最近はビールの飲み過ぎが祟(たた)ってか、またしても心なしかお腹の肉がたるんできました。ビールは一晩で500ml缶一本までと自主規制をして、適度に食後の運動を兼ねて動き回る事にしました。昨晩は10時過ぎから散歩をかねてノラ達にご飯をあげにいきました。近所の飲み屋などの人達は意外にノラ猫達には理解があって、ご飯をあげる方もおられます。寿司屋のおばさんに至っては、猫が食べるには余りに豪勢なご飯ばかりあげるものだから、開店前から店の前に猫達が行儀良く列をなしていたりします。決して店内に入っては来ないそうですが、猫を立ち止まって見ていた機嫌の宜しい客がそのまま店へ入って来るなんていう事はあるそうで、ウチの招き猫ですよと嬉しそうに仰っておりました。最近耳にする地域猫活動といわれる試みも駅の反対側ではありますが法華経寺という大きなお寺さんが主導でやってくれていたりします。心強いと共に、ほかの地域に比べればこの辺りの猫達は恵まれているのかも知れないなぁと思いました。
さて、ボクが行くところには大体いつも同じ顔ぶれの奴らが居るのですが、ご飯をあげに来る人が勝手に名前を付けて呼んでいることがままあります。実際には同じ猫に異なる名前が幾つも付けられているかも知れないわけで、笑えます。だってそもそも、どんな言葉を発しようと猫には知った事ではないからです。昔つきあっていてフラれた女の名前を呼ぼうが、咳払いをしようがみんな振り向くのですから。ボクは名前は付けていませんが、何度も会っていると見た目の違いだけでなく、声や性格の違いも自然とおぼえてしまいます。お前、昨日はあっちで会わなかったか?というようなマルチで現れる行動範囲が広い猫もいます。中には気の弱い、或いは要領の悪くていつも食いっぱぐれるヤツも必ず出てきます。そういうのを見ていると、クッキーは今頃恐らくそういった味噌っかすチームだろうな・・などと苦笑してしまいます。だから、たとえまだ先着の猫が食べている途中でも周りで順番待ちしているドン臭い猫に強制的に皿を回してあげたりすることもあります。たまに怒る奴もいますけどね(笑。
街には至る所にえさ場がありますが、昨日も新しい場所を一つ見つけました。猫の関心のある音を発しながらボクが通りかかると、けたたましく鳴く奴が1匹だけいたので気付きました。そこには4匹居ましたが、まあ、何処にでもおしゃべり系の猫は居るものです。ずっとしゃがんで3分程様子を見ていると足がくたびれてきたので地べたに座りました。すると、まだ1歳程度の黒い子猫が興味津々な様子で寄ってきました。寄ってきてもボクはあまり積極的に触りはしません。何故なら、家に帰るとその臭いにポッケちゃんが100%勘付いて怒るからです。モテる男は辛いとはこの事です。右手で触ると怒るけど、左手だとペロペロ舐めてくることがあったので、ひょっとして?と思ったのですが、見事にバレるんです。不思議なものです。ところがその黒猫は身体ごとこすりつけてきます(笑)。
ひょっとしてここの奴らはまだご飯にありついていないのかな?と思いましたが、あいにくご飯皿は既に他のえさ場ですっからかんになってしまっていました。仕方がないのでごはんをとりに家に行ってきました。再び戻った時には3匹になっていましたが、2匹はむしゃむしゃ食べました。もう一匹は車の下にうずくまったまま偶に鳴きますので、ホレ今度は君の番だと皿を差し出した時です。逃げようとして歩き出したのですが、手にも足にも力が入らないのかヨロヨロとしているのです。急にボクが立ち上がったせいか、食べ終えた2匹もビックリしてあっという間に走って逃げてしまいました。同じ方向へその1匹も必死で逃げようとするのですが、おばあちゃんの歩よりもずっとノロく、足を踏ん張る度にミャーと悲痛な声をあげます。
ボクは咄嗟に具合を診る為に近くに寄っていきたい気持ちになりましたが、しかし、思いとどまりました。そいつを捕まえてウチで保護する事も一瞬だけは脳裏を過りましたが、さてそんな事をし出したらキリがありません。また偽善ぶって連れ帰っても・・。今、いたずらに追いかけても何も出来ないのなら、なまじっか何もするべきではないと思ってしまったのです。
