ようこそクッキー 中山本店 

毎日食べたもの、飼い猫のことなどを綴っています。

久々にポッケ登場。

2009年10月29日 | ねこ・散歩


今日は朝から歯医者でした。歯に塗ったセメントみたいなのが硬化するまで硬い食べものはダメですと看護師さんに言われました。なのに、帰るなりベビースターラー麺食べたら変な味がして白いのが・・ヤバい(^^; 

飯ネタはお休み。昨晩は中華おこげに挑戦したのですが、おこげが揚げたらボロボロになってしまいました。中国製のおこげでしたが、餅米で出来ているんですね。凄い膨らんで良い感じかと思ったのですが、尽くバラけました。いつかリベンジです。そんなわけで、ネタが無いのでポッケとの散歩写真。

塀の上のポッケの写真を撮ろうとしたら、カタツムリがいました。1cmくらいのチビすけでした。家の前の私道に生えていた花です。雑草というにはあまりに綺麗な花だなぁと思いました。



足下でスリスリしていたポッケが突然壁にアタック。何か動くもの、虫かトカゲでも見つけたのでしょう。どうやら逃げられたみたいで塀の上をじっと見ていました。塀の上にはやはりお探しもののトカゲくんが(^^

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ノラ猫を考える。vol.34(盲目の猫/菅原のじじい3

2009年10月28日 | ねこ・散歩


ノラ猫の話題といっても、実は決して厄介な問題ばかりではなくて、心温まる出来事もあるのです。ノラ猫を追いかけるようになってから、詰まるところ人間そのものを見つめる機会が多くなった気がします。それはやくざであったり浮浪者であったり、ある時は猫嫌いのひとであったり。ノラ猫ブログでありながら何故か人間であるところの菅原のじじいの事を書いてみることにしたのも、ボクの中では自然であり、つながりをもっているのです。
vol.31(菅原のじじい1
vol.32(菅原のじじい2

じじいはこれまでにも、どうしようもなくなった猫をもらい受けては可愛がってきました。ある時は近所の小学生が拾ったトム。10月6日に家にきたからそんな名前にしたということでした。安易ですw。何十匹いた事か。もう先がないので(91歳ですから)飼わないと言ってますが、本当は飼いたいみたいです。画像の猫は上の階の人が最近飼い始めた猫で、殆ど目が見えません。飼い主が日中は仕事のため、帰って来るまでは預かっているみたいです。実質、じじいの部屋で暮らしている子猫です。

ある晩、じじいの家の少しだけ開けた窓のところでひっくり返って遊んでいる猫を見かけました。模様の一つも無い真っ白な初めて見る猫でしたが、すぐに目がおかしいなと気付きました。案の定、猫の顔の前にボクが手をかざしても気が付く様子は全くありませんでした。そうしたらじきじじいが出てきて、目が見えないのだと言いました。たまたまデジカメを持っていたので写させてくれとお願いすると、是非家に上がってくれと言います。じじいの部屋に初めて入る分けですが、まんざら興味が無い分けでもなかったのでお邪魔する事にしました。失礼ながら、靴を脱ぐのを一瞬ためらうようなアパートでした(笑。何故かフマキラーが沢山ありましたが、割とこぎれいにされた部屋の奥の小さな飯台の上に白猫が戻ってきて寝ておりました。

駅の方のラーメン屋の前の穴で拾われたとのこと。母猫や兄妹猫はその穴で泥まみれになってみな死んで、この白猫だけがはい上がってきたところを居合わせた人々で辛うじて助けたのだと言ってました。しかし、後日脚色があり過ぎる事が判明。飼い主が言うには、母猫や兄妹猫は見た事がないとのことでしたw。まあ、保護された事に変わりありませんが、ほとんど仮死状態で連れてきたのだそうです。生後5ヶ月になります。

夜中近くにチビサバちゃんたちにごはんをあげに行く時、よく飼い主とじじいの監視付きで道を散歩しています。目は見えないけれど明かりは辛うじて感じるらしく、チョコチョコ動き回ります。ちなみに名前は・・・ご察しの通り「しろ」です(笑。部屋にお邪魔した折、帰り際に、市川駅前の八百屋で大きなトマトを買ったから一個持っていけと言って下さいました。ありがとう。
(つづく)
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ノラ猫を考える。vol.33(チビサバ一家近況

