ウチには、これまで紹介した以外にもう1匹、クッキーというオス猫がいました。こいつはボクが溺愛しており、自分に一番なついていたのは自他共に認めるところでした。名前を呼ぶだけで走り寄ってくる様をして、犬みたいな猫と言わしめる程でした。しかし、今から3ヶ月以上も前になりますが、昨年の11月7日に失踪しました。晴れの日は日に数時間だけ家の外で過ごすという生活を丸9年送ってきましたが、忽然と姿を消し、以来帰ってきません。勿論、随分自分でも探しましたし、動物専門の探偵業者にも捜索をお願いしたり、手は尽くしたのですが・・。というわけで、かなりへこんでしまいました。
この捜索は緩やかながら今も継続していますが、それを通じて、今までは考えなかった猫についての思いというものがわき上がってきました。街では沢山のノラ猫たちと会います。それにごはんをあげている人もいますし、追い払おうとする人もいます。駐車場ではボク自身が不審者と思われたり・・。
とにかく色々なエピソードを通じて、人間社会、或いは人間そのものの或る部分が見えてきます。「猫についての思い」は言い換えると、必然的に人間そのものを考察する事にほかならないということに至ります。
ボクはようこそクッキーというブログを数年前から開設しておりますが、ここにもねこのネタは載せていました。(クッキーの生い立ち等もそちらにあります。)敢えてそれをねこネタだけに絞って本プログとして独立させたのには、色々と分けがあります。それは、書きたい事がボリューム的に有るという理由だけではありません。ボクの思いをご察し下さい。世にあまたあるねこちゃん可愛いね~的な内容のものを今は書く気にもならないので、少々過激でも思った事を素直に綴っていこうと思いました。幸か不幸か、このブログはまだようこそクッキーの十数分の一程のアクセスしか無いので、今のうち暴言を吐いておこうかと(笑。でも、本心を綴ることで、クッキーに対する懺悔というか、伝わる事が少しだけあるような・・・ないか・・
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(2009.5.23 転載)