森のなかまと楽しい10Holes

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申し訳ありませんが現在ハーモニカ調整に関する技術的な質問にはお答えしておりません。質問して頂いても無視することもありますので予めご了承ください。

sunwayman S10R

2013-10-14 16:58:50 | フラッシュライト
最近ブレイク中のおめでたいクマさん(笑)

日中は暑いですが日が落ちると少しずつ寒さを感じるようになってきました。のどかな連休でした。いかがお過ごしでしょうか。連休明けには今年最大級の台風26号がやってきます

本日は先日「教授を魅了した結晶」を見に上野に出かけたときポケットに入ってきてしまったsunwayman社の新しいシリーズ枠のS10Rを紹介します。ちなみに単3電池を使用するS10AやシンプルなR10A/Rという製品も出ています。詳しい比較はこちらをご覧下さい。


さぁ、さぁ、見て下さい。もういきなり男子っぽくないですか?およそ懐中電灯に興味が無いひとからすると「なんでこんなに気張ってるの?ジャリジャリしてそうだし」と思うデザインであります。エヘヘ~うれしくなっちゃいますね。
以前紹介しましたアーバンなR15Aとは「ぜーんぜん逆」な路線であります。


最近sunwaymanの製品には製品番号の他に名前が付けられる事が多いのですがS10Rには"Shark"が与えられています。V11Rよりもガビガビした握り心地のよさそうなローレットが付けられています。誰しも「鮫はだ」という言葉を思い出すのではないでしょうか。森のなかまもその一人であります。


CR123Aを使用するライトと比較してもこれくらいです。片手で確り操作できるコンパクトなものです。これ以上小さいと操り難くなるかもしれません。ある意味完成された大きさだと思います。


リフレクタは綺麗な拡散が期待で切る凹凸のあるオレンジピールタイプです。


色々とアイデアが盛込まれているヘッドです。

端子には電池のプラス端子の出っ張りを受ける凹みがあり誤って逆にいれても通電しない工夫がなされています。黒い部分は弾性があり電池がガタつかない様にグリップするようです。

銀色のネジ部の内側に金色の電極が僅かに出ています。後ほど紹介しますがS10Rはヘッドをキッチリ締めたときと、僅かに緩めた時に振る舞いが異なります。ヘッドを緩めると内側の電極がボディからはなれた事を検知するようです。違うかもしれませんが(笑)


そして、ヘッドにはアンチローリングのためなのか六角形のナット状のでっぱりがあります。電池を交換する時にヘッドを置いたときは転がりませんが、ボディと接続するとベゼルが大きいためかナット部が接地せずアンチローリングの役割を果たしません(笑)
まぁ、プンプンする人はいるかもしれませんが、なかなか茶目っ気があって森のなかまは好きです。


ボディの奥にはスプリングが見えます。S10Rはスイッチを半押しして瞬断することで調光するライトですので、先ほどのヘッドのダンパーとスプリングで振動による不意な調光を回避していると思われます。


ヘッドのベゼルリングはネジ式になっているので簡単にリフレクタを取り出す事ができます。取り出してどうこうするわけではありませんがバラせると楽しいですよね。男子ポイント高しです。


効率が良いとされるXM-L2が乗っています。ベゼル側にはOリングはないようなのですがお風呂でジャブジャブ使ってみましたが特に問題はないようです。


こんだけ、男子チックな外見をしていて大きいリフレクターを持っているのでさぞかしスポッティでバーンと飛ぶんだろうなぁ。。と思うわけですよね。

   
左からLow:8 Lumens(60H), Mid:80 Lumens (6H), High:185 Lumens (2.1H) / Turbo 360 Lumens(1Hただし5分でHighへ移行)

思っていたよりも日常使いに優しい綺麗な拡散光であります。
太くて滑らかなスポットは長距離を飛ばすよりも手元足下から中距離までを見易く照らしてくれます。
また極端にワイドではないので不用意に周囲を照らしてしまう事なく確りと前方を照射することができます。

見た目は男の子なのに中身は大人なんてズルくないですか?

