ようこそクッキー 中山本店 

毎日食べたもの、飼い猫のことなどを綴っています。

今日のしろちゃん(病気

2008年04月03日 | ねこ・散歩
今日は、呼吸も幾分以前よりゆっくりになった。
くすりのお陰で、大夫鼻も通るようになった。
でも、相変わらず食欲はなく、肩で息をしているふうで痛々しい。

鼻やあごを拭いてあげようと持ち上げると、骨と皮だけにやせこけた体に胸が痛む。
水を飲んだあとの水滴を拭ってあげたティッシュで、気が付くと自分の目頭も押さえていた。
偶に手を突っ張って伸びをしたり、鼻をぐりぐりこすりつけられたり、たったそれだけなのに
元気になったんじゃないかと勝手に思ってしまうが、冷静に考えるとやはり状況はあまり変わらない。

この猫はもう十数年以上前の話になるが、勝手に家にやってきて自然と飼い猫になった。
実は当初は、いつも2匹で現れていたので、それらを便宜上「しろいの」「くろいの」と区別して呼んでいた。
くろいのは人間に警戒心が強く、決して人に触らせる事も家に上がり込む事もなかったが、
しろいのは恐る恐るではあるけれど、玄関の辺りまで入って来るようになった。
それからは早いもので、ほどなく家族に加わったのだが、名前がその時のままなのだ。
だから、病院での登録名は「しろいのちゃん・雑種」となっている。

2匹は同じ首輪をしていたし、しろは避妊も済んでいたので、どこかの飼い猫だった事は間違いない。
捨てられたのか迷ったのか、それまで歩んできた半生など事情は知る由もない。
初めて見た時の印象は、おおよそ白猫というにほど遠い、薄汚れた灰色の猫だった。
そんな猫でも、期せずして、ボクの飼った初めての猫なので、特別な存在なのだ。

このような出会いであった為、年齢も誕生日も分からない。
それでは不憫だろうと、語呂で4月6日はしろの誕生日と勝手に定めてお祝いもしてきた。
もうすぐ誕生日だから、おいしいものを食べられるようになって欲しい。


最新の画像もっと見る

post a comment