美術館ジャックの地下は既に見学してきましたので今回は最後の会場となる赤レンガ倉庫です。


宇治野宗輝さんの作品。時間がくるとブォーブォーという音とともにあちこち動き出します。稼働する部分にはカメラが取り付けられています。


背景のコイル状のものの映像は作品の稼働部分に取り付けられたカメラのライブ映像のようです。
海を渡ってアメリカからやってきたモノ。本来の用途からかけ離れた立ち位置を与えるとこうも面白くなるのは。。モノも人もちょっと変わった位置でみてみると面白いのであります。


会場内で気になったのがパネルディスプレイを使った展示が結構多いです。こちらはFull HDパネルを4枚「田」の字状にならべた4Kディスプレイ。

ご家庭でもHDMIケーブル1本でも4Kが見られるような時代ですが、4本のSDI信号がHDMIに変換されて接続されています。ご家庭では実現しにくいような色深度やフレームレートに情報量が振られているのかと思います。


昔なんかだと作品の説明くらいにしか耐えられないようなものでしたが現在はコンピュータとの親和性も高くアート素材としても十分な能力を備えているようです。


キャシー・プレンダーガストの作品。ロードマップを黒く塗りつぶし白い点が残されたものがテーブルに並べられています。色な見方で楽しめるのかと思いますが。。


いつも雲を撮るときのように部分的に切り取らせてもらいました。ロケーションと照明がとてもよくて、こういうイベントのコーディネートをしている方は凄いんだなぁと思います。


青山悟さんの作品。といっても右手の作品はおじいちゃんが描いた絵だそうです。そして裏側には。。。少女とは繋がりのないよメディアによく登場する女性が「刺繍」で描かれています。繋がりのないものが表裏で合わさって繋がっていることの面白さは今回のトリエンナーレの「接続」と「孤立」というテーマにつながるのかもしれません。


ラグナル・キャルタンソンさんの作品。巨大なフラットパネルが立ち並び音楽が流れています。パネルごとに一人ずつ。。。中には恋人が隣で寝ていたり(笑)しています。スピーカは指向性が高いのでパネル毎に演奏パートの違いを聞き分けることができます。

この作品自体は同じ建物で違う部屋でヘッドフォンをしながら相手の音を聞きながら作成したとのことですが、インターネットで繋がっている今の世の中であれば地球の反対側の人ともセッションできたりします。
手法自体を目的としてしまうと今となってはそれほど目新しさもないのですが、その先にあるものを感じさせてくれる作品のように思えました。


小西紀行さんの「孤独の集団」。作品の部屋に入ると。。あちこちから。。

「壇蜜の。。。」

という声が聞こえてきます。ふむふむ。。森のなかま夫婦も。。「壇蜜の。。。」と言っていました(笑)

というのも。。日曜美術館で壇蜜さんがこの部屋に入って作品を見てしばらく撮影を中断するシーンがあったからです。かなりの方があの番組を見てらっしゃるんですね。

ある種の現実を高いコントラストで描いているようにも思えます。他の展示に比べ眩しいくらい採光の溢れる部屋のなかで際立っているのが少し怖いくらいに思えました。


小さい小部屋に迷い込みます。飛び出す絵本のように一枚一枚描かれた植物や窓から日が差し込んでいますが、これも全て絵です。
写真には載せていませんが祭壇に供えられた果物や冷蔵庫に貼られてマグネットなども全てが一つずつ描かれ重ねられています。


そして。。この写真もが。。。全て描かれたものでした。

暗くて人も多くてタイトルを見落としてしまったのですが。。全体的にほんのりした作品なのですが、何がこうまでさせるのか?と思うような執念というか。。なんだかとっても悲しさを感じるようで。。それでいて。。やはりほんのりとしていて。。何だろう?と考えて帰宅しました。

調べてみるとドン・ユアン(董媛)さんの「おばあちゃんの家」というタイトルでした。国の政策で区画整理の対象になってしまった「おばあちゃんの家」を作品にしたのだそうです。

世界から消えてしまった部屋をもう一度世界に再生させる。それが音楽だったり物語だったり、絵だったり。。

作品本来のメッセージとはちょっと違うのかもしれませんが。。おばあちゃんの家に立ち寄れてよかったなあぁ。と思うのでした。


16:10 オクトーバーフェストで人だらけでしたので少し人気のないところを歩いてみたくなりました。雲がだんだん面白くなってきました。


穏やかなグラデーションの東の空に白い雲。タグボートの黒がキリリと感じます。


手前が「PL21 こじま」奥が「PLH31 しきしま」。大きい巡視船です。


雲が顔を出していればこんなところも見ていて面白く思えてしまいます。


扇型のインターコンチが目の前に見えます。「あれをみると。。パタンと閉じたくなる」と両手をピシャリと合わせるワイフ。


この季節。空が赤くなる前にネコジャラシがポワポワの毛を輝かす時間があります。屈んだり、しゃがんだりして一番輝く角度を見つけるのが楽しいです。


丘の向こうは横浜港です。こんな風に見えるところがあるんですね。


16:59 雲がびっくりしてポコーンと落っこちている尾流雲。秋の空は変わりやすいというだけに。。いろんな雲がうかんでいます。

さぁ。。お肉♪お肉♪お肉♪

それでは!
コメント
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