今日は、呼吸も幾分以前よりゆっくりになった。
くすりのお陰で、大夫鼻も通るようになった。
でも、相変わらず食欲はなく、肩で息をしているふうで痛々しい。
鼻やあごを拭いてあげようと持ち上げると、骨と皮だけにやせこけた体に胸が痛む。
水を飲んだあとの水滴を拭ってあげたティッシュで、気が付くと自分の目頭も押さえていた。
偶に手を突っ張って伸びをしたり、鼻をぐりぐりこすりつけられたり、たったそれだけなのに
元気になったんじゃないかと勝手に思ってしまうが、冷静に考えるとやはり状況はあまり変わらない。
この猫はもう十数年以上前の話になるが、勝手に家にやってきて自然と飼い猫になった。
実は当初は、いつも2匹で現れていたので、それらを便宜上「しろいの」「くろいの」と区別して呼んでいた。
くろいのは人間に警戒心が強く、決して人に触らせる事も家に上がり込む事もなかったが、
しろいのは恐る恐るではあるけれど、玄関の辺りまで入って来るようになった。
それからは早いもので、ほどなく家族に加わったのだが、名前がその時のままなのだ。
だから、病院での登録名は「しろいのちゃん・雑種」となっている。
2匹は同じ首輪をしていたし、しろは避妊も済んでいたので、どこかの飼い猫だった事は間違いない。
捨てられたのか迷ったのか、それまで歩んできた半生など事情は知る由もない。
初めて見た時の印象は、おおよそ白猫というにほど遠い、薄汚れた灰色の猫だった。
そんな猫でも、期せずして、ボクの飼った初めての猫なので、特別な存在なのだ。
このような出会いであった為、年齢も誕生日も分からない。
それでは不憫だろうと、語呂で4月6日はしろの誕生日と勝手に定めてお祝いもしてきた。
もうすぐ誕生日だから、おいしいものを食べられるようになって欲しい。
くすりのお陰で、大夫鼻も通るようになった。
でも、相変わらず食欲はなく、肩で息をしているふうで痛々しい。
鼻やあごを拭いてあげようと持ち上げると、骨と皮だけにやせこけた体に胸が痛む。
水を飲んだあとの水滴を拭ってあげたティッシュで、気が付くと自分の目頭も押さえていた。
偶に手を突っ張って伸びをしたり、鼻をぐりぐりこすりつけられたり、たったそれだけなのに
元気になったんじゃないかと勝手に思ってしまうが、冷静に考えるとやはり状況はあまり変わらない。
この猫はもう十数年以上前の話になるが、勝手に家にやってきて自然と飼い猫になった。
実は当初は、いつも2匹で現れていたので、それらを便宜上「しろいの」「くろいの」と区別して呼んでいた。
くろいのは人間に警戒心が強く、決して人に触らせる事も家に上がり込む事もなかったが、
しろいのは恐る恐るではあるけれど、玄関の辺りまで入って来るようになった。
それからは早いもので、ほどなく家族に加わったのだが、名前がその時のままなのだ。
だから、病院での登録名は「しろいのちゃん・雑種」となっている。
2匹は同じ首輪をしていたし、しろは避妊も済んでいたので、どこかの飼い猫だった事は間違いない。
捨てられたのか迷ったのか、それまで歩んできた半生など事情は知る由もない。
初めて見た時の印象は、おおよそ白猫というにほど遠い、薄汚れた灰色の猫だった。
そんな猫でも、期せずして、ボクの飼った初めての猫なので、特別な存在なのだ。
このような出会いであった為、年齢も誕生日も分からない。
それでは不憫だろうと、語呂で4月6日はしろの誕生日と勝手に定めてお祝いもしてきた。
もうすぐ誕生日だから、おいしいものを食べられるようになって欲しい。
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