猫達がみんな見えなくなってからの帰り道、ちょっとブルーが入った状態で小学校の正門のあたりまで来ると、いつもの奴がすり寄ってきました。こいつはお腹が一杯の時でも愛想が良い奴です。ふとその脇を見ると、ポッケの兄ちゃんが遠征して来ているのに気付きました。こいつも一応は飼い猫なのにどうしてこんなところまで来ているんだよ・・。飲み屋から出て来たフラフラの酔っぱらいが、店の前に見送りに出た年増の女将(おかみ)に大声で何か言っています。「愛しているよ~!だからまた来るね~!おやすみ~っ。」
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さて、ボクが行くところには大体いつも同じ顔ぶれの奴らが居るのですが、ご飯をあげに来る人が勝手に名前を付けて呼んでいることがままあります。実際には同じ猫に異なる名前が幾つも付けられているかも知れないわけで、笑えます。だってそもそも、どんな言葉を発しようと猫には知った事ではないからです。昔つきあっていてフラれた女の名前を呼ぼうが、咳払いをしようがみんな振り向くのですから。ボクは名前は付けていませんが、何度も会っていると見た目の違いだけでなく、声や性格の違いも自然とおぼえてしまいます。お前、昨日はあっちで会わなかったか?というようなマルチで現れる行動範囲が広い猫もいます。中には気の弱い、或いは要領の悪くていつも食いっぱぐれるヤツも必ず出てきます。そういうのを見ていると、クッキーは今頃恐らくそういった味噌っかすチームだろうな・・などと苦笑してしまいます。だから、たとえまだ先着の猫が食べている途中でも周りで順番待ちしているドン臭い猫に強制的に皿を回してあげたりすることもあります。たまに怒る奴もいますけどね(笑。
街には至る所にえさ場がありますが、昨日も新しい場所を一つ見つけました。猫の関心のある音を発しながらボクが通りかかると、けたたましく鳴く奴が1匹だけいたので気付きました。そこには4匹居ましたが、まあ、何処にでもおしゃべり系の猫は居るものです。ずっとしゃがんで3分程様子を見ていると足がくたびれてきたので地べたに座りました。すると、まだ1歳程度の黒い子猫が興味津々な様子で寄ってきました。寄ってきてもボクはあまり積極的に触りはしません。何故なら、家に帰るとその臭いにポッケちゃんが100%勘付いて怒るからです。モテる男は辛いとはこの事です。右手で触ると怒るけど、左手だとペロペロ舐めてくることがあったので、ひょっとして?と思ったのですが、見事にバレるんです。不思議なものです。ところがその黒猫は身体ごとこすりつけてきます(笑)。
ひょっとしてここの奴らはまだご飯にありついていないのかな?と思いましたが、あいにくご飯皿は既に他のえさ場ですっからかんになってしまっていました。仕方がないのでごはんをとりに家に行ってきました。再び戻った時には3匹になっていましたが、2匹はむしゃむしゃ食べました。もう一匹は車の下にうずくまったまま偶に鳴きますので、ホレ今度は君の番だと皿を差し出した時です。逃げようとして歩き出したのですが、手にも足にも力が入らないのかヨロヨロとしているのです。急にボクが立ち上がったせいか、食べ終えた2匹もビックリしてあっという間に走って逃げてしまいました。同じ方向へその1匹も必死で逃げようとするのですが、おばあちゃんの歩よりもずっとノロく、足を踏ん張る度にミャーと悲痛な声をあげます。
ボクは咄嗟に具合を診る為に近くに寄っていきたい気持ちになりましたが、しかし、思いとどまりました。そいつを捕まえてウチで保護する事も一瞬だけは脳裏を過りましたが、さてそんな事をし出したらキリがありません。また偽善ぶって連れ帰っても・・。今、いたずらに追いかけても何も出来ないのなら、なまじっか何もするべきではないと思ってしまったのです。
猫達がみんな見えなくなってからの帰り道、ちょっとブルーが入った状態で小学校の正門のあたりまで来ると、いつもの奴がすり寄ってきました。こいつはお腹が一杯の時でも愛想が良い奴です。ふとその脇を見ると、ポッケの兄ちゃんが遠征して来ているのに気付きました。こいつも一応は飼い猫なのにどうしてこんなところまで来ているんだよ・・。飲み屋から出て来たフラフラの酔っぱらいが、店の前に見送りに出た年増の女将(おかみ)に大声で何か言っています。「愛しているよ~!だからまた来るね~!おやすみ~っ。」
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