うんうん。昔クラスにいたよなぁ。スポーツが出来て、馬鹿な事もやるのに話して見ると大人っぽい事を言う。遊びに行くと歳が離れた綺麗なお姉さんがいたりするんですよ。って随分偏った見方をしていますが(笑)


ロケットエンジンの噴射口みたいな形をしたヘッド。今までスッとスマートなタイプが多かったsunwaymanですがこういうモリモリ系もいいですねぇ。

ヘッドをきっちり締めた状態で半押しをするとLow->Mid->High->Low->Mid->High->SOS->Slow blinkの繰り返しとなる調光モードとして振る舞います。
ヘッドを緩めた状態で半押しをするとStrobe->Turboの繰り返しとなるタクティカルモードとして振る舞います。
調光モードでの点灯状態で緩めると必ずTurboになります。
タクティカルモードでの点灯状態でキッチリしめると必ずLowになります。
通常モードにストロボが入っておらず、しかも裏技のようなボタン操作をせずともストロボを使えるというのは素晴らしいUIだと思います。


気に入ってしまったのでちょっと七色遊びをしてみました(笑)

ちなみに、ストロボというのは激しく点滅するものであります。照射している本人も生理的に目を瞑りたくなるようなものです。
一般市民がもしこれを使うとすれば護身用かと思います。夜目に慣れた相手に激しく点滅する閃光を浴びせ逃げる瞬間を作ります。直接相手に接触させるのを待つ必要はなく早めに回避行動に入る事ができます。


エンジンが燃料を喰らい噴射口から排気し始めるイメージで撮ってみました。

このような用途ですから想定されるような状況下で「半押しを3回行うとストロボになります」といったUIは非現実的かなぁと思っています。1回間違えると大抵お隣はLowモードだったりします。これはかなり悲劇であり無駄にパニックに陥るかと思います。


スノードームにブスッっと(笑)。個体差かもしれませんがスカッとした綺麗な白色でした。

緩めて押すだけ。もし間違えて半押ししてもTurboで最大出力を吐き出すUIは「ヘッドを緩める」という操作さえ思い出せれば最大限の効果を発揮できるかと思います。なかなか考えられたUIだと思います。


どこまで効果があるのか分かりませんが放熱用のフィンがありますが、これも「サメ」っぽいですね。


ざらりとしたローレットはV11Rよりも目が大きくなっていてすべり止めの効果は上々です。こうした小さいライトで確りと握れると使い勝手は随分違うものです。


お店で「おまけ」を頂きました。うーん。。どこかでみたキャップにそっくりです(笑)


クリップはどちらにでも挿せるタイプですのでこうやってヘッデン代わりに使えますというのがお約束になっています。


まぁ、あまり気にしないで下さい(笑)


キャップの後ろには国旗のタグが付くのがこの帽子のスタイルなようです。ライトとキャップはなかなか相性が良いのであります。と、大活躍のクリップなのですがいささかゴツくポケットや鞄の中に放り込むのをためらってしまう事もあるかもしれません。


でも安心。クリップはこのようにスライドして取り外す事ができます。好みにもよりますが森のなかま的にはスッキリとしますし、確り握れるのが好みだったりします。


クリップを外してしまえばV10R等に付属するナイロンホルスター等にもベゼルアップで収納する事ができます。必要でしたらこちらで別途購入できるようです(のんびりしたお店なので電光石火対応は望まず、ゆっくり待ちましょう)。


想定外でしたが光を拡散するフィルターFM04を付ける事ができました。もともと軟らかい拡散光なのであまり必要はないかと思いますが「フワッ」と優しい光は手元足下にには使い出があります。


やわらかくソフトな配光はとても実用的かと思います。見た目がちょっと「やんちゃ」なところにギャップを感じるところに面白さを感じられるマニアはもちろん、いざというときに実用的なストロボを備えたS10Rは暗い夜道を一人で歩かれることが多い女性や海外に行かれる方にもお奨めなのであります。
おとうさん、娘さんに一本いかがでしょうか。。って、おとうさんが使ってしまいそうですね(笑)

それでは!

コメント (4)
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