2009年10月19日 | ねこ・散歩


これまでのノラ猫を追いかけた自分の記事をあらためて読み返してみると、楽しくてもどこかアンハッピーな空気が漂うなぁと思いました。猫という動物は非常にかわいい生き物ですし、そもそもかわいくない猫など存在しませんから、適当に写真でも載せておくだけで十分なのかも知れません。そして、それが出来たら苦労しないハズなのです・・が。

チビサバちゃんの子供ですが、生後まる三ヶ月の10/1にまた一匹居なくなりました。一番活発なオス猫で、鼻の模様からコアラと呼んでいましたが・・。チビサバちゃん自身は食後に家まで来て、少しくつろいでいくことが多くなりました。子猫の里親が見つかれば飼ってあげたい。あと、早く不妊手術をしないと。

昨晩(18日)、残された三匹のうちで一番お母さんにべったりで小さい女の子、通称3号が右後ろ足をびっこ引いていました。車の下で鳴いてばかりでなかなかでてきません。捕まえようにも逃げます。まあ大事に至らないと良いのですが。

3m程の高い木に登っているのは2号です。この子は食欲も旺盛でサイズも普通の女の子。もう一匹の一番でかいのだけがオスです。恐らくみんなで木に登って遊んでいるうちに3号だけ落っこちるかなんかで足を痛めたのだろうと想像しています。
(つづく)
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ノラ猫を考える。vol.32(菅原のじじい2

2009年10月02日 | ねこ・散歩


ボヤ騒ぎ以来、真冬でもこたつ以外は暖房器具を一切使わない生活になり、一応は部屋にエアコンが付いているようですが、使う事もないのだそうです。しかも真冬でも猫が自由に出入り出来るようにと常に窓を10cm程開け放っています。幾ら東北地方と比べれば寒くはないといえ信じられません。でもじじいが言うには、慣れると寒くないだけでなく風邪もひかなくなったということです。

じじいは事件から数日は元気が無いようにも見えましたが、実は当時はあまり私的な会話をした事がありませんでした。また、したいとも思っていませんでしたw。唯一、猫をたくさん飼っているのがうらやましく思った程度のもので。それが、徐々に会話らしい会話、つまり相手のパーソナリティを理解出来るようになったのは、クッキーの存在でした。とりわけ昨年暮れのクッキー失踪事件に際しては、じじいの猫チャンネルにも世話になったことで、本当に優しい人だと救われることも少なくありませんでした。

クッキー捜索には動物を専門とする探偵業者にも依頼しました。12万円@3日がワンクールという高額な支出は堪えましたが、残念ながらそれに見合っただけのサービスであるとは言い難いものでしたので、じき断ってしまいました。ビラ配りやポスター貼りだけの一体どこが専門業者ならではの独自なノウハウといえるのでしょうか?詐欺とまでは言いませんが、今更ながらに憤りがあります。幾ら商売とはいえ、例えば成果報酬制にするとか良心的なやり方はあると思います。まあ、今思うと腹立たしいと共に、単にボクの世間知らずぶりを露呈するだけですのでお恥ずかしい限りではありますが、藁にもすがる思いとはまさにあの時の事でした。同様の境遇にある人は今一度考え直してみるべきです。

業者などに任せておけないと、捜索は自分だけで深夜から明け方にかけて毎日行いました。ただただ寒かったことを憶えています。また、この捜索を通じて予定外のボクのノラ猫ワークが始まったのでもありました。12月の朝方の5時くらいというとまだ暗いのですが、じじいはもう外に出て洗濯物を干したりしています。そこで、クッキーの捜索ビラを見せて尋ねたのが会話らしい会話をする切っ掛けになりました。じじいが可愛がっている猫たちに混じってクッキーがごはんをもらいにひょっこり来る事だって無いともいえないと考えたからでした。

じじいは別棟に住む魚河岸勤めの人にも話をしておこうと言います。その人は会社で余った魚をどっさりと持ち帰って、縁側でノラ猫たちにふるまうのが日課らしいのですが、確かに言われてみるとクッキーがそのノラ猫の群れに混じっていた事があって、強制的に連れ帰った事がありました。そういう事だったのか。

あれからもう少しで1年が経とうとしています。クッキーは帰ってきません。その代わり、多くの別の猫や人と知り合いになりました。
※画像はじじいの家の近くのコンクリート。無数に猫の足跡が・・w。
(つづく